pattern ; sherbet from Yarn Forward Magazine No. 15, August 2009
size ; 34
yarn ; 4 strands of linen rayon / probably 50% linen 50% rayon / blue-green / about 190 gram
needle ; 3.6mm, 3.3mm & 3mm (Japanese no.5, no.4, no.3)
tension ; 24sts x 28rows
date ; from August 15th to October 1st, 2009
随分遅れた夏物ですが、やっと完成しました。
ミーハーはやめよう…と昨年末に誓ったはずなのですが、ラベリーのfriend activityというのは本当にいけません…お友達がどんどん新しいデザインや忘れてた素敵なデザインをfavったりqueueしてきます…自分の編みたかった物と持ってる毛糸と相談して、と思うのですが、見てしまうと見なかった事にするのは難しいです。
てことでこちらのデザインもfriend activityで一目惚れしまして、これまで「どうせ買っても編めないし…」と見送りまくっていたyarn forward magazineをいよいよMMさんで注文しましたよ…
早く編み始めたい気持ちでいっぱいでしたが、その他編みかけがあるので、ゲージだけ取って糸を巻いて帰省の荷物に入れました。糸…まぁ基本的に在庫から選ぶでしょ、で、使ってみたかったけどなかなか合うデザインが見つけられなかったコーン巻きのリネンとレーヨンの混紡糸に決めました。レーヨンがギラギラして派手な感じがするので、なかなか使えなかったんですよね…
とか言っても、インフルエンザ騒ぎとかありまして、帰省の最後の方に「持ってきたんだから絶対にスタートするんだわっっ」とかって慌てて編み始めただけっていう。
パターンはトップダウンです。
丸ヨーク状に増し目をしていって、途中から模様に切り替わるデザイン。かわいい丸襟は後から拾い目で編みます。
このヨークの感じが激しくツボでした。
この辺まで順調に編み進み、丈を決めるのに激しく悩んでやや失速しました。レース模様ってなんでこんなに編み途中では縮んだ状態なんでしょうね。まああらかじめ、スワッチをピンピンに伸ばして取っておけばなんの不安も迷いも起きないのかもですが。
それから、なんつっても札幌、帰省から戻ったら既に涼しかったので、どのみち思いきり来年用だったのもあって。
それで、こんな感じで編み終わったのですが、水通ししたら襟の編み具合がユルユルでした…
パターンでは針の号数を下げる指定は無かったのですが、私の選んだ糸は思いきり夏糸で、つるつるのてろてろだったので、伸び伸び…元はメリノとモヘアの混紡糸なんですよね。
それから、着丈も長過ぎかなと。でもまぁボタンを付けると着丈も前が持ち上がるので、とりあえずは襟を編み直してボタンを付けてみることに。
で、こんな感じになりました…
とりあえずこの状態でブログ的には終わりにして(シーズン外れてるし)後で着丈調整しよう、と思っていたのですが、ボタンを付ける過程で、ボタン穴の位置を終わりの方で間違えているのを発見しました…
トホホ。まあどうせほどくつもりだったからいいのですが。ただボタン穴を修正するだけでは、一番下のボタンが身頃の裾のガータ編みの所に来ないような妙な間違え方でした。
そんな訳で、丈詰める分ほどいて、ボタン穴については、絡む3目だけを縦にほどいて修正しました。それからボタン穴のピッチに合わせて詰める丈を決めました。
一応その時の後ろ姿も…
スカートに合わせるなら短め、てのもありますが、この状態だとデニムでも長いかなってところでした。
で、話は戻って詳細ですよ。
襟は3号針で編み直したのですが、これでもちょっと大きかったかも。でももはや気力無しです。
ボタンは沢山持っているプラスチックの丸いのを付けました。
夏糸で伸びやすいし、裏にグログランテープ必要かな?と思ったのですが、あまり情熱がない&ちょうどいい色かつ幅の物が家に無く。試しにダイレクトに一個付けてみたら、それほど問題なさそうだったので、ただ付ける事にしました…
初めから、かなりシンプルに書かれた割にはよく練られているパターンだな、と思っていたのですが、襟でまたびっくりですよ。台襟を引き返しで作った後、一段メリヤスが入って襟を折り返す線を作っています。襟が全体的にガータ編みなので、実は編み直す前はこの折り返しを思いっきり読み飛ばしてました。編み直しの時に気づいて感動。
一カ所だけ変更したのは、袖と身頃を分割した後で後身頃のみ1模様多く編んで、微妙に前後差を付けた事。
このやり方は、ロピーのセーターによくあるやり方で。詳しくはishi様がsharom cardiganを編んだ時とかに説明されているかなと。
で、この方式だと、後身頃から袖の目を追加で拾う事になるので、拾った目数分、袖がパターンよりは少し太くなります。私の二の腕的にはその方が有利かも、てのもあり。ただ、模様が合わなくなるので、袖下でこっそり調整しました。
まだ北海道も昼間は暖かい日があるので、無事最終状態も外で撮りましたよ。
またもnunaカメ、微妙な斜め具合ですがご勘弁を…
私にしては割と短め丈にしました。パターンは見直していないのですが、パターン通り位かな?
素材がストンと落ちる糸なので、着ててずり上がってくる事は無いから、短めでもいいのかも、と思いました。
単純なレース模様なのですが、妙にかわいいですよ。
真夏に着ていないので断言はできないのですが、多分涼しいと思います。
襟も私のは伸び気味ですが、綺麗な丸になるように書かれていて、何かとすごいパターンでした。
この丸ヨークの感じがたまらない~
自分の体型に合う丸ヨークだと思ったので、応用して、襟無しのシンプルなカーディガンとかに使ってもいいかなと思いました。そうそう、今日丁度、ストライプのトップダウン丸ヨークをfriend activityで見たんですよ。その方はオリジナルで編んだようですが、私はこちらsherbetを使って編もうかな…
と、応用の妄想も広がりますが、このままのデザインで冬糸で編んでも可愛いかなと思います。マイブームカシミヤとかで編んだら薄手のすごく可愛いニットになりそう…、あ、長袖にします…
そんなわけで、何とか完成させたかった夏物を終わらせられて良かったです。