戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
今朝のNHKを見ていると学校内のいじめ対策に就いて述べられていました。これは日本で良く古くて良くある問題で、これと言って良い対策は今だに出されないままでした。
私がくり返して書いている意見です。
・北九州市は私の出身地。私の英語クラブに北海道から北九州市に着いて間もなくの女性から「私は九州男児は強い聞いていたが現実は家庭では奥さんのほうが威張っているのは何故か」と言う質問に私は九州の人は弱い人に手を出すのは恥と思っている。一方口数で勝る奥さんが威張るのは当然だと返答しました。
・「幸福の黄色いハンカチ」で、高倉健さんが武田鉄矢さん扮する若者が、桃井かおりさんの若い女性が嫌がるのにしつこくつきまとうのに、「そんなことをするのは草野球の「ミットもない」というのだ」諭したことを書きました。
高倉健さんは北九州市の隣の中間市、私は北九州市の生まれ。私が旧制の工業学校に在学中に硬派と言う「悪」がいて他校の生徒と喧嘩に明け暮れて居ましたが、校内の生徒に手を出したり、威張ったりしたことは全然なし。この投稿は約20年前。つまり20年たってもNHKで「いじめ問題を議論しなければいけない」こと。
それからしばらくして、私は団地に入りましたが、二人の人から問わず語りで田舎で苛めに会った話。それで気付いて「県民の品格」を見ますと、北九州市周辺は開放的、健さんの居た筑豊炭田は気前が良く、親しなると深く付き合う人が多いと書いています。北九州市出身の芥川作家の村田喜代子さんも似た意見で、人の出入りのが多かった北九州市では人を受け入れるのだろうと書いています。そして人の出入りがなくなった今の北九州市でも苛めが起こっています。
詰まり開放的な街と學校では苛めなど起こらないこと。事がこじれるのは苛めた人とその被害者と學校が影でごそごそ処理をしようとし表にでないこと、そして処理対策を誤っていること。
そしてスマホなどの普及でいじめの程度も悪化していること。
それに対して前に何度も書いた提案があります。
・私が入った旧制の高等小学校では生徒に事が起こったり、たるんできたときに生徒全員を集めて正座させ、能弁の教師が誰と言わず學校が抱える全体問題とその対策を説教するのです。加害、被害者は特定しないまま。後は成り行き任せで当事者と普通の生徒の良心任せ。
・學校を開放すること。私の娘が教頭になって赴任したのは小さな小学校で、地域の人たちの出入り自由。他の学校では苛めが出ているのはこの學校は無し。詰まり開かれた学校。問題は中学校に進学した生徒が苛めに対して弱いと言う問題発生。
詰まり地域の學校が全て學校を地域の人に開放すること。勿論出入りする人は信頼に足りる人を選択。
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