普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

全く問題が無かった北九州市のがれき処理と反対派

2012-05-30 16:24:43 | 地方分権と再生
・反対派の人達を市民や住民と言うな・被災地からの声・がれき焼却反対派の正体は中核派・松山の小学校の北九州修学旅行延期・全く問題が無かった北九州市のがれき処理・朝日新聞の報道・北九州市へ
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23日に「がれき処理反対派の言い分」を取り上げてから以後の情報です。(括弧内は私の意見です。)
・ガレキ搬入の際執行妨害で逮捕されのち保釈された人は熊本県荒尾市の飲食店従業員と山口県中部の住民の報道
(北九州市のがれき処理に何故遠くから駆けつけるのでしょう。マスコミはこれらの人達を「市民」・「住民」とあたかも地域の人であるような表現は止めるべきです。)
仙台在住の長谷川寛子さんの意見
 北九州市がれき受け入れ反対派の抗議騒動について、ひどい話。被災者の一人として、激しい憤りを感じます。非常に悔しいし、心から悲しい。なぜこんなことになってしまったのか…。
反対の団体は「北九州は市民に知らせず、市民の反対も無視して強行にガレキを焼却しました」と訴えていますが、まったくのデタラメです。北九州市では災害廃棄物の受入検討に関するQ&Aを公開しています。市長のツイッターでも繰り返しアナウンスしています。
1)広域処理に反対するならば、被災地での処理にも反対してください。
2)被災地を自分の目で見て、自分の言葉で語って下さい。

(この種の団体は自分の主張に都合の悪いことには目と耳をつぶるのが特徴です。被災者の気持ちと意見を代表するものとして是非見て下さい。)
・依存症の独り言さんの瓦礫焼却反対派の正体は中核派だった 
全国で過激な瓦礫焼却反対運動を繰り広げている組織の正体が分かりました。
NAZENという組織です。
 正式名称は、「すべての原発いますぐなくそう!全国会議」(Nonukes Zenkoku Network)。

(この方面に非常にお詳しい方だけあって詳細なメンバーを挙げられています。誰もが想像していたように、反原発運動の一環としてのがれき処理反対活動の本心を隠すために、私が書いたような理由にもならない理由を付け、デマを流し大衆の不安を煽るだけです。然しそれでも次に書くようにそれなりの効果があるから困ります。)
北九州市の試験焼却で修学旅行延期 松山の小学校 「健康に不安」保護者
 北九州市で始まった東日本大震災のがれきの試験焼却をめぐり、同市への修学旅行を予定していた松山市の市立日浦小学校が「児童の健康に影響しないか不安だ」という保護者の意見を受け、旅行を急きょ延期していたことが25日、同小への取材で分かった。
 今後の日程とコースは未定で、行き先を変更する可能性もある。小野誠一校長は「保護者の声を尊重した。子供たちの思い出になるので、修学旅行は必ず連れて行きたい」と話した。

(北九州市のがれき処理反対の連日の報道で風評被害がでるのは判ります。新聞は朝日のように自社の主張に拘るのでなければ、反対派の論理の矛盾とかその構成を説明すべきだと思うのですが。やはり左派の言動に甘いマスコミの習性が風評被害の助長をさせているような気がします。)
放射能、ごく微量…北九州市のがれき試験焼却
 北九州市は28日、がれきの試験焼却で採取した焼却灰などの放射能濃度の測定結果を発表した。
 大半の試料から放射能が検出されず、最大値も1キロ・グラムあたり34ベクレルと、市が独自に設定した安全基準(1キロ・グラムあたり330ベクレル)の10分の1にとどまり、国の焼却灰の埋め立て基準(同8000ベクレル)を大幅に下回った。

別紙面での詳細報道
排ガスのバグフィルター前の放射性セシュウム:不検出~0.08ベクレル
排ガスのバグフィルター後の放射性セシュウム:すべて不検出
(がれき処理反対派はバグフィルターは無いのでがれき焼却反対。焼却中は外出を控えろと煽っていました。また昨日の報道では焼却場周辺の土地の採取をしていましたが当然のように放射能の反応はゼロでした。読売では反対派の意見として安全基準を越すがれきが搬入される可能性があるとの意見を紹介して居ましたが、市が今回のようにがれき選定の基準を遵守する限り、このことが起こらないのは分かりきっています。)
がれき焼却灰 北九州市、漁協同意まだ
(昨日の朝日新聞デジタルでは同じタイトルで、北九州市が実施した試験焼却で出た灰について、地元漁協から埋め立ての同意を得られていないことが分かった。 もし漁協の了解が得られねば北九州市のがれき処理は行き詰まる可能性がある。と鬼の首を取ったような報道をしていましたが、今日見ると上記の青字部分はそのままで、他は読売と似たような報道に変わっていました。
読売の報道を見て、さすがに煽るばっかりでは拙いと思ったのかも知れませんが本音はどうなんでしょう。)
北九州市へ
・ツイッター上の反応はがれき受け入れ前と様変わりして質・量とも圧倒的に反対派不利。「九州の人達は反対に何故立ち上がらないのか」と反対派の悲鳴。でも彼らのいわれない妨害がこれからもあると思いますが、環境都市の名に恥じないように頑張って下さい。
・松山市の保護者の修学旅行反対の動きを逆手に取って、松山市に行って関係者にがれき処理の安全性の説明は勿論のこと、北九州市がいかに公害に取り組んできたか、そしてそれだけの成果を挙げたこと。今回のがれき処理もその一環であることを説明し、北九州市にはスペースワールドだけでなく、公害防止に関する見学も入れるようPRしてはどうでしょうか。市は児童にも関心を呼ぶ設備だけでなくビデオなど多くの資産を持っている筈ですから。

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
付け足し (テー)
2012-05-30 20:30:48
搬入トラックの線量を測ったら公式の10倍(0.6μSv/h)だった件がありますね。
映像として流れていますので、検証が必要かと思います。
電磁波の影響か、測定器自体の信頼性の問題か。あるいは本当に濃度が高かったのか。
検証、あるいは最低限説明無しでの焼却は「疑問に答えます」という市の立場に反しています。

その意味で、細野氏の「そんな事実はありません」という答えも全く不誠実と言えます。
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Unknown (あき)
2012-05-30 21:45:18
 放射能の問題がないゴミなら、なぜ、遠い北九州まで、高い人件費、高い燃料費、途中で大気を汚染しながら運ぶのか?近くの自治体の焼却場で燃やせばよいではないか?なんなら野焼きでもかまわないではないか?この疑問に返答できますか?
 松山市の小さな小学校の修学旅行取り止めはミツバチの一刺しかもしれないが、大規模な小学校も取り止める可能性があるよ。これは、スズメバチの一刺しになる。風評というものを甘く考えると痛い目に会う。
 大飯町や福井県も関西の住民から灸をすえられて、もらった交付金以上の罰がやってくるかもしれないよ。
 で、福井の知事は国の圧力と無言の威圧の板ばさみ状態だ。
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放射線(アレルギー)過敏症もほどほどに!! (道産子爺)
2012-05-31 07:06:12
今度、ソフトバンクがスマホの新機種に放射線測定機能を持ったものを発売するとのことですが、違和感を覚える私はおかしいのかな?
孫正義社長の商魂の逞しさには脱帽!
日々放射線に脅えて生活しなくてはならないの?
「瓦礫処理受け入れ」も一部過激な思想化に利用されているとしか思えない悲しさ?
このごろ変だよ日本!!
放射線アレルギーもいい加減にして欲しいものである。
もっと地面に足をおろし冷静に見つめなおして欲しいものです。
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失礼 (テー)
2012-05-31 21:30:55
前々回までの記事について、少し反論がありますのでコメント失礼します。

>なぜ北九州市の問題に他県の人間が関与するのか

程度の差こそあれ、放射能問題は国民全員が何らかの形で当事者ですね。
その「程度の差」をどう見るかは、リスクに対する個々の判断であって別問題です。
また仮に焼却に伴うリスクが生じた場合、被害範囲は自治体の区域に留まりません。
元々意見を寄せる事自体は何処の住民でも自由ですが、以上の理由から他県在住である事を以って不適当と断ずる事は、レッテル張りの域を出る話ではないと考えます。


>市はQ&Aで反対意見にきちんと対応している

他の自治体にも共通して言える事ですが、このQ&Aでも極めて表面的な回答内容と言わざるを得ません。
一例を挙げれば、バグフィルター問題です。
市は「環境省のガイドライン」と「実験結果の公式発表」を以って回答としていますが、問われているのはまさにその部分です。
また質問自体を簡略化、ないし選定して掲載されている可能性にもご留意下さい。
「自然放射線と人工放射線の違い」を問う意見がありますが、これとて「自然放射性物質と原発事故により放出された人工放射性物質の違い」では全く異なる問題になります。
質問が後者の場合、答えは「違う」になります。自然放射性物質にセシウムは含まれません。またセシウムとカリウムでは被爆量も排出期間も異なります。また自然放射性物質はホットパーティクルを形成しません。
また自然放射性物質に「上乗せ」してバラ撒かれたのが、今回の人工放射性物質です。
故に、両者を混同して「安全」と言う事は出来ません。
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続き (テー)
2012-05-31 21:31:42
>広域処理に反対するなら、被災地での処理にも反対してください

「リスクの優先順位」と言えます。
被曝リスクを警戒する立場からは、被災地での「一般炉での焼却」自体に反対する意見が大多数です。
被災地の希望があるとは言え、旗振り役は環境省、受け入れ決定者は各自治体です。
よって、この両者にまず反対意見が集まるのは自然な展開です。


>被災地を自分の目で見て、自分の言葉で語って下さい。

自分の目で見た上で反対する人、被災地住民からの反対意見も存在します。
また環境省のPR写真は瓦礫の山のみ写しており、ここからは全体的な情報が得られません。
そこで現地を見に行った結果「広域処理を望んでいない」という声を聞いた方も、実際におられます。
お判りの通り、経験主義はこのように個々人の主観に大きく左右されます。故に賛成・反対どちらも判断材料にするのは危険です。
それでも経験主義を求めるなら、後は「当事者でも無い人間に何が判る」式の感情論しか残りません。
「被災地では無い」自治体・個人に求められるのは、遠隔地の立場から冷静な判断を下す事だと考えます。
被災地が困難な現状であれば尚の事、一歩引いた視点が重要です。


>中核派の関与について

確かに声明も出てますが、今回反対意見を寄せている人間の全員が「中核派」ではない事は当然です。
また、主張の中身を見ないのであれば、これもレッテル貼りの域を出ません。
主張を聞かずに「御用学者」「原子力ムラ」と呼ぶのと同じ事になります。
聞いた上で「デマ」と断ずるのであれば、根拠が必要です。
「公式発表で安全だから」では根拠とは呼べません。
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続き (テー)
2012-05-31 21:32:33
>風評被害について

まず、閾値説が成り立たない以上「風評」とは言えません。一つのリスク判断と捉えるべきです。
また広域処理の妥当性・被爆のリスク評価がこのように分かれている現状では、そのまま焼却に踏み切った場合どうしても混乱が生じます。
問題は、そのような形で付随的に生じる混乱に対する、自治体側の意識の無さです。
一つの決定に伴う問題には、それがどのような性質のものであれ決定者に一定の責任が生ずる、というのはマネジメントの常識です。
故に、いわゆる「風評被害」の発生を問題視するのであれば、責を反対派に帰するのは筋違い。
国民の信頼醸成に失敗した、戦後~現在までの原子力行政の秘密主義やマネジメントの無能こそ、先に問われるべき所です。


>試験焼却の結果について

焼却比率にご留意下さい。
飛灰の測定結果は34bq/kgですが、一般ゴミと瓦礫を9:1で焼却ですので、瓦礫10割だと300bq/kg程度。基準値すれすれのレベルを「薄めて」引き受ける訳です。
また排気も同様、薄めれば良いという物ではありません。気体の動きを管理する事は不可能。
市はまさに「薄めれば良い」と言っている訳ですが、総量分は何らかの形で必ず自治体に残ります。
何処で濃縮が起こるかは誰にも判りません。
焼却灰の処分についても、群馬県の処分場では基準値を超える濃度の漏水が発生しています。
北九州市で同様の事態が起きない理由の説明が必要です。

後は被曝リスクの評価の問題です。
ICRPのリスク評価に依拠する立場なら、以上の問題があっても安全です。
しかし異論が存在する以上、予防原則の立場を取らない事は軽率な判断だと考えます。
市には「内部被爆の危険性を重視する学説が、何故間違っているのか」を説明する義務があります。


以上です。長文失礼致しました。
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Unknown (チー)
2012-06-04 23:34:47
2012-05-30 20:30:48
搬入トラックの線量を測ったら公式の10倍(0.6μSv/h)だった件がありますね。

せめて責任者名と測定方法、責任の所在くらい明らかにしないとね。子供じゃないんだから。検証したあと提示しなさいw 

”確かに声明も出てますが、今回反対意見を寄せている人間の全員が「中核派」ではない事は当然です。”

当たり前だろ、あほかw 誰が反対全員が中核とか書いてんだよw

返信する
Unknown (Unknown)
2012-06-10 00:12:13
ニュースソースはNHKですが
既に焼却をしている我孫子市で焼却後の灰から
基準値以上のセシウムを記録したとのことです。
しかも業者さんの自己測定でわかったそうです
事後の後戻りは出来ません。後悔の前に停止しなければなりません。

ごみを燃やしたが残った灰がセシウムで困った
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1339189857/
返信する
過敏過ぎ (よっしー)
2012-09-14 03:35:17
千葉県に住んでいるオジサンです。
 千葉では学校の運動場の除染で削った表面土砂が土建業者の土地に野積みされていたり、勿論露地物の野菜などがスーパーで売られています。
 震災後、放射能に過敏な家庭では関西以西へ引っ越す家庭も有ったと聞きます。現在でも露地もの野菜を避け、高級スーパーで関西地区の食材を購入している高収入の家庭も有ります。でも一般庶民は震災以前と同じように生活しています。(…というよりは普通にくらしていかなければ生きてゆけないです。)
 かつて大戦中、広島や長崎で核被害が起きた後の事を考えてみてください。二次被爆での被害は少なからず有りましたが、直接被爆に比べればかなり少なかったですし、九州でも放射能汚染は有った筈です。
 当時深刻な放射能被害が九州地区に有ったのなら別ですが、それよりも低い放射能濃度の物、直接触るでもないのに過敏過ぎると思います。
 被災県のほんの一部のリスク、心ある他県でほんの一部、背負おうでは有りませんか!。
 この程度の被爆量で、子供たちへの発癌や染色体異常など危険性がご心配ならレントゲン撮影・CTスキャン・飛行機での移動もしなければ良いと思います。
 
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Unknown (Unknown)
2012-11-15 23:25:04
自治体の発表する数値を丸々信用しているなんて、後で後悔するよ。ずいぶん低い値が目白押し。故意に低い数値を 選んで、高い値は無視する。それと風評被害ではなく、実害だよ。政府の御用学者に洗脳されてるんだよ。まるで戦時中みたい。アメリカやドイツの要人は、日本政府はうまく情報コントロールして安全デマを流し、国民に被爆をさせている現状を認識しています。
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