川端康成の「雪国」を再読した。前回は去年の2月28日だから約1年3カ月ぶりです。主人公の島村とヒロインの駒子、葉子の関係がはっきりと作品の中で明示されていないところと、島村と駒子の性描写が思わせぶりな描き方、中途半端なラストシーン。何か源氏物語にも似た感じがしました。真面目に読むと何が主題なのかわからないが、どんどん引き込まれてあっという間に終わってしまう不思議な魅力のある恋愛小説としか言いようがありません。
また、しばらくしたら再読するでしょうね!
また、しばらくしたら再読するでしょうね!