昨日の神戸新聞に、ポートアイランドの港異人館が一般公開と書いてあり、見に行ってきました。
北公園にある港異人館。近づこうとしたら、手前のイルカの噴水が 突然水を吐き出した。まるで、この私だけのための歓迎の噴水か?と勘違いしそうになる、タイミングの良さでした。
港異人館とは旧スミス・ヘイガー邸
一階の部屋では、ジャズの演奏が行われて 優雅な雰囲気。飲み物もサービスでいただきました。いたれりつくせり・・
2階では、綺麗な花でテーブルが飾られていた。
マントルピースのある部屋。
窓や外壁など、細部に至るまで美しく、見上げた天井部分の格子状になったところも美しい。
白い壁に水色がアクセント、とても爽やかで清涼な美しさでした。
青空に映える、港異人館。数多い神戸市の異人館でも、この清楚な美しさは ほかにはないかも・・
とても感慨が深いのは、1978年に北野町から、このポートアイランドに移築されたということ。1978年、神戸港関係の市の外郭団体でアルバイトをしていたので、この異人館に入れてもらった事がある。あの頃、ポートアイランドの北公園周辺には何もなかった。ただ、ポツンと広大な敷地に この白い異人館だけが心細げに建っていたのだ。あの時、異人館は移築されたばっかりだったのだと、今日知った。多分、辞めずにあのまま 外郭団体で働いていたら、また私の行く道は今とは違っていたかも。でも、ジュリーのファンは辞めてません。 あの当時を色々思い出して、大変懐かしかった。
ポートアイランドと、神戸市中央区をつなぐ赤い神戸大橋。80年にポートピア博が開催されたときは、大混雑でポートライナーに乗れず、橋を友人と歩いて渡ったが、かなりの時間がかかった。
震災の時は、ポートアイランドの市民病院に行くためのポートライナーが動かず、三宮からのバスに乗るために、長い長い行列に並んで待ったこともあった。忘れていた事など思い出した、異人館見物になった。