問題が多い全国向きの大阪維新の会の公約・橋下さんは地域政党として自分が得意な公約に徹すべき・国士、壮士の橋下さんが傷つかないように
私は2月18日と25日の2回に亙って橋下さんは足元の大阪府・市の改革を優先すべきと言う書き込みをしました。 その中で、橋下施政の優れた点として、
・オウプンな場での交渉などで人件費1300億円削減などの突破力(喧嘩強さ)
・東京都や同杉並区の良い所をまねて、複式簿記の会計制度を導入して市の職員に原価意識をもたせたり、公立学校に塾講師などを派遣し無料補習授業するなど柔軟性
を持つこと
・その意識の高さと行動力は昭和初期に見られた国士・壮士を思い出させる
中央に乗り出すと時は公務員制度改革、国の会計制度改革、地方分権(私は行き過ぎた分権は反対ですが)など得意分野の絞った公約を作る
・会としての国家観、歴史観の統一を纏める
・今までの不慣れな範囲の政策は足を引っ張られないようにじっくり練り上げる
ことに集中すべきと書いてきました。
然し今でも船中八策の批判は絶えないようです。
その代表的な例として読売新聞の社説の大阪維新「八策」見極めるべき課題がまだ多いから拾ってみました。
評価する政策
・TPP
・「憲法改正」、それに必要な憲法改正に必要な発議要件を衆参両院の3分の2以上から2分の1以上に緩和
問題がある政策
・「脱原発依存、新しいエネルギー供給革命」:安定的な電力供給を実現し、産業空洞化を防ぐための具体策は?
・「社会保障と税の一体改革」の問題、とくに消費税率の引き上げについて、たたき台は明確にしていない。
・社会保障政策ではいずれも具体性に乏しい
・外交・防衛政策は検討項目の羅列に過ぎない。
・「首相公選制」を掲げているが、これにも憲法改正が前提となる。与党の支持を得ていない首相が一時的な人気で選ばれた場合、国会運営が困難になるなど難点も多い。
私は現在の民主党政権の惨状は基本的には、少なくとも政権党のマニフェストととしては相応しくない野党の公約で、その政策の実行に当たってボロが次々に出たのが最大の原因だと思っています。
然し民主党はよれよれながらもある程度の人材がいるので何とか今の形を保っています。
一方民主党・自民党などの既成政党は大阪維新の会の動きに神経を使っていますが、一応静観の形を取っています。
然し同会が国会の選挙に打って出れば、同会と連携をしない党から橋下さん得意の公務員制度改革、国の会計制度改革、地方分権などは無視し、同会の中途半端な公約に徹底的な批判が出るに違いありません。
私は橋下さんの力は問題を起こした光市母子殺害事件の弁護団の対応反対の発言に見るように、不条理、不効率なやり方に対する正義感と、問題点のポイントの把握力とそれに対する集中力と発信力、巧みなマスコミの利用などにあると思っています。
だから前にも書きましたが、もし中央に乗り出すと時はあくまでも地域政党に徹して、得意の公務員制度改革、大阪都構想、地方分権などに徹して、他の国全体に対する公約は他の政党やマスコミなどから評価された公約に絞るべきだし、民主党とは逆に綱領だけはしっかり纏めるべきだと思います。
実際の国会の審議では橋下さん得意の問題点のポイントの把握力を活かして個々に対応し、採決に当たっては公約外の項目については、党議拘束から外して綱領の範囲内での議員の自由意志に任せることです。 (多分マスコミも囃してくれるでしょう。但しその為にも統一して国家観、歴史観に基づく綱領を作っておくこと)
もし維新の会が不得意の政策を持ち出して、国政の選挙に望みその政策が他党やマスコミからコテンパンにやられるなら、民主党と違って勢いはあっても頼りになるのは橋下さん一人と言う政治基盤の弱い同会では、橋下さん自身の政治生命にも影響して来るかも判りません。
時間もかかり、リスクの多い不得意の公約作成に力を取られるより、当面の大阪府と市の改革に全力を上げるべきです。
心配性の私は前に書いたように日本のために今の時代に珍しい国士・壮士の名に相応しい橋下さんが批判の多い公約で傷つきはしないかと要らぬ心配をしているのでが。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
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私は2月18日と25日の2回に亙って橋下さんは足元の大阪府・市の改革を優先すべきと言う書き込みをしました。 その中で、橋下施政の優れた点として、
・オウプンな場での交渉などで人件費1300億円削減などの突破力(喧嘩強さ)
・東京都や同杉並区の良い所をまねて、複式簿記の会計制度を導入して市の職員に原価意識をもたせたり、公立学校に塾講師などを派遣し無料補習授業するなど柔軟性
を持つこと
・その意識の高さと行動力は昭和初期に見られた国士・壮士を思い出させる
中央に乗り出すと時は公務員制度改革、国の会計制度改革、地方分権(私は行き過ぎた分権は反対ですが)など得意分野の絞った公約を作る
・会としての国家観、歴史観の統一を纏める
・今までの不慣れな範囲の政策は足を引っ張られないようにじっくり練り上げる
ことに集中すべきと書いてきました。
然し今でも船中八策の批判は絶えないようです。
その代表的な例として読売新聞の社説の大阪維新「八策」見極めるべき課題がまだ多いから拾ってみました。
評価する政策
・TPP
・「憲法改正」、それに必要な憲法改正に必要な発議要件を衆参両院の3分の2以上から2分の1以上に緩和
問題がある政策
・「脱原発依存、新しいエネルギー供給革命」:安定的な電力供給を実現し、産業空洞化を防ぐための具体策は?
・「社会保障と税の一体改革」の問題、とくに消費税率の引き上げについて、たたき台は明確にしていない。
・社会保障政策ではいずれも具体性に乏しい
・外交・防衛政策は検討項目の羅列に過ぎない。
・「首相公選制」を掲げているが、これにも憲法改正が前提となる。与党の支持を得ていない首相が一時的な人気で選ばれた場合、国会運営が困難になるなど難点も多い。
私は現在の民主党政権の惨状は基本的には、少なくとも政権党のマニフェストととしては相応しくない野党の公約で、その政策の実行に当たってボロが次々に出たのが最大の原因だと思っています。
然し民主党はよれよれながらもある程度の人材がいるので何とか今の形を保っています。
一方民主党・自民党などの既成政党は大阪維新の会の動きに神経を使っていますが、一応静観の形を取っています。
然し同会が国会の選挙に打って出れば、同会と連携をしない党から橋下さん得意の公務員制度改革、国の会計制度改革、地方分権などは無視し、同会の中途半端な公約に徹底的な批判が出るに違いありません。
私は橋下さんの力は問題を起こした光市母子殺害事件の弁護団の対応反対の発言に見るように、不条理、不効率なやり方に対する正義感と、問題点のポイントの把握力とそれに対する集中力と発信力、巧みなマスコミの利用などにあると思っています。
だから前にも書きましたが、もし中央に乗り出すと時はあくまでも地域政党に徹して、得意の公務員制度改革、大阪都構想、地方分権などに徹して、他の国全体に対する公約は他の政党やマスコミなどから評価された公約に絞るべきだし、民主党とは逆に綱領だけはしっかり纏めるべきだと思います。
実際の国会の審議では橋下さん得意の問題点のポイントの把握力を活かして個々に対応し、採決に当たっては公約外の項目については、党議拘束から外して綱領の範囲内での議員の自由意志に任せることです。 (多分マスコミも囃してくれるでしょう。但しその為にも統一して国家観、歴史観に基づく綱領を作っておくこと)
もし維新の会が不得意の政策を持ち出して、国政の選挙に望みその政策が他党やマスコミからコテンパンにやられるなら、民主党と違って勢いはあっても頼りになるのは橋下さん一人と言う政治基盤の弱い同会では、橋下さん自身の政治生命にも影響して来るかも判りません。
時間もかかり、リスクの多い不得意の公約作成に力を取られるより、当面の大阪府と市の改革に全力を上げるべきです。
心配性の私は前に書いたように日本のために今の時代に珍しい国士・壮士の名に相応しい橋下さんが批判の多い公約で傷つきはしないかと要らぬ心配をしているのでが。
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