うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

大福餅を作りました

2023-01-15 21:58:03 | 手作り

゛、

今日も素晴らしい景観でした

畑も雪の中だし、大福餅を作りました。 前夜の餡子作りから始まり・・・・

g

餡子の小豆200g  出来上が600ℊ 少しお米多すぎたかな

チョット皮が厚めだけど、それなりに美味しい !!

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老齢自覚

2023-01-13 18:03:44 | ブログ

もう、いい加減に自覚し、慣れないと!!

 

信号の無い横断歩道での出来事。

集団下校中の小学生の一団に出会った。

当然のことながら、お先にどうぞと手で合図!

礼儀正しい上級生、有難うございますって・・!!帽子を脱いで一礼。

 

次に出た言葉 「みんな早く渡れ!・・・!  お爺さんが待っててくれるから・・」

 

 えっ !  ホンの一瞬なのだが、自分の事だと判らない自分が居た。

小学生達を見送り、横断歩道を通過しながら、独り車内で、ほろ苦く大笑いしたものだ。

 私には孫が居ない、兄妹にも子は居るが未だ孫が居ない。

要するにお爺さんと呼ばれる環境が私の周りに無い。

半年くらい前に、ボランティア子ども食堂の手伝いに出向いた際、小学生の男の子に、「お爺さんはどこの人??」って、声を掛けられ、同様に自分の事だと判断できなかったことが有った。

僕のうろたえた様子に違和感を覚えたのだろう、大学生ボランティアメンバーが話を聞いてくれた。

笑い話だって自虐ネタとして話したのだが、彼女が気を回してくれたのだろう。

 その後は名前でしか呼ばれたことは無いのだが。

 

 確かに、70過ぎればお爺さんである。見た目も我ながらお爺さんの風体をすっかり纏っている。

今回で2回目である。 今回まではご勘弁を !! 

3回目からは、しっかり覚悟してお爺さんと呼ばれましょう・・・・・

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桜枝伐採作業

2023-01-11 21:01:55 | 日記・エッセイ・コラム

先日の大雪で、我が家の桜の枝が折れてしまった。

折れた枝が光ケーブルに掛かってケーブル損傷の危険が有り、晴れ間を狙って伐採除去作業をした。

高所の為に、梯子が届かない !   

おまけに梯子が竹で作った手製である。 自作ながら少々不安・・・

慎重に ! 慎重に !

無事作業は終わったのだが、手鋸での切り落としで、切り口が痛々しい。

足場整備して、再度チェーンソーで綺麗に切断し防腐消毒処理をします。

それにしても、このような危険作業で、周りに誰も居ない時に事故が有ったらと・・・・

 

 

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また訃報

2023-01-10 11:06:51 | 身辺

同期入社後、15年間に亘って喜怒哀楽共にした同志だった。

   

同志というより、マルクスや左翼イデオロギーに導いたリーダーだった。

 入社した時代は、70年安保や全共闘運動の熱気が未だ色濃く漂っていた。

大学受験に失敗して失意のまま入社した折、特異な風体と奇態な行動で僕の前に現れた彼は、僕を鷲掴みにした。

彼を含めた同期の5人をコアメンバーとした、15人程度で組織的な労働運動を展開した。

労使協調の既成組合や共産党、社青同、中核派など共闘を模索したが、彼らの党派取り込み方針に嫌気で、結局は会社側を含めた十字砲火を前に、5~6年で組織は雲散霧消した。

 その後10年くらいは個人的な交流は続いたが、先鋭化していく彼と衝突する場面が多くなり接点が途絶えていった。

営業職への転属や政治の季節の退潮等で、僕らの青春の熱気は失われた。

福島県 平出身の彼は、原発事故2年後に老親のいる故郷へ帰ったと伝え聞いた。

そして、今朝の訃報である。昨年10月に大腸癌で・・・・殆ど見舞う人も無かったものと思える末期だったのだろう。

確かに、僕は彼に多くの影響を受けた。

自らが拠って立つ思想と云おうか、或いは政治的な立ち位置と云おうか。

そして何より現実をどう認識していけばいいのか、その認識に基づいての対処は如何あるべきか等、人として最も基本的な在り様を、彼との激論を含めた交流で得たといえるのだ。

近年、往時の同志、同期が亡くなる度ごとに、もう一度肝胆照らして語れないものかと思い起こしたのだが・・・・

あぁぁ、 哀悼!!

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土を喰う

2023-01-09 10:00:23 | 日記・エッセイ・コラム

早朝目覚め、淹れたてのルワンダ珈琲を飲みながら、土を喰う日々を読了

淡々と山村に住み日々の季節の移ろいと食の事を綴った村上勉のエッセー

読んだ契機は 土を喰う12か月という映画だ。映画にあるような物語性も無く、直接人生や生死の事を語っているわけでも無い。

筆者が幼年時代に体験した僧院暮らしをベースにしたものだが、自分が今、ここ群馬の過疎山村に独居しつつ日々を送っているから、多く感応するのだろうか。

一日2~3回費やす食事は、単なる喰うことではないと、常日頃思っているし語っている。

食材調達、食材下準備、調理、食器や配膳、調理器具や食器、残滓の後始末を含めると、実に多大な時間と労力を費やすものであり、更に最も重要なのは、その食物のもたらす味わいとその喜び、滋養と満足感なのである。

そして、山村独居はその全てが己一人の作業になる。

 畑で作物を作り野に出て山野草を得る事を含めて、それら全て食に繋がり、そして直接生きることに通じているということだ。

 であるから、宗教も食ということに焦点を当てなければその存在感も得られなかったのだろう。

 道元禅師の著した典座教訓もその一編らしい。

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