毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

永田町に大雪が降った

2013-12-07 07:48:43 | 日記

  今日は24節季の一つ「大雪」、大雪の降る日とある。ところが当地は青空の見える暖かいよい天気。

  だが、気は重い。とんだところで大雪が降った。永田町の国会で

  自民・公明の与党。国民の大多数が反対、あるいは慎重審議を求めた特定秘密保護法案を、衆院につぎ参議院でも強行採決した。

  それも先の選挙では公約にもなかった法案を、短期間でかつ十分な審議時間も野党に与えず、強行採決。数の横暴としか言いようがない。「まさに大雪」。暴挙としか言いようがない。

  特定秘密保護法は国家安全保障会議の設置と併せ、その先には武器輸出三原則の見直しや集団的自衛権の行使の解禁などが控える。

  「この大雪」、終戦後48年も続いてきた平和国家という戦後レジームのまさに終焉を告げるものではなかろうか。

  特定秘密保護法は、戦前の悪法「治安維持法」のまさに黄泉がえり。戦前の日本に逆戻りすることはないか。大いに心配。その心配の納まるべき保証はない。

  韓国の大手紙は「日本は普通の国に変わる為の軌道に乗った。戦争や軍隊の保有を禁じた戦後体制から脱し戦争が出来る国を作ることだ。」と述べている。

  日韓関係が、今、険悪なことは知るところ。最近の大統領発言など好ましいとは思わないが、韓国大手紙の「普通の国に変わるための軌道に乗った」には賛同できるものがある。

  国民は皆、先の戦争の反省から強く平和をのぞんでいる。日本は永久に平和な国であって欲しい。そのための努力を、大多数の国民は常に政治に望んでいる。時代に逆行しかねない、今の与党の政治。

  改めることはできないものだろうか。

  さらに、野党にもお願いしたい。法は成立したが、この悪法を毅然たる態度で正す努力をして欲しい。

  太平洋戦争の始まった日を前に、日本は普通の国になる軌道に乗る。耐えがたい気持ちで一杯だ。

 

 

  

  

 

 


年の神さんの湧水池

2013-12-06 13:37:17 | 日記

   晴れた日の朝の散歩は気持ちよい。その日1日が楽しくなる。

  散歩の途中に小さな祠がある。大きな銀杏の木が祠を包みこむように立っていて、黄色く色づいた葉が付近の緑を包みこみ、素晴らしい雰囲気を醸し出している。  

           

  黄色く色づいたこの銀杏、いつも見慣れた銀杏とは少し趣が違う。銀杏の葉は勢いよく上に向かっていると思っていたが、この銀灘、黄色い葉がしだれのように垂れ下がっている。

  銀杏の木にはいくつも種類があるのだろうかと調べてみたがよく分からない。自分なりにこの”年の神さん”の銀杏、しだれ銀杏と呼ぶこととした。

  祠のそばには「熊本県平成の名水百選」に選ばれた、”年神さんの湧水”がある。

                                                              

小さな池だが混混ときれいな水が湧き出ている。飲むこともできる。遊水池から流れ出る小さな川では、夏になるとホタルが舞う。毎年ホタルを見るのを楽しみにしているが、最近は近くに住宅ができたためか、ホタルの数が少なくなった。

  熊本市内の水道はすべて地下水で賄われていて、遊水池が市内各地に散在している。熊本の水道は「栓をひねればミネラルウォーター」という。湧水は熊本の誇りでもあるが、最近は、水の使用量が増え、市は節水を呼び掛けている。

 朝の散歩は、私に自然の大切さを学ばせてくれる。幸せなことだ。

 最近は中国からの、大気汚染によるPM2.5の注意報がたびたびでる。その時は屋外に出ることはできるだけ避けるようにと注意がある。散歩もPM情報でままならなくなりそうだ。

 

 


強行採決、ご免だよ

2013-12-05 19:46:54 | 日記

  国会のどたばた、もう国民は飽き飽きしている。

 特定秘密法案の審議。参院で使った時間はわずか22時間。不十分といわれた衆院審議時間の半分。参院特別委員会で審議が続く中で突然、質疑を打ち切り、野党議員が委員長席に詰め寄って強い抗議をする中、与党は採決を強行し可決した。

 多くの疑問が指摘される中での法案を、ただ法案の条文をなぞるだけの森担当大臣の答弁で、十分に時間をかけ慎重な審議をおこなったと胸を張る与党。これが審議と呼べるだろうか。

 総理は十分な時間をかけて審議したと胸をはる。誰もそれはみとめない。立法府の審議は、提案された法案をより確かな法となすために時間をかけて行うもの。当然、野党の意見も尊重しければならい。与野党が誠意をもって話合うことが大切と思うがいかが。

 福島、埼玉の公聴会、出席した参考人全員が反対もしくは拙速な審議に疑問を呈した。にもかかわらずの横暴な強行採決。民主党海江田代表が「おごれる与党の暴走にアクセルがかかった」との怒り、全くその通りと思いませんか。

 奢れる自民党。次の衆参同日選挙は3年後、いずれにしてもこの強行採決、国民は忘れていることだろうと国民を甘く見ているのではありませんか。

 衆参のねじれが解消されればと、「決められない政治」に懲りて、衆参で多数を与えた。それも衆院の再議決も可能な数を。 その結果がこれでは1票を悔やむ人は多いだろうし、その一票にかかる責任は、国民みんなにあるといっても差支えないだろう。

 3年をまたず、1票を行使する機会は必ずある。地方選挙だ。その時こそ「倍返し」を、いや「10倍返し」で、自民党の横暴を戒めよう。

 


我が家の紅葉

2013-12-04 13:15:11 | 日記

  今朝の新聞各紙。

 秘密保護法案についての反対意見と、法案に対する疑問の記事で溢れていた。

 一顧だにしない政府与党。上からの目線でなく、すこしでも、民意をくみ取ることはできないものだろうか。明日の採決はぜひ避けてほしい。できれば廃案。

 民意をくみ取るならば不可能なことではあるまい。

 師走に入り、朝の冷え込みは格別。各地の「紅葉」の話題もだんだん少なくなってきた。だが、南国熊本の紅葉は今が真っ盛り。かえでの紅葉、銀杏の黄葉。街中が見事な初冬の色に覆われている。

       

 我が家の庭の、晩成(おくて)の”かえで”も今が盛り。朱と黄の見事なコントラストを描きだしている。

                  

                          

 新聞配達員さん。「お宅のもみじきれいですね。毎年この時期が楽しみです。」とおっしゃった。 

 今年買った鉢植えの小さな「簾もみじ」も真っ赤になった。来年は地植えできるだろうかな。

                                     

 紅葉に囲まれた庭を見て、ふと、思い出した。小学生の時、先生が大きな筆で朱色の3重丸をつけて下さったことを。


奢れる自民党・民意はどこに

2013-12-03 16:50:46 | 日記

  数の力に頼る政治。衆参のねじれ解消後の国会。政府は数の力を背景に、何事も可能と判断するのか、他者の意見は受け入れようとしない強引な国会運営に徹している。

  秘密保護法案の審議。福井の公聴会では出席者7人全員が反対の意見を述べた。それにもかかわらず、その翌日、衆院での強行採決。傲慢としか言いようがない。

  世論調査では50%を超える人たちが反対し、慎重審議を求めている。日本全国各地で反対のデモが続いている。 

  「参院の審議は47時間になり、衆院の審議時間を超えた。慎重な審議だった」というが、世論はまったく納得していない。

  「国民の知る権利」「秘密の範囲」「第三者機関」「指定期間60年」「民間人の処罰」と問題点は提起されている。疑問の残るこの法案。なぜ採決を急ぐ。それもアリバイ造りの公聴会を職権で開き、強行採決。

  疑問だらけの法案。もっと時間をかけて民意に沿った審議をしていただきたい。

  反対ばかりではない。この法案には行政が独走するのではないかとの疑念があり、恣意な運用が出てくるのではないかとの疑念があるのだ。審議を尽くせば必ず双方が納得できる結果は出ると思う。

  秘密保護法案のあやふやさ、いみじくも露呈したのが、自民党石破幹事長のテロ発言。批判を受けて形式的に削除したが、主張は曲げておらず、人々の声に耳を傾けようとしない姿勢は変わっていない。

  4日午後のさいたま市で開く公聴会開催も、与党単独で採決を強行した。福島の公聴会と同様、それは強行採決のアリバイ作りとしか言いようがない。 

  今の政権には「反対の人々を敵に回しても、世間の理解得られるという」奢りがある。だが、頼りとする最近の内閣支持率は徐々に低下している。

  奢り昂ぶる自民党。いつか必ず報いはある。次の選挙は「倍返し」いや「10倍返し」が待っている。