ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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■エリゼ光

2006-09-23 15:28:30 | 横浜・湘南のレストラン

 エリゼひかる(フランス料理/山手) 

*山手の高台で「ナチュラルフレンチ」を

9月も後半になりましたが、ようやく新生エリゼ光に初訪問を果たしました。
関内のオフィス街の、しかも居酒屋やピンサロが入ったビルで営業していたことを思えば、山手の一等地に移転とは、まさに「大躍進!」ってところでしょうか。何たって、あの山手十番館の隣りですからねぇ。窓からはマリンタワーやみなとみらいの夜景が一望。多分花火もバッチリだと思われます。
まあ、駅から少々歩くのと、高台ゆえ途中の坂道がキツいという難点もありですが(^^;)。
お料理は相変わらずヘルシー志向で美味しいし、価格にも変動ナシ(家賃はUPしているはずだけど)、至れり尽せりのサービスも健在と、まずは一安心です。



ディナーのお供(白ワイン)は、日本が世界に誇る甲州ワイナリー「ルバイヤート」の創業50周年記念ラベル。
リストに載っていない“隠し玉”です(6,000円)。



〓いただいたお料理〓
相変わらず我儘を言って、一番安い4,500円コースをベースにお料理を一部他のコースのものと入れ替えていただきました。
・アミューズ
赤シソのジュース、薩摩芋のレモン煮、マッシュルームのムース、ハーブの香りをつけた里芋、紅芋のスープ
・冷たい前菜 
白舞茸とフォアグラのテリーヌ
・温かい前菜 
たたいた海老のクレープ包み
・オプション 
盛合せにした野生の茸のソテー(エシャロット風味)/1,050円
・魚料理
クレオパトラ 三崎産舌平目のムース詰め 秋野菜と共に
・肉料理
霜降り和牛のグリエ(金時草のソース 赤ワインと巨峰風味)+2,100円
・デセール
世界一美味しいモンブラン+1,000円

まずは微発泡のスパークリングワイン(ウェルカムドリンク)で乾杯。繊細な泡立ちの、口当たりの良い発泡酒でした。

アミューズの芋づくし?はあまりの豪華さに思わず恐縮してしまうほど!一口ずつの「お味見」サイズながら、食材そのものの素晴らしさがダイレクトに伝わります。個人的にはマッシュルームのムースがお気に入り。

前菜2皿は、料理の美味しさは勿論のこと盛り付けの美しさに感動!連れは冷前菜に松輪鯖をオーダー。私は鯖を食べると蕁麻疹が出るため、たいてい遠慮してしまうんですが、あまりにも美味そうだったので思わず味見させてもらっちゃいました!メチャ美味っ!!の一皿です。「関西の関鯖、関東の松輪鯖」と称えられる、1本釣りの高級魚。赤身の青魚とは信じ難い繊細な味にビックリ。聞いていなければ鯖とは気付かないと思います。ほんの一口ですっかり鯖のイメージが覆されてしまった私。
メインお魚とお肉は連れと別々にオーダーし、お互いのお皿をちょっとずつお味見。

お魚メインディッシュの「クレオパトラ」とは、絶世の美女クレオパトラをイメージした古典的なフランス料理。舌平目の間に帆立貝のムースを詰め、白ワイン蒸しにし、そのエキスを煮詰めて、クリームを加えるという、非常に手間のかかる一皿です。古典料理とはいえ、六川シェフの手にかかれば、旬の野菜をたっぷり使った湘南テイストのフレンチとして楽しめます。個人的なツボは付け合せのオクラ。

お肉メイン、和牛グリエは分厚さがハンパなかったです!火の通り具合もドンピシャ。添えられていた岩塩とのマッチングにも感動しました。

去年に引き続きニューヴァージョンで登場のモンブランは、期待を裏切ることのない大ヒット! 何をかくそう、これが食べたくて伺いました。素晴らしいディナーの大トリを飾るにふさわしいゴージャズなデセールです。

お魚はシェフの技に、お肉は食材そのものの素晴らしさに唸りました。デセールは常時3~4種類用意されています。可愛らしいデミカップで供されたコーヒーをいただいて、ディナー終了。
とにもかくにも大満足。
これで1人12,000円弱とは何だか申し訳ないくらいです。

店内はこんな感じ
相変わらずの、いや、パワーアップした“ロココ仕様”はシェフの趣味なのか(^^;)?

お隣はあの山手十番街!
窓の向こうには、外人墓地越しに望むみなとみらいの夜景。デートや記念日にもオススメ!

エリゼ光
□11:30~15:00(L.O 14:30)17:30~22:30(L.O 20:30)
□水曜定休
□中区山手町246 カーネルスコーナー2F
□045-621-4890

2013/04/13 画像(料理7、風景1点)を削除
コメント (5)
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