普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

原発の運転可否の問題(2)

2022-06-13 17:25:33 | 電力、原発

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。

今日見たNHKの発表です。

その中で特に気になる所をマークしています。

国内の火力発電所廃止や休止相次ぎ5年で供給力540万所帯分減

 この夏、7年ぶりに節電要請が行われるなど、国内の電力需給が厳しくなる中、この5年間で火力発電所の供給力がおよそ1600万キロワット540万世帯分、減ったことがわかりました。再生可能エネルギーの普及で採算が悪化したことを背景に、火力発電所の廃止や休止が相次いでいて、専門家は、安定供給に向けて国が、より強く関与すべきだと指摘しています。

 国内では、去年から電力の需給が厳しくなっていて、この夏、政府は大規模な停電を避けるため、7年ぶりに全国で節電要請を行います。
 こうした中、2017年度からの5年間で、火力発電所の廃止や運転休止が相次ぎ、新たに稼働した分を差し引いても、供給力がおよそ1600万キロワット減っていたことが、資源エネルギー庁への取材でわかりました。
 これは、標準的な家庭に換算すると、およそ543万世帯分に当たり、急激な火力発電の減少が、今の電力不足を招いていることが浮き彫りとなりました。
 また、去年以降、発電を始める予定だった主な発電所で建設が中止となったのは13基、合わせておよそ1000万キロワットにのぼっています。
 背景には、太陽光発電が普及する中、火力発電所の稼働率が低下し、採算が悪化していることや、世界的な脱炭素の流れで、二酸化炭素の排出が多い火力発電所への投資に厳しい目が向けられていることなどがあるとみられます。
 国際環境経済研究所の竹内純子理事は「電力の安定供給のためには、太陽光など再生可能エネルギーによる発電が少ないときに、確実に電力を供給する火力発電を維持しておく政策が必要だったが、遅れているのが現状だ。安定供給のための設備投資に、国がより強く関与することが必要になる」と指摘しています。

「私の意見」

 私は前から環境に優しくない場所の太陽光発電や風力発電の禁止と、原子力規制委員会のために無茶苦茶に厳しい制限をパスした原発の使用を勧めてきましたし今でも変わりません。勿論最新の火力、水力、地熱発電も進めるべきです。

 原発に就いては福島第一の反省から殆どの原発は津波の影響のない高所に緊急電源設備を置いています。ただ一つの問題は原発怖いの風評被害です。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治・人気ブログランキングへ

 


原発の運転可否の問題

2022-06-13 10:51:48 | 電力、原発

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。

昨日に引き続きtwitterで見た加藤清隆さんのご意見です。

川内原発2号機が運転再開、ゲート前で「延長反対!原発いらない!」。ならついでに「電気料金値上げ賛成!」「真夏の節電賛成!」「ブラックアウト賛成!病院が停電になっても構わない!」と言ってみたら?

 原発反対の理由に就いて多くの意見の集めたデータがありました。その内一番頼りになりそうな人の意見です。

 原子力発電は終わる方向で進めたほうがいいと思います。これまで私たちは、原子力発電のコストの低さと利便性に甘え、代替エネルギーに無関心過ぎたのです。3月11日以降明るみにでた電力会社の一連の不祥事とずさんさを生んでしまったのも国民がまかせきりで結果やりたい放題にさせてしまったのです。福島のみなさんにも迷惑をかけあらゆる産業にも大打撃を与えました。今度はその補償を血税で賄うしかありません。代償があまりに大きすぎます。今でさえ路頭に迷っているのに、もし同じようなことが日本のどこかでまた起きればこの国はもう終わりといってもいいほどのダメージを受けかねません。ただ、経済活動は続けなければなりません。現在、代替エネルギーの基盤となるものがない以上、原子力発電に頼るしかありません。日本には充分な技術と知恵があるのですから、政府がすみやかに政策を進めるべきです。再生可能エネルギーと言われている風力発電や地熱発電、そして最近は一般家庭にも普及しつつある太陽光発電など、どれかに力を入れてみてはいかがかなと思います。もしくはどうしても原子力発電を推進していくというのであれば、100%の安全性を確保してほしいです。99%でもダメです。今回の津波のように、何が起こるか分からないのが天変地異ですから、大地震が起きようとも火山が噴火しようとも「絶対に大丈夫」といい切れるほどの安全性を求めたいです。

・311の大津波で壊れたのは非常用電源装置が地上の福島第一、何とか生き延びたのは福島第二、僅かの故障で済んだのは東海と津波の被害者の避難場所になった女川。現在は全ての原発は非常用電源装置が津波にやられ無い高い位置にあります。

 拙かったのは政府、国会の事故調査団共に原発運転の経験のない素人の集まり。そのデータの無いまま厳しすぎる言い換えれば安全すぎる規則を作った原子力規制委員会。

 そして民主党内閣が本来安全基準では安全の範囲の1mmシーベルトを避難基準として避難先を拡大させたたこと。その担当者が今反省して自民党で活動している細野豪志さん。つまり先に書かれた人の津波の問題や、規制委員会の厳しすぎる活断層の基準で地震も、噴火の問題もありそうなの富士山と阿蘇山ですが地形の関係で原発に届かないので解決しているのです。

 一番の問題は私が寝言のように毎回書く、今回の場合は原発怖いの空気に流されやすい日本人の問題です。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治・人気ブログランキングへ


「トラックで運べる超小型原子炉」の早期実現を祈る

2022-06-13 06:15:53 | 電力、原発

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。

加藤清隆さんのご意見。

 三菱重工の「トラックで運べる超小型原子炉」は「炉心サイズが直径1m×長さ2m。25年間燃料交換不要」。どこへでも運べて、しかも超安全。重大事故の可能性がないらしい。政府は現在の原発の再稼働とともに、こういう超小型原子炉の開発・生産に力を入れるべき。

と言う記事を見て「トラックで運べる超小型原子炉」で検索してみました。

その一部です。

 三菱重工業が超小型原子炉(マイクロ炉)の開発を進めている。可搬性に優れることから、離島やへき地、災害時の電源として期待できる。想定する熱出力は1MW、電気出力は500kWほど。大まかな比較だが、原子力発電所の大型軽水炉1基あたりの電気出力を1GWとすれば、マイクロ炉は数千分の1。前述のSMRと比べても、数百分の1程度の規模。

 マイクロ炉は、原子力発電所で一般的な軽水炉とは異なる「新しい炉型概念」(三菱重工)という。軽水炉は冷却材と減速材として軽水(普通の水)を使うが、マイクロ炉では使わない。炉心の核分裂で生じた熱は、「高熱伝導体」を介して外側の伝熱管に伝わり、伝熱管内を満たす二酸化炭素(CO2)を加熱する。加熱したCO2を原子炉の外の発電機に送ってタービンを回して電力を生む。

 原子炉と外部を隔てる金属製の「格納容器」は存在するものの、軽水炉にある「圧力容器」に該当するものは見当たらない。格納容器は魔法瓶のような真空二重構造になっており、内部はアルゴンなどの不活性ガスで満たされている。真空二重構造にしているのは、高い断熱性により、熱利用の効率性を高めるのが狙い。

「私の意見」

 「圧力容器」と書いているのはご存じの方もおられると思いますが、現場の人にとって毎年の厚生労働省の係員のうるさい検査を要するからです。

 いずれにしても私も加藤清隆さんのご意見のように「トラックで運べる超小型原子炉」を早く実用化して欲しいし、一部の人たちの「反原発のアレルギー」を無くして欲しいと思います。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っていけます。どうぞご協力をお願い致します。

政治・人気ブログランキングへ