普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

末期高齢者による高齢者のための登山副読本(4)

2020-04-11 11:14:13 | スポーツ
「後期高齢者の毎日休みの特権を執権を活かして毎日歩こう」
 私の住む北九州近郊で言えば今桜と二万本のチューリップスタートから桜と鯉放流の金山川遡行などなどノロ・ウイリス問題で人出が少なくなった今こそ行けるところが多くある筈。その他、近郊歩きで珍しい名前やブロック塀の飾り探し。例えば曲がり角を右手、右手にとり、行き詰まったら、今度は左、左に歩けば思いも依らぬ発見が幾らでも。
「データの蒐集」
 地図の蒐集だけでなく、市庁村や区の観光課、地域の開発に熱心な信用金庫や道の駅、交通機関からの山登りの情報を出来るだけ集めておくこと。私の場合、多分北九州市の皿倉山の開発の為だったと思うが、全紙大の詳細な皿倉山の地図を貰った。また開発されたばかりの大崩(おおくえ)に行くのに旧新日鉄の山岳部の友達から手書きの地図を貰ったことも。。
「登山の計画」
 後期高齢者の特権を活かして、晴天が約束された日と、最初は日帰り出来る山を選ぶ。 服装、荷物のそれに会ったものにする。
 装備のチェックリストで抜けのないように用意。
「登山の前に地図を良く読むこと」
 木々で囲まれた所で行方に迷ったところで地図を広げても判らない。出発の前に地形全体を頭に入れておくしかない。前にも書いたが逃げ道を探す時に地形を読んでおけば無謀な行動をせずに済む。
 一番地図が役立つのは登山口を探す時。
 登山の計画が蛾出来たら最小限は行き先と帰宅予定時間、同行するする人があれば名前と天和番号を家の人に告げて置く。
「登山の実際」
・登山の本に登山の前に体操をすることと書いてあるが、普段登山の縁のない人の話。毎日歩いている筈の後期高齢の方は約30分ゆっくり歩くのが準備運動。最初の休みで汗をなるべく書かない様に、服装を山登り用のものしたり、靴の紐を締め直し登山開始。 
 歩くのはベテランの人に倣って、無駄な上下動がないよううに、ゆっくりと小股に歩く。なお当然だか、歩きと呼吸のリズムがシンクロなるように歩くこと。もしそのリズムが壊れたときはバテたしるし。私のもつ「読本」には1時間歩いて5~10分と良く言われているがそれより状況に併せて30分歩いて5分小休止のほうが良いと書いてある。同感。特に高齢者に必要なのが山登りにもリズム。なおここで便利なのは私提案のキッチン時計で歩いたり休んだりする時の時間を管理すること。
・高齢者向きの急坂の登り方
 呼吸法:水泳のときのように息は思い切り吐く。吸う、吸う、吐く、吐く、イ-チ、ニ-イのリズムに乗って歩き、10まで数えた所で人にもよるが歩幅約40cmで、約16m進む。これを10回繰り返し160m進んだ所で「立ったまま」休止。息切れが無くなった所でまた歩きの繰り返し。詰まり有酸素運動の継続と大きな疲れを感じないまま急坂を越したことになる。私が犬ケ岳の頂上を歩いていると、私を見て「年からみると歩き慣れているな」の声。現実はその直前で休んでいたのを知らずに。
「高齢者に付き物の疲れを防ぐ方法」
・道に迷う挙げ句の余計な歩き(後記)
・物忘れ。休憩地からの出発のさいの物忘れ→取りに帰るときの心身の負担。余計な物を持って行かないこと。(既述のように何や彼やぶら下げるリュッくは駄目)
・友達といるときはお互いi忘れ物意のし合う習慣をつけること。
・稀に良いい年をして言い格好をして団体行動の時先頭に立って歩き直ぐバテる人。
・山行きの前に自分の脚力でほ行けるか否か目的の山の状況を調べること。
・既述のように団体に入る前に良く調べておくこと。
「疲れは余り無いが難しい下山」
・昼食が終わったところで靴の中で足をかかとの報に寄せた後靴紐をしっかり締める。
・登りの場合は道は山頂に集中するか、下山の場合は分散するので道を間違い易い。
・どうしても腰が引けたり、反り返ったりして、滑り安くなる。正しい姿勢は重力に対して垂直な姿勢を取ること。もしそれでも怖ければ登山杖の助けを借りること。
・膝のバネを使って静かに歩く。勿論登りときと同じで小幅に歩くのは同じ。
・初心者の場合で膝のバネを使いすぎると、所謂「膝が笑った状態になり」踏ん張りが効かなくなり、歩けなくなる。
・縦走路などで「多分別の理由で」走っている人を見かけるが絶対に真似をしないこと。・一番端的な例は宝満山の大きな石の階段。初心者は登りに利用し、くだりは大きな段差のない道を選ぶこと。大きな石がごろついててる川の降りもくだりも同様。

九州の山旅(3)」30代、単独
小林ーえびの高原ー新湯ー韓国岳ー高千穂の峰縦走ー新湯ー大浪池ー鹿児島ー桜島ー北岳登山ー鹿児島
 小林まで夜行→1日目:徒歩でえびの高原→付近散策→国民宿舎泊、2日目:宿舎→韓国岳→獅子戸岳→ブルーグリーンの新燃岳→鹿を担いだ集落の人たち→中岳→足元から突然飛び立った雉にびっくり→高千穂河原→高千穂の峰往復→新湯の湯治宿泊、隣のお婆さんが手料理のお裾分けを持ってきたが、彼女の完璧なお国なまりで意味全く不明。3日目:お婆さんにお礼の缶詰→大浪池→えびの高原→バスで鹿児島、桜島を前にしてどこに泊まろうかと考えていた私にフェリー会社の人が桜島の武(たけ)の民家を教えてくれた→泊めてもらうだけで良いと言うのに出された夕食から家で何か祝い事があったのに気づきひどく恐縮。4日目:起きてみると朝食の用意はあるが、家の人は皆不在、知らぬ人を泊めているのになんと不用心な、しばらく待っていたが戻らぬので心ばかりの御礼を置いて出発→当時はまだ登れた北岳登山→港までの道の両側で鈴なりの桜島蜜柑の畑、一つだけ黙って戴く→フエリーで鹿児島→バスで鹿児島駅。


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