舛添さんがとうとう自民党を離党して新党を立ち上げました。
これに就いて自民党からは勿論マスコミ、ネット上特にTwitterなどから平沼・与謝野新党と同様にぼろくそに言われています。
その批判の内容は、
1.それに参加した人達の政策の違いがあるとその党自体が何を考えているのか判らない
2.反民主政権を称えるのなら自民党に留まって一致団結すべきだ
の二点のようです。
1.政策の不一致の問題
政策の違いを言う人達はこれを言う前に大きな問題に目をつぶっています。
民主党と鳩山政権、それと自民党の組織の問題です。
・民主党は自民党でも右翼と言われる人から、最左翼に近い日教組出身の議員がいます。
・鳩山政権では民主党と全く理念が違う社民党でも徹底的な教条主義者の福島さんがいます。
またがりがりの郵政改革反対論者で旧大蔵省の事務次官を天下りさせたり、郵貯の上限を引き上げた亀井静香さんがいます。
そして彼は国債を増発してでも積極財政を主張しています。
鳩山政権は徹底的な天下り禁止を訴えてきましたし、野党時代は郵貯の上限は現行よりも引き下げろし主張していました。
政権の基本方針は事業仕分けが象徴するように、基本的には引き締めの方針ですし、子ども手当てに象徴されるように、福祉面では力を入れても、多くの批評家から経済政策は皆無に近いと言われています。
・自民党では党内改革を訴える人達から悪評高い族議員、裏で政権を操ってきた領袖がいます。
政策面でも行政改革に熱心な中川秀直さんから、旧来の政官業の協力に拘る人達もいます。
・それに比べて舛添新党や平沼・与謝野新党の党員の政策の食い違いは民主党・鳩山政権、自民党に比べれば対して大きな問題ではない思います。
両党とも反民主を称えているのですから、党員それぞれの得意分野で鳩山政権の不備な点を突いて彼らに日本の行く道を踏み誤らせないことが出来る筈です。
2.一致団結の問題
・民主党や鳩山政権の構成の多様さは批判されても仕方がないと思いますが、彼らが党内に集まり、連立を組んだ最大の理由は自民政権打倒と政権維持の一点で大同小異ならぬ「大異」に眼を瞑り「大同」に就いたのだと思います。
自民党でも党員の持つ政策の多様さも似た理由でしょう。
族議員も派閥の領袖も色々批判されていますが、彼らの行動も自己保身のためだけでなく、それなりの信念をを持って行動したと思います。
・詰まり政治は議員の数がもの言う世界ですから自民党、民主党、鳩山政権のその最終目的の政権獲得やその維持のために結び付くのは止むを得ないのでしょう。
その点から言えば反民主を称えるのなら大同団結をすべきだと言う批判は当たっていると思います。
・然しこの分裂を招いた責任は離党した人にもあると思いますが、離党を余儀なくさせた自民党幹部により大きい責任があると思います。
その事実は鳩山政権の支持率の急落に関わらず、自民党支持率の低迷が全てを物語っていると思います。
私は何度も書き自民党にも投書しましたが、
・族議員、派閥の領袖による内閣のリモートコントロールの自民党の体質に愛想つかされたこと
・鳩山政権の政治主導による行政改革への国民の圧倒的支持に気付かなかった、(最近の世論調査でも5月に普天間基地問題が決着が就かなくても鳩山さんが辞める必要がない50%を僅か切るのを見ても判ります。)自民党幹部と国民の意識の離反
・党内改革に手を着けられずに「みんなでやろうぜ」と言う谷垣さん
にあると思います。
[自民党へ]
終わったことをとやかく言っても仕方がありません。
来る参院選で自民党単独でが過半数を占めることはほぼ全く無理なことは外野から見ても判ります。
それで当然の話ですが民主党政権の暴走を抑えるためにできることは、同じ志を持つ他の政党と手を組んで、連立与党の参院過半数を阻止することです。
自民党の先ずやるべきことは、
・自党の支持率を上げること。そのためにやらねばやらぬ事をすること。
・そして反民主の勢力の中心になることです。
・自分は政治のベテランだとして反民主を称える他の小会派の攻撃をしていてはそれこそ小沢さんの思う壺です。(自民党の人達は皆そんなことは素人から言われなくても判っている筈です。)
・自民党が考える反民主の大義のためには少々離党者に癪に触っても彼らと何とかして組むべきです。
自民党の某ベテランの議員が自民党は今後三回位選挙の洗礼を受けねば生まれ変わらないと言っていました。
谷垣さんには選挙民から問題議員を淘汰して貰うしか党内改革の道はないのですかね。
[舛添さんへ]
私は舛添さん同じ北九州市、しかも同じ区の出身ですから、彼を応援したい気持ちはありますが、彼の発言には首を捻ることがあります。
今回の場合も「新党を立ち上げる、党首は勿論私だ」の発言を聞いて誰がそうだそうだと思うし、就いて行こうと思うでしょうか。
しかも形は改革クラブに参加と言うのですから、マスコミの批判を浴びるのは当然です。
元改革クラブの人達で彼に就いて行くことを決めたのは、マスコミの言うような何らかの打算があったのかもしれないし、それがなくなればどう動くかわからないと思います。
普通の思慮のある人なら、改革クラブの人を党首にして、自分はその下の要職に就くと思うのですが。
それでもその人気度や発言力から言って舛添さんが党の主導権を握ることになるのですから。
彼がもし政治の世界のトップを目指すなら、如何にして自分に人望が集まるかを研究すべきだと思います。
彼が国民にそれなりの人気があるのはその実力の他に、テレビに良く写っていたゴミ袋出しをする姿で、庶民性を国民の感じさせたのも大きな要因があると思います。
彼がなお一層の政治家の支持や国民の人気を得たいのなら、政治家としての実力に加えて今回で言えば時に控えめな態度を取るなど、本人の資質などにもあることを知るべきだと思います。 (13時現在記、彼の記者会見を見落としましたので)
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基本的に自民党支持者ですが、”みんなでやろうぜ”などというスローガンを聞くと、この人も何も見えてないんだなーと思います。
舛添さんや与謝野さん、平岩さんも自民党の中にいた時はもうすこし大きく見えたのに、飛び出すと急に陰がうすくなるのは、やっぱり大した器ではないんでしょう。
民主党にはいい若手がいると思うのですが、やはり小沢さん以下、老害政治家が権力をかさにいいたい事をいわせないんでしょう。自民党もいまだに森さんなどが権力を握っていて、そこが壊せない限り、国民の支持など得られないはずです。老、壮、青といいますが、老はこの20年変えられなかったわけで、今の日本の衰退を作ったのは、老ですから、国の行く末を案じるなら、若い者にまかせて身をひくべきです。実業界も含め。60代、70代以上がいまだに実権を握っているなんて日本と北朝鮮ぐらいでは。
国旗日の丸を邪魔だと言って排除した新党改革の反日売国政党の
正体を確認「舛添新党」結党記者会見の動画11分をご覧ください。
http://www.ustream.tv/recorded/6374816
反日売国マスコミ各局の捏造した総理大臣にしたい政治家の
第1位舛添が暴露された結党記者会見での国旗日の丸の排除行為、
日本人が舛添を支持していることは虚偽である証拠が示された。
自民党内の反日売国議員をもっとたくさん連れて離党してもらいたい
のに、離党したのは舛添他2名だけ、 反日売国テレビ局の示す
国民を騙すための捏造情報には注意しましょう
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