まごころ(カフェ・喫茶店/鎌倉)
*ヘンプを理解して、環境問題に貢献を
窪塚クンの記事で触れた“産業用大麻(ヘンプ)”について、もうちょっと詳しく記しておこうと思います。
大麻=マリファナというイメージが強いため、有害な植物と誤解している人が多いようですが、ヘンプの茎からは、紙、布、プラスチック、実からは、食用油、石けん、シャンプーなどが作れるんですよ。
しかも、肥料・農薬を必要とせずに驚くほど早く育つ「地球にやさしい」植物なのです!
現代の深刻な環境問題を考えれば、石油と森林に替わる可能性を秘めた農作物として、これからの地球が必要とする「貴重な資源」でもあるのです。
というわけで、由比ヶ浜にある此方のカフェ、実はNPO法人「ヘンプ製品普及協会」のアンテナショップ。
産業用大麻への理解を深めてもらい、ヘンプ製品の普及を後押しするコンセプトの下に誕生したのだそう。
お店の建材にも麻が使われています(日本初!)。麻には保温効果や空気の洗浄作用があるそうです。
「ヘンプを通して環境問題に貢献したい」と言うオーナー氏のお言葉通り、店内にはヘンプを使った食品、衣類、アクセサリーなどが展示・販売され、ヘンプに関する資料の展示も行われています。
フードメニューは基本的にオーガニック&マクロビオティックス。麻の実を使ったお料理も提供されています。
麻の実は、ビタミン、ミネラル、タンパク質、アミノ酸を含み、身体によい食材です。七味唐辛子に入っている一番大きな粒が麻の実。ちなみに、中国漢方では「麻子仁(ましにん)」と呼ばれています。
その麻の実が入ったカレー(タマネギとスパイスだけで作る)や、麻の実の粉を練りこんだピザ、麻オイルや麻ナッツを使ったブラジリアンプレートなど、他ではなかなか味わえないメニューが揃っています。
無農薬・無化学肥料で栽培される雁音米(かりおんまい)、天然酵母パンを作っている【わかなぱん】のピタパンなど、安全で身体にやさしい食材を使い、お野菜はもちろん無農薬。そうそう、麻の実が入った「麻物語」なるビールもあり。新潟で作られている地ビールなんですって。
でも…実はオーガニック系料理がかなり苦手な私(ボソッ)。
アレルギー体質でもないし「マクロビ料理は金払ってまで食べたくない」というけしからん人間なのです。
理由は―「だって全然美味しくないし!」。あの
日影茶屋がプロデュースする
チャヤマクロビオティックスでさえも「うへぇ~」でしたから…。なのでお料理はいただいておりません(すみません)!!
オーガニックコーヒー(550円)とマクロビオティックケーキ(680円)を。マクロビ系スイーツは結構好みです。甘さがしつこくなく(砂糖不使用)、フルーツなどの素材本来の良さがダイレクトに味わえるから。
ありがたいことに、此方は「お茶だけでもOK」なのだ。
窓の外は、道路が視界に入らない絶好のロケーション。由比ヶ浜の海岸を一望出来ます。
雰囲気のいいBarカウンターもあって、夜も遅くまで営業しているけれど、個人的には明るい時間の利用がオススメ。
ショップスペース
毎週水曜日の夜にはオーナーの友人たちによるライブが催されています(民族楽器を演奏するにぎやかなものだそう)。チャージなしなので、興味のある人は気軽に覗いてみては?
ワークショップについての詳細情報はHPのインフォメーションをチェック。
★鎌倉花火大会、店内&屋上で見られます!
軽い食事が楽しめて3,000円~5,000円。
もちろん事前予約必須。毎年予約しようしようと思うのですが…。なかなかスケジュールが合わず。
来年はきっと!
★店舗情報は
こちら
2013/04/14 画像1点追加(ぐるなび)
2018/04/29 画像2点追加(
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