また、川端康成の作品を再読した。作品名は「伊豆の踊子」で、前回(2022.3.5:はまってる本155)と同様に新潮文庫版です。「伊豆の踊子」以外に「温泉宿」、「抒情歌」、「禽獣」が収められている。
「伊豆の踊子」は三島由紀夫の「潮騒」同様に青春小説で自分の青春時代を思い出す何度読んでも快い物語です。川端康成の作品の中では「雪国」、「古都」と並んで私の愛読書になるでしょう。
前回のブログ(はまってる本155)で述べたように他の「温泉宿」は、最初は人間関係が複雑すぎてよくわからかった。舞台が温泉宿で「伊豆の踊子」のおまけのように思えます。「抒情歌」、「禽獣」の3つは難解すぎ主題が重くて読むのが辛かった。もし、新潮文庫版を読むならば「伊豆の踊子」、「温泉宿」のみで十分だと思います。
「伊豆の踊子」は三島由紀夫の「潮騒」同様に青春小説で自分の青春時代を思い出す何度読んでも快い物語です。川端康成の作品の中では「雪国」、「古都」と並んで私の愛読書になるでしょう。
前回のブログ(はまってる本155)で述べたように他の「温泉宿」は、最初は人間関係が複雑すぎてよくわからかった。舞台が温泉宿で「伊豆の踊子」のおまけのように思えます。「抒情歌」、「禽獣」の3つは難解すぎ主題が重くて読むのが辛かった。もし、新潮文庫版を読むならば「伊豆の踊子」、「温泉宿」のみで十分だと思います。