太宰治の本を読んだ。作品名は「人間失格」です。おそらく45年以上前の高校時代に読んだことがあるのだがその時の感想は覚えていないので初めて読んだと同様です。感想は、はっきり主人公は作品名のとおり「人間失格」です。こんな人間なのに女性にもてるのが全く理解できない、よほど外見がいいのだろうか? 最初は太宰治の自叙伝小説かと思ったがそうではない、ただし、彼の生涯とかなりの部分かぶっている。
最初に述べたようにこの主人公は好きではないが、なぜか不思議なお酒に酔った時のような心地よさがこの作品にはある。これから暫く太宰治の世界に入っていきます。