普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

土地利用規制法案審議から改めて判った立憲民主党の問題点

2021-06-17 09:54:24 | 政策

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。

この問題を私自身も理解するために須田慎一郎さんの解説を纏めてみました。

「土地利用規制法案の必要な理由」

 実は過去にいくつか例があるのです。例えば、佐世保に米軍基地があって、弾薬庫があります。基地の弾薬庫の間近なところに小島がありまして、そこは民有地なのです。所有しているのは会社なのですが、経営状況が苦しくなり、売却しなければならないといったときに、利用価値がないものだから、なかなか買い手がなかった。そのなかで中国資本が手を挙げたのです。中国資本の手に渡ってしまうと、弾薬庫からの弾薬の出入りを中国側にウォッチされてしまう。これは重要な軍事情報になるので、その民間会社は売却していないのです。

 その民間会社は偉いですね。

土地規制法案審議の状況(NHK)(朝日、産経などは自社の主張が入り安いので)

 自衛隊の基地や原子力発電所など安全保障上、重要な施設周辺などの土地利用を規制する法案めぐり、立憲民主党と共産党が、成立を阻止するため、自民党の水落・議院運営委員長の解任決議案を提出したことを受けて、午後11時過ぎから参議院本会議が開かれました。そして、山東参議院議長は、日付が変わっても本会議を開けるよう延会手続きを取り、16日午前0時過ぎから改めて本会議を開くことを宣言しました。本会議では、水落委員長の解任決議案の審議が行われ、与党側の反対多数で否決される見通しで、与党側は、その後、再び本会議を開いて、土地利用を規制する法案の成立を図る方針です。

議員運営委員長の解任決議否決

 自衛隊の基地や原子力発電所など安全保障上、重要な施設周辺などの土地利用を規制する法案をめぐり立憲民主党と共産党が、成立を阻止するため提出した、自民党の水落・議院運営委員長の解任決議案は、午前0時過ぎから改めて開かれた参議院本会議で審議されました。
そして、自民・公明両党と日本維新の会、国民民主党などの反対多数で否決されました。
参議院本会議は、このあと再開され、土地利用を規制する法案は、与党などの賛成多数で可決・成立する見通しです。

 これに対する読売の報道です。

 与党側は立民などの主張に配慮した付帯決議も採択した。立民、共産が抵抗を強めたのは衆院選を意識して対決姿勢をアピールする狙い。これに対して日本維新の会から無駄な時間のお金を使って深夜国会をする必要はあったのか、国民民主党はコロナ化で8時以降の活動は自粛を願っているのに、理解を得にくい。

 なお読売の社説では菅内閣不信任決議案では枝野さんは提出に消極的だったが、他の党にお押されて方針転換したと言うと書かれています。

「私の意見」

 立憲民主党は

・政党である以上政策で勝負すること。議会での駆け引きだけでは支持率が下がるか上がらないのは必然。

・政策も考え方も全く違う共産党とは縁を切ること。共産党との共闘は支持率低下に貢献する。前にも書いたが党首独りしかいない社会党に1%の支持率が出た意味をよく考えること。

・議会での討論は少なくとも半分は大物議員を登用すること

・出来るだけ自民党と同じように大物議員と適宜に党首交代をすること。一人だけ長くいると弊害は必ず出る。今のように。

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