朝日新聞・別版be もう一度流行歌(1978年8月の曲)ジュリーはダーリングがノミネートされていました。「読者のベスト15」にかろうじて、11位にすべりこみました。世良さんのツイストの「銃爪」と同率11位。「ダーリング」というと、やっぱりセーラー服とラッパズボン、指をしゃぶるパフォーマンスが眼に浮かびます。
「ダーリング」は5月の発売、77年のレコード大賞、歌謡大賞を受賞後のノリにノッている時期ですから、発売すぐに一等賞に駆け上がりました。8月にはその勢いも落ち、オリコントップ10には入っていません。
「ザ・ベスト10」で長く一等賞でしたね~ 画像はファンとのツアーで行った、グアムのステージ。
1978年の8月の曲は、ジュリー以外にも記憶に残る曲が多いです。「飛んでイスタンブール」や「かもめが飛んだ日」はもちろん、「恋のナイトフィーバー」はトラボルタがディスコで踊る姿が目に浮かびました。懐かしいの一言です。
スキャンの都合上、右の記事がバッサリちょん切れていますが、右の特集は「林檎殺人事件」でした。久世さんが懐かしいので、樹木希林さんのインタビュー記事を要約しました。→
「林檎殺人事件」は「ムー一族」で久世さんが仕掛けたコントコーナーの劇中歌で、「お化けのロック」に続く二匹目のどじょうを狙った。「林檎殺人事件」は最初はさっぱり売れなかったが、番組で歌う前にコントをやったりして、ジワジワ売れはじめザ・ベスト10で4週連続1位を記録した。ひろみのキーに合わせて歌うので希林さんの声は殆ど聞こえなかった。作詞は阿久悠さんだが、歌のイメージは久世さんの作ったものだった。阿久悠さんは作詞家でもある久世さんを意識しないはずはなかった。「フニフニ・・」は久世さんの言葉遊びで二つとない、実際は一つという「不二」を意味しているそうです。