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8月17日「ジュリーにチェックイン!」Playlist of Harborland

2021年08月19日 | ジュリーにチェックイン!(ラジオ関西)

8月17日「ジュリーにチェックイン!」

パーソナリティは田名部真理さん。



(田名部さん)今週も、上映中の「キネマの神様」の感想をシェアしたいと思います

(メッセージ)『松竹映画、100周年記念「キネマの神様」、初日に見に行ってきました。
映画の最中は泣きそうになったりして、ああ 良い映画を見てきたな・・と思いながら帰宅しました。沢田さんがゴウ役を引き受けた決断の重さを、映画を見た後の方が強く感じています。

ジュリーの熱演素晴らしかった 映画の中にいるのはまさにゴウですが、演じているのは私の中ではジュリーなので、脳内変換していた私がいたのは事実です。熱心にストーリーを追いながら、ジュリーを見つめているのです。
この映画は現在パートと過去パートが行き来するように描かれています。去年の2月に本読みがあり、そこに志村けんさんが参加され、共演者の方々とお逢いになっていたそうです。志村さんが参加されたのは、本読みまででした。(パンフレットから抜粋していただいています)

その後、新型コロナで志村さんがご逝去になり、皆が哀しみにくれ、緊急事態宣言下撮影は中断。そんな中、沢田さんが代役に決定し、昨年 6月11日から撮影に入られたとパンフレットに有りました。沢田さんが代役に決まった時は本当に驚きました。そして映画を見て、リアルダメ親父のジュリーにもっとに驚かされました。パンフレットに沢田研二がよくぞ、この汚れ役を引き受けたと感心すると川本三郎氏(評論家)が書かれていますが、私の中にもそういう気持があります。

この映画にはおよそ50年前となっていますが、このおよそには、10年くらいの年数があると思って映画を見ました。日本映画の黄金期は1950年だと思うからです。しかしながら山田監督の脚本はそういうことを超越して
青春時代の愛情、友情、現代の家族愛、周囲への愛の眼差しと、ゴウのお酒・ギャンブル・借金と問題満載ですが、ラストのラブレターを読まれた淑子ちゃんの表情で、全てがファンタジーになってゆくような気分を味わいました。

キネマの神様をもっと見てみたい、見るたびに私の感想も もっと変化してゆくだろうと思いますが、愛という点だけは、何度見てもウルウルすると思います。ゴウと孫が恥かし気に筆を入れるシーン。私にまだ小さい男の子がいるせいでしょうか。あの時の恥かしげで夢を見るようなゴウの表情が素敵でした。』

(田名部さん)このレビューごとラストにもってゆきたいくらい、素晴らしいメッセージ有難うございます。

リクエスト曲、初のジュリーの作曲
 昭和45年発売、ザ・タイガースの「素晴らしい旅行」

何かと我慢をしいられている今日この頃ですから、「どこかいいことあるよ♪」の歌詞が、別の響き方をします。
作詞は山上道夫さん、作詞作曲は沢田研二さん。
14枚目のシングル オリコン15位。

 

(メッセージ)『新宿ピカデリーにて「キネマの神様」見てきました。入ってすぐに衣装が展示してあって (田名部さん:これ新宿ピカデリー限定だけなんですよね、羨ましい~)
壁には出演のパネル、壁一面に巨大なポスターがありました。ピカデリーさん、とても押してくれていて 嬉しかったです(^^♪

最初からウルウルして見てたんですけど、エンドロールで、崩壊しました。詳しい話はまだ見ていない方もあると思うのでやめておきます。パンフレットは900円で、分厚くて読みごたえがありました。

そこにジュリーの、「志村けんさんで見たかった」というお言葉が有りましたが、私はむしろジュリーで良かったのでは、と思いました。若い時は園子ちゃんや淑子ちゃんにモテモテ、今はクズな親父なのに離れられないというのに無理なく(田名部さん:確かにね、ジュリーなら納得します)

志村さんの脚本はどんなだったかと気になりますが、今はディレクターズカット版を読んでいまして、読み終わったら、また観に行くつもりです。』

リピーターの方も多いと伺っています、そんなお1人かもしれませんね。

リクエスト
アルバム13作目の「TOKIO」から、

この曲 私が家で予習しながらかけていたら夫が、すごくいいな、とわざわざ声をかけてきました。
昭和54年発売、「DEAR」

メッセージ『映画と手紙が出てくるのでチョイスしました。』
TOKIOのアルバムから加瀬さんのプロデュースが始まったんですよね。
作詞:カンチンカ、作曲:井上尭之さん

(以上)




「DEAR」静かに始まり、次第に盛り上がり、聴く人の心のそれぞれに深い余韻を残す、静かなラスト。美しい旋律が、謎めいたように聴こえました。TOKIOのアルバムは、ひときわ個性的で魅力的な曲が集まっていて、どれも好きでした✨

昭和45年発売の、ザ・タイガースの「素晴らしい旅行」は、爆発的人気だったGSブームはすっかり退潮し、解散するグループも多い中で、なんとなくタイガースのメンバー達のそれぞれの歩く道を予感させる気がしました。

『パンフレットに沢田研二がよくぞ、この汚れ役を引き受けたと感心すると川本三郎氏が書かれています』ゴウと言う役柄は「大阪物語」の隆介に繋がる役柄だと感じています。どうしようもダメな奴、憎みきれないろくでなし。ダメ男を演じても、ジュリーが生来もつ愛嬌と華が、ほおっておけないと思わせてしまいます。

ふと思うのは、ジュリーの初めての汚れ役は「ザ・近松」の嫌われ者のドケチな金貸し、八衛門から?嫌われ者の八衛門さん、とても おもろかったです。いや、もしかしたら汚れ役は「太陽にほえろ」の殺人者の役からかもしれないです。

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