一人酒を飲みながら、泣きたくなるんだ
君が逝っちまってから、二年半になる。
ちょうど二年前の新緑のころだった、死期を悟った君に慰めのつもりで言った言葉が、今になって僕に効いている
「先に逝く君は良いよ! 僕が逝く時には、君を想うような僕は居ないのだから・・」って!!!
僕は今、マルクス主義者を公言している。
君が読破した資本論は僕には読み切れなかったが、マルクスがイメージしただろう世界は僕には全く今も間違いなく到達すべき世界だと。
君にはもう語れなくなったけど、今また確信している。
「人々が飢えを知らず、隣人や社会への貢献が自己実現と同義になり、嫉妬や妬み等の忌むべき感性は忘れ去られた世界。 全ての人にとって、労働が現今の芸術活動にとって代わるそんな世界こそマルクスが想定していた」はずなのだと・
スターリンや毛沢東や金日成などなど・・とは、全くに異なるのだと!!
そして、しかし、未だにごまめの歯ぎしりは治まらず、夜ごとの寝言の咆哮は止まぬ。
こんな時こそ、君が欲しいのだ!
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