戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。
twitterで見た元航空幕僚長の 田母神俊雄 さんのご意見です。
バブル崩壊の平成初めまでは日本経済は概ね上手くいっていた。日米構造協議が始まり年次改革要望書の交換などで日本ぶち壊しが始まった。その先兵が小泉総理や竹中平蔵氏だった。改革なければ成長なしとか小泉総理が繰り返し言ったが改革でよくなったものなど一つもない。そしてぶち壊しは今も続く。
正に私が寝言のように書いた「日本は米国の軍事保護国」ですから相互の年次計画要望書の内米国の要望書しか通りませんでした。
当時は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の時代でした。その理由は
・創業者がまだ生きていて、企業活動を通じて国や地方に貢献する趣旨が従業員まで浸透していました。
・米国の管理システムを替えて従業員の意見を上部吸い上げるシステム「従業員のフリートキングによる改善活動」や提案制度に替えました。それで前記のような上手くいったのです。
・最初に米国のやり方が持ち込まれたのは会社は資本家のものと言う考え方。
たまたまリーマンショックで日本は大混乱。多くの失業者のために何とか村で失業者の救済活動を横目で会社の幹部。悪いのは会社の持ち主か投資家ですから、自分の所為ではないと思っている??
次に持ち込まれたのは賃金でなく経費扱いにする非正規社員の考え方。
この影響は前より遥に大きくなりました。
数々のトラブルの続発、それを謝る経営者か会社の幹部。前回まで私が属していた三菱系ではトラブルがなかったのに今回は何社もそれに巻き込まれました。その典型的なものが今でも立ち直れない三菱電機。
日本とってに拙かったのは中国の企業の隆盛のため日本企業の位置の相対的の競争力の低下。
その当時米国と折衝に当たったのは小泉さん。郵便制度改革など彼が手を付けたのは全て失敗。
その悪評高い非正規社員の派遣専門の会社の社長が竹中さん。
そして今問題なのは問題だらけの非正規社員問題を解決しようとしない岸田首相。
田母神さんが言いたいのは岸田首相は私の言うように非正規の問題その他を解決しろと思うのですが、明後日の方を向いている岸田さん。何とかならないのですかね。
それにしても私の昔は機器の保全の仕事でなく、軍人出身の田母神さんが年次改革要望書の交換など知っておられるのには驚きました。
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