今日はお彼岸の中日。義母の墓参りと、実家の父の墓参りに行きました。
高速を車で走っていたらカーラジオから「沢田研二さんの1年ぶりの新曲です、こっちの水苦いぞ」1年に1曲しか出さないのだから、1年ぶりは当たり前だろう・・・と思いながらも、おお~新曲が聞ける~!!ジュリ~♪
CDを聴くのは自発的だが、ラジオから聞けるのは偶然で嬉しいの
嬉しくて、思わずカーラジオのボリュームを上げているのに、車に同乗の母が横から
『ジュリーは週刊誌に書かれたらしいね。騒ぐファンがいるの?』
とぺちゃくちゃ、またもや例の話を持ち出してくる。
もうあの話はいいの!私はゆっくり曲が聴きたいの!と心の中で叫び 母の質問には、いい加減に「そうそう・・・煩いファンが悪いの」と生返事をして、ラジオから流れるジュリーの歌声を、聞き漏らすまい!どういうふうに、聞こえるのであろうか?と、耳を澄ませているというのに 料金所近くでカーナビが
「左に行きます」 わかっとる!
「もうすぐ料金所です」 見えとる!
「100円払いました」 払わな出られん!
こちらの気持ちなどま~ったく斟酌しない、
職務にひたすら忠実なカーナビ
いちいちいちいち、次々次々、
度々度々、何度も何度も
途切れることなく喋り続ける。
ウルサイっての!
黙れカーナビ!
いちいち言わんでもわかる!
わたくしは今日ほどカーナビを呪ったことはない
めっちゃ、腹が立ちました!カーナビに・・
お陰で、殆どジュリーの声は静かに聞けませんでした(‐”‐)
『こーっちのみ~ず 苦いぞ~♪』
まともに聞こえたのは、最後のここだけだった。
昔々、1970年代~ラジオ関西が4時から、毎日放送していた「歌声は風にのって」は土曜日は、発売されたばかりの新曲だけを流す番組だった。
音楽評論家が新曲について評論するのを聞くのがとても楽しみでもちろん、ジュリーが新曲を出すときは、どれだけ ドキドキして聞いたことか。
今日の車で聞いたラジオ関西の番組は、その後継番組の趣だったので、余計に昔を思い出して懐かしかった。
たいてい「今度の曲も売れるでしょうね~」という、アナウンサーの一言で
しめられていたが、一等賞の「追憶」のあとに出した「白い部屋」を紹介したとき「なんか前と同じ感じですね・・」という、女性アナウンサーの
期待外れ感いっぱいの言葉だけ、今も忘れないで覚えているのだった。 確かに、今も影の薄い曲です。
そういえば「勝手にしやがれ」の時は、評論家がいい曲ですね、と褒めてくれた。
「ロンリーウルフ」は、「ジュリーがとても歌に自信を持って歌っていますね」と
話していたっけ・・・
墓地に行ったら、ウグイスの声が しきりに 聴こえました。
寒緋桜