最終日 京都旅行 12/31編
本日の目的は、鞍馬山と大雲寺、上賀茂神社でした。前者2か所は、源氏物語で源氏の君が「紫の上」を見つけた場所、上賀茂神社は正室・葵の上と(源氏の君の)恋人の一人・六条御息所が牛車で鉢合わせした場所です。
6:14祇園(宿)ー6:40祇園四条駅ー6:48-8:15出町柳駅ー8:46鞍馬駅ー8:50-10:37鞍馬山ー10:40貴船神社総本宮 ー10:56貴船神社結社ー11:03貴船神社奥宮ー11:45-11:51貴船口駅ー12:07岩倉駅ー12:34大雲寺ー13:21岩倉駅ー13:34国際会館駅ー13:44北山駅ー14:10-14:31上賀茂神社ー14:53北山駅ー15:17京都駅
6:14に祇園の宿を出て祇園四条駅から京阪電車で出町柳駅へ、そのまま叡山電車に乗り継ぐと鞍馬駅に7時半過ぎに到着してしまうので、ここで時間調整することにした。最初は鴨川(賀茂川)に出たが寒いので駅にあったロッテリアでコーヒーを飲んで1時間少し時間をつぶした。
賀茂川 出町橋
8:15出町柳駅発の電車で鞍馬駅に電車は最初は平地を最後は登山気味に箱根登山鉄道に感じが似ていた。鞍馬山の山門はすぐにそばだった、愛山費(入山料)300円。入口からの仁王門は堂々していて威厳が感じられた。
鞍馬山 仁王門
勾配はあるが歩きやすい参道を上がり「鞍馬の火祭」で有名な由岐神社を経て、9時半ころに40分かけて鞍馬山の核心部の本殿金堂に着いた。ここも威風堂々としていた。
鞍馬山 由岐神社
鞍馬山 本殿金堂
そこからは奥の院への参道を進んだ、観たかった霊宝殿(鞍馬山博物館)は閉館中だった。さらにこれも観たかった与謝野晶子の書斎「冬柏亭」を閉ざされていた。
霊宝殿(鞍馬山博物館)
鞍馬山 冬柏亭
奥の院の参道は仁王門から本殿金堂までとは違って石段もあり辛かったが意外と観光客が多かった、また、独特の木の根道はここが山だと感じさせられた。
鞍馬山 木の根道
義経の御魂が鞍馬山に戻ったとされて遮那王尊として護法魔王尊を助けておられる「義経堂」、650万年前に金星から地球に降り立ったという魔王尊を祀っている「魔王堂」を経て10時半すぎに鞍馬山の西門へ出ることができた。
鞍馬山 義経堂
鞍馬山 魔王堂
鞍馬山の全行程は約100分と入口でもらった案内紙には書いてあったが107分とほぼ同じ時間で歩いたが、途中で「冬柏亭」を観に戻ったりしたのですんなりと歩けば90分以内で歩けたと思った。また、前述したように年末にもかかわらず奥の院への道は観光客が多かった、ただ参道は全体的に勾配は比較的緩くて見どころも多くマイペースで歩けば危険な所もなくて軽装でも歩ける貴船神社への快いハイキングコースだと思いました。
ただ、鞍馬山は源義経公の色が強くて、通説になっている源氏物語で源氏の君が紫の上に会った「なにがしの寺」には私的には思えませんでした。
次に貴船神社へ、鴨川の上流域の川である貴船川沿いに総本宮、結社、奥宮と参拝しながら30分ほどかけて歩いたが、鞍馬山に比べてとても参拝者が多くて落ち着いて参拝できなかった。参拝後は川沿いを貴船口駅まで歩いて次の目的地の大雲寺の最寄り駅の岩倉駅まで電車で行った。
貴船神社総本宮
貴船神社結社
貴船神社奥宮
岩倉駅から30分ほどで大雲寺へ、ここも源氏物語で源氏の君が紫の上に会った「なにがしの寺」の候補地とされているお寺ということで、お寺のホームページではそれなりの大きなお寺のように写真などが載っていたので期待していたら拝殿はなくて普通の民家だった。ご住職にお話しを聞いてみたら観光的な参拝は受け入れていないのことで御本尊も見せていないのことです。つぎにネット調べておいたすぐ隣の北山病院内に源氏物語の掲示板があった。(「なにがしの寺」とされる理由が書かれていた。これによると大雲寺は以前は北山病院内にあったのことです。)苦労して訪れたが期待はずれだったが、強いて言えば鞍馬寺よりこちらこそ「なにがしの寺」にふさわしいと思いました。
大雲寺
北山病院内 源氏物語の掲示板
その後は岩倉川沿いに歩き国際会館駅から地下鉄で北山駅へ25分ほど歩き上賀茂神社へ。思ったより小さいが古風感じはした、12月30日にもかかわらず参拝者が意外にも多いのは驚いた。ただし、源氏物語で正室・葵の上と(源氏の君の)恋人の一人・六条御息所が牛車で鉢合わせした場所と言うにはあまりにも明るい境内だった。
上賀茂神社
その後は北山駅へ戻り地下鉄で京都駅に出て、この旅行の予定がすべて終了した。
旅行の3日間は天候には恵まれて、すべて行きたいと思っていたところは行けてよかったです。ただし、期待が大きかった分全体としてはがっかりばかりでした。源氏物語は千年以上前の架空の物語なので、仕方がないですね!! また、機会がありましたら「長谷寺」と「鞍馬山」は訪れたいと思っております。
次回は、比叡山と小野の里を訪問し、武生の「紫式部公園」にも行ってみたいです。
本日の目的は、鞍馬山と大雲寺、上賀茂神社でした。前者2か所は、源氏物語で源氏の君が「紫の上」を見つけた場所、上賀茂神社は正室・葵の上と(源氏の君の)恋人の一人・六条御息所が牛車で鉢合わせした場所です。
6:14祇園(宿)ー6:40祇園四条駅ー6:48-8:15出町柳駅ー8:46鞍馬駅ー8:50-10:37鞍馬山ー10:40貴船神社総本宮 ー10:56貴船神社結社ー11:03貴船神社奥宮ー11:45-11:51貴船口駅ー12:07岩倉駅ー12:34大雲寺ー13:21岩倉駅ー13:34国際会館駅ー13:44北山駅ー14:10-14:31上賀茂神社ー14:53北山駅ー15:17京都駅
6:14に祇園の宿を出て祇園四条駅から京阪電車で出町柳駅へ、そのまま叡山電車に乗り継ぐと鞍馬駅に7時半過ぎに到着してしまうので、ここで時間調整することにした。最初は鴨川(賀茂川)に出たが寒いので駅にあったロッテリアでコーヒーを飲んで1時間少し時間をつぶした。
賀茂川 出町橋
8:15出町柳駅発の電車で鞍馬駅に電車は最初は平地を最後は登山気味に箱根登山鉄道に感じが似ていた。鞍馬山の山門はすぐにそばだった、愛山費(入山料)300円。入口からの仁王門は堂々していて威厳が感じられた。
鞍馬山 仁王門
勾配はあるが歩きやすい参道を上がり「鞍馬の火祭」で有名な由岐神社を経て、9時半ころに40分かけて鞍馬山の核心部の本殿金堂に着いた。ここも威風堂々としていた。
鞍馬山 由岐神社
鞍馬山 本殿金堂
そこからは奥の院への参道を進んだ、観たかった霊宝殿(鞍馬山博物館)は閉館中だった。さらにこれも観たかった与謝野晶子の書斎「冬柏亭」を閉ざされていた。
霊宝殿(鞍馬山博物館)
鞍馬山 冬柏亭
奥の院の参道は仁王門から本殿金堂までとは違って石段もあり辛かったが意外と観光客が多かった、また、独特の木の根道はここが山だと感じさせられた。
鞍馬山 木の根道
義経の御魂が鞍馬山に戻ったとされて遮那王尊として護法魔王尊を助けておられる「義経堂」、650万年前に金星から地球に降り立ったという魔王尊を祀っている「魔王堂」を経て10時半すぎに鞍馬山の西門へ出ることができた。
鞍馬山 義経堂
鞍馬山 魔王堂
鞍馬山の全行程は約100分と入口でもらった案内紙には書いてあったが107分とほぼ同じ時間で歩いたが、途中で「冬柏亭」を観に戻ったりしたのですんなりと歩けば90分以内で歩けたと思った。また、前述したように年末にもかかわらず奥の院への道は観光客が多かった、ただ参道は全体的に勾配は比較的緩くて見どころも多くマイペースで歩けば危険な所もなくて軽装でも歩ける貴船神社への快いハイキングコースだと思いました。
ただ、鞍馬山は源義経公の色が強くて、通説になっている源氏物語で源氏の君が紫の上に会った「なにがしの寺」には私的には思えませんでした。
次に貴船神社へ、鴨川の上流域の川である貴船川沿いに総本宮、結社、奥宮と参拝しながら30分ほどかけて歩いたが、鞍馬山に比べてとても参拝者が多くて落ち着いて参拝できなかった。参拝後は川沿いを貴船口駅まで歩いて次の目的地の大雲寺の最寄り駅の岩倉駅まで電車で行った。
貴船神社総本宮
貴船神社結社
貴船神社奥宮
岩倉駅から30分ほどで大雲寺へ、ここも源氏物語で源氏の君が紫の上に会った「なにがしの寺」の候補地とされているお寺ということで、お寺のホームページではそれなりの大きなお寺のように写真などが載っていたので期待していたら拝殿はなくて普通の民家だった。ご住職にお話しを聞いてみたら観光的な参拝は受け入れていないのことで御本尊も見せていないのことです。つぎにネット調べておいたすぐ隣の北山病院内に源氏物語の掲示板があった。(「なにがしの寺」とされる理由が書かれていた。これによると大雲寺は以前は北山病院内にあったのことです。)苦労して訪れたが期待はずれだったが、強いて言えば鞍馬寺よりこちらこそ「なにがしの寺」にふさわしいと思いました。
大雲寺
北山病院内 源氏物語の掲示板
その後は岩倉川沿いに歩き国際会館駅から地下鉄で北山駅へ25分ほど歩き上賀茂神社へ。思ったより小さいが古風感じはした、12月30日にもかかわらず参拝者が意外にも多いのは驚いた。ただし、源氏物語で正室・葵の上と(源氏の君の)恋人の一人・六条御息所が牛車で鉢合わせした場所と言うにはあまりにも明るい境内だった。
上賀茂神社
その後は北山駅へ戻り地下鉄で京都駅に出て、この旅行の予定がすべて終了した。
旅行の3日間は天候には恵まれて、すべて行きたいと思っていたところは行けてよかったです。ただし、期待が大きかった分全体としてはがっかりばかりでした。源氏物語は千年以上前の架空の物語なので、仕方がないですね!! また、機会がありましたら「長谷寺」と「鞍馬山」は訪れたいと思っております。
次回は、比叡山と小野の里を訪問し、武生の「紫式部公園」にも行ってみたいです。