関東地方や東京では雪になると予報が出ている。九州北部も雪となりそうだ。今日までは冬とは思えぬ暖かい日が続いていたが、それもお仕舞。しばらくは寒い日がつづきそうだ。
例年なら、12月中旬から下旬にかけてインフルエンザの流行期となるが、暖かい日が続いていたためか、その目安となる患者数が「1人」にはなかなかとどかず、流行期に入るのが少し遅れたという。
15日、国立感染症研究所(感染研)は、インフルエンザは全国的な流行期に入ったと発表した。
感染研によると、全国約5千カ所の定点医療機関から直近の1週間(4~10日)に報告されたインフルエンザのの患者数は1カ所あたり2・02人。流行のピークもやや遅れて2月中旬になる見込みという。
1昨年の2月だった。予防注射は受けていたのだが、インフルエンザにかかり40度近くの高熱で意識をなくした。救急車で運ばれたのだが、その時の苦しかったことといったらない。思い出すだけでも虫唾が走る。それ以来、冬になるとインフルエンザに対する恐怖が走る。今冬は、早々と10月終わりにインフルエンザの予防注射を打っていただいた。
熊本市では65歳以上の高齢者の予防注射は無料だった。高齢者にとってはありがたいことだ。だが、昨年は1,000円、今年は1,500円と負担がだんだん増えている。
インフルエンザには香港型等いくつもの種類があり、その年、どの型が流行するかの予測はむつかしいそうだ。昨年までの予防注射は3種類に対応していたが、今年は4種類に増えたそうだ。予防注射を受けたからといっても、また、流行期がいつもより遅れたといっても、油断は禁物。手洗いやマスクの着用、うがいなどによる予防を感染研や自治体は呼びかけている。
私も、外出の折にはマスクと、帰宅の際のうがいと手洗い、忘れないで、実行することにしよう。