水上勉の「五番町夕霧楼」を読んだ。この作品は昭和25年7月2日に起きた「金閣寺放火事件」を参考に作家の水上勉氏が書いた小説で10日前に読んだ「金閣炎上」が事件を取材して纏めたものとは異なり全くのフィクションです。
ネタバレになってしまうが敢えて述べるとこの作品では京都の遊郭の五番町夕霧楼で働く夕子が主人公になっている。その哀れな人生と後に放火した恋人である学生僧侶との恋に何とも言えない寂寥感を読んだ後感じた。作家の水上勉が何をこの作品の中で言いたかったかが、全然わからないと感じています。当時の京都の遊郭事情を伝えたかったのだろうか?
ネタバレになってしまうが敢えて述べるとこの作品では京都の遊郭の五番町夕霧楼で働く夕子が主人公になっている。その哀れな人生と後に放火した恋人である学生僧侶との恋に何とも言えない寂寥感を読んだ後感じた。作家の水上勉が何をこの作品の中で言いたかったかが、全然わからないと感じています。当時の京都の遊郭事情を伝えたかったのだろうか?