お正月のテレビで、スポーツ放送が楽しみでならない。特に駅伝、見ているうちに幸せを運んで来るやに思う。他にも、サッカー、ラグビー、バスケット、バレー、アメフトなど沢山のメニューが目白押し。
元日の朝、除夜の鐘を聞くと同時に家族全員で初詣。初詣が終えて我が家に帰ると古(いにしえ)の懐かしい映画「ベン・ハー」が映っていた。何度も見た映画だが、当時人気俳優のチャールトンヘストンと久しぶりのご面会。見終わってベットにもぐりこんだのは午前5時を過ぎていた。目を覚ましたのは10時過ぎ。
楽しみにしていた全日本実業団駅伝はすでに6区を過ぎている。だが、寝不足でじっくりと応援する気にはなれない。群馬の強い空っ風に悩まされ走り続ける選手の姿と、優勝したトヨタ自動車だけは覚えている。
翌2日は箱根駅伝の往路。元日の寝不足も解消し朝早くからテレビの前に座り込んだ。優勝候補は青山学院と駒沢大に東洋大という。
午前8時、東京読売新聞社前を参加21チームが一斉にスタートした。青山学院の第1走者は九州学院(熊本)出身の久保田選手。一生懸命応援した。1位で中継点の次走者にタスキを渡した。見ているだけで気が高ぶってくる。見事な走りは区間賞。お見事。往路優勝はぶっちぎりで青山学院、2位は東洋、3位は駒沢。何年ぶりかの完全優勝だった。おめでとう。
駅伝が終わるとテレビの画面は高校サッカーに変わった。郷土代表の大津対前橋育英の強豪対決。前橋育英は前回の準優勝校。試合は追いつ追われつ2:2の好試合となったが、PK戦に入るかと思われた後半のロスタイムに、前橋育英が勝利のゴールを決めた。残念、大津が1回戦で姿を消した。
3日は箱根駅伝の復路。今日も朝早くからテレビの前に座り込んだ。往路優勝の青山学院、復路も断然の強さを見せ10区間10時間53分25秒で2年連続の総合優勝を果たした。往路から1度もトップを譲らず完全優勝だったのは39年ぶりという。1区で区間賞を取った久保田選手は最優秀選手に選ばれた。喝采、喝采。2位は東洋大、駒大は3位。青山学院の区間賞は10区間で6、区間2位が2。6区(山下り)で区間新記録を出した日体大の秋山選手の力走がめだった。
引き続いては高校サッカー。福岡代表の東福岡対市立舟橋、強豪同士の対決。両者一歩も引かず、0対0で最後はPK戦にもつれ込んだ。見ているだけで気がつまりそう。東福岡がPK戦5:3でものにしべスト8へ進んだ。大津が敗退してからは九州勢の活躍に期待し活躍を祈るばかり。10日の準決勝が待ち遠しい。
他にも、ラグビー全国大学選手権、サッカー天皇杯、アメフト・ライスボール。どれを見ようかと迷ったものだ。楽しいお正月の3日はテレビの日となった。こんな幸せいつまで続くことだろう。