昨日の「ジュリーにチェックイン!」は「キネマの神様」感想特集でした。この日のために、慌てて映画を見てきたというメッセージも有って、時間も長めでした。
8月10日「ジュリーにチェックイン!」(パーソナリティ、田名部さん)
キネマの神様が8日に公開になり、感想をシェアしましょう。ということで、慌てて見てきたよというメッセージ有難うございます。まだまだ感想は間に合います。
「キネマの神様」公開となりました。
まずは1曲、ノンポリシーに入っていたこの曲、昭和59年の発売で「スマイル」
メッセージ『何で今の時代のジュリーがいいんですか?私は売れている時代のジュリーのラジオを聴いて、面白い芸能人と思い、暇な高校生だったので追っかけしてました。最近ファンになるなんてすごいですね。』
というメッセージを頂いているんですけど、なんていうのか「風姿花伝」を体現していらっしゃるというか、変わる勇気と言うのもあると思うんですよね。若い頃のイメージをそのまま保ってという努力も素晴らしいと思いますけど、自分自身が知らない可能性に一緒に自分が付き合ってスーパースターが体現してくれるという事、色んなお仕事についている方の励みになると思います。
若い頃にしていたことが出来なくなるのは辛いことだと思うけど、そうじゃなくて今の自分にフィットするのは凄いことだと思います、毎年チャレンジされている、そういう意味でもほんとに魅力的だなと思うんです。
ただ映画を観ていて思うのは、あんなに枯葉を綺麗に蹴り上げるシルバー人材センターの方はいませんよ(笑) 立ち居振る舞いで、ジュリーってバレちゃいますよね。
ここからは公開された感想をシェアしたいと思います。
saoさんからです。(すいません私です)(^^;
メッセージ『こんにちは!8月6日にいよいよ、お待ちかねの「キネマの神様」が公開になりました。実はすでに7月6日の豊中の先行上映会で見ましたが、あれから一ヶ月もたち、全く新たな気分で、三宮の国際松竹で見てきましたが、国際松竹にはポスターなどの展示はすでに無く、ラジオ関西のあるハーバーランドのMOVIXで見た方が、多くのポスターの展示があって華やかだったそうです。
映画の始まりは、亡き志村けんさんならゴウをどう演じたのだろうか?と志村さんの影がチラつき、ジュリーそこの台詞はもっと抑えた方がいい。なんて、山田監督よろしく、ジュリーの演技にダメ出しなどしました。ジュリーほどのキャリアでも、演じるジュリーには志村さんの代役という重圧はあったのでしょうか?
初めは志村さんを意識しましたが、次第にジュリーとダメ親父のゴウが重なっていき、かつての華やかに美しいジュリーと、今の古希を過ぎ、老いたジュリーとも二重写しに重なって、この役は初めからジュリーの為にあったように思えました。
見るのは二度めにも関わらず、些細なシーンや台詞の数々に気持ちが動かされて、前に私は何を見ていたのかしら? 映画が伝えたい事、見せたい事はこれかと、やっと気がつかされたり、半分も過ぎないうちからジーンと心が震え、涙ぐみました。最期のシーンは切なかったですが、ゴウは本望だったのでしょうか・・
映画を一回見ただけでは、まだ見えていないものがある。気がつかないものがあります。どうか一度観た皆様にも、二度目の鑑賞をおすすめしたいです!
エンドロールに一番最初に現れる「沢田研二」の名前が、何よりもファンとして誇らしく嬉しく、そして「志村けんさん有難う」の文字に静かな感銘を受けました。』
素敵なレビューを有難うございます。2回目を見に行ったというメールも沢山いただいています。そしてこちらは、
メッセージ『キネマの神様について語り合いましょうと先週言われていたので、昨日 慌てて見てきました。(笑)
ずっとゴウちゃんを支えてくれていた淑子ちゃんは、可愛くて強いな~と感心して、最後に引っ張られていくのが、園子さんだったので、ちょっと寂しくなりました。終わった後の「うたかた歌」が心地よかったです。』
人と人がどうやって繋がりあうかを教えてくれる、そんな映画でもありました。公開と同時にリリースされました。RADWINPS「うたかた歌」
メッセージ『今年の8月6日は、特別感慨深い日になりました。「キネマの神様」の封切り日、詮ないですが志村さんのゴウが見たかった。というジュリーのコメントが泣けました。
8月6日は広島は原爆記念日、忘れてはならない大切な日です。ジュリーは平和のメッセージをこめた曲を数々発信しています。
平成26年、子どもたちの平和の誓いに、沢田研二補作詞、GLACE作曲の「Welcome to Hiroshima 」この日になると聴きたくなります。
映画「太陽の子」も公開になりました。この研究が成功すれば戦争も終わると信じて、原爆を開発する若き化学者と家族の葛藤、三浦春馬さんの遺作でもあります。母親役を田中裕子さんが演じておられます。同じ方向を見て手を携えておられるお二人、素晴らしいご夫婦だと思います。』
今日、お伝え出来なかったメッセージは来週お伝えしたいと思います。
(以上で「ジュリーにチェックイン!」コーナーは終わり、その後に、一般の聴取者からのメッセージが読まれました。ジュリーファン以外からも注目されて、嬉しいです。)
メッセージ『キネマの神様のCMをTVで見ました。日曜映画劇場でお馴染みだった淀川長治さん、久しぶりに見ました。ジュリーファン、真理さんの感想など、ネタバレしない範囲で楽しみにしています。』
来週も皆さんとともに作って行きましょう。(以上)
来週も「キネマの神様」の感想は受付中です(^-^)
今日、J友さんは二度目の鑑賞を、ご夫婦でご覧になったそうです。二度目は家族と、友人と見るのも楽しいですね(^-^)
リクエスト曲の「NON-POLICY」の「スマイル」を聴いたのは何年ぶりだったか。暫くは思い出せませんでした。
1984年はジュリーのヒット曲が出なくなっていた時でした。「NON-POLICY」のレビューが、色々ご意見があって面白いです。⇒こちら
レビューの千さんのご意見が面白かったです。『渡り鳥はぐれ鳥は嫌いじゃないけど、北酒場のようなポップス系演歌のように聴こえ、方向性を模索していたことがわかります。千昌夫がセールスの落ち込んでいるジュリーに「演歌を歌いなさい」、とアドバイスしていたそうですが、ひょっとしたら、その影響もあって渡り鳥・・はリリースされたのかもしれませんね。』と有りました。
前日に1980年の「歌謡ビッグショー」をアップしたところですが、出演者に千昌夫さんがいます。この番組で、当時はまだまだ、演歌が強かったと思いました。ジュリーに演歌を歌いなさいは、余計なお世話ですが、北酒場のようなポップス系演歌のように聴こえ、には、確かにそういう面があったのかも。ジュリー自身は、好きではなかったと言っていました。
映画の公開の8月6日は原爆記念日でもあり、忘れてはならない日と、メッセージをされた方。メッセージで読まれた「Welcome to Hiroshima 」は曲は流れてはいませんが、『Welcome to Hiroshima ~平成26年(2014年)8月6日『平和への誓い』。『un democratic love』収録。GRACEさんの曲に、2014年の広島・平和祈念式での『子ども宣言』、広島の小学生2人の子ども代表による『平和への誓い』の言葉に、ジュリーが補作詞した曲ですが、実はスッカリ忘れていて、メッセージで思い出しました。
ついつい浮かれる心が、忘れてはいけない日を、よそに追いやっていました。
広島と長崎の平和祈念館は、ともにこの2~3年のうちに、ジュリーのライブの折に訪れました。眼をそむけてはならない、忘れてはいけない戦争の惨禍を目のあたりにしました。ライブのついでとはいえ、訪れる機会を与えてくれたのはジュリーだと思います。