ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

■□ご訪問ありがとうございます□■

■記事の作成・編集→投稿は基本的にPCで行っています。スマートフォンで閲覧の際にはレイアウトが崩れてお見苦しい箇所もあります。 ■ゲストブックはブログを持たない友人に提供しているカテゴリーです。 ■記事についてのクレームなどは、右サイドバーの「メッセージを送る」からお願いいたします。■投稿者名が空欄のネガティブなコメントは承認しない場合があります。■「安藤美姫」カテゴリがパスワード制になりました。閲覧希望の方はメッセージにてパスワードをお問合わせ下さい。

◆活動資金の寄付をお願いしています◆

■被災地支援団体 aoSORAnt(前・美味しい食べ物届け隊)/【ゆうちょ銀行からのお振込みの場合】*記号:10140 *番号:45177361【ゆうちょ銀行以外の金融機関からのお振込みの場合】*店名:〇一八 *店番:018 *預金種目:普通貯金 *番号:4517736 *口座名:被災地支援団体aoSORAnt(管理は服部会計事務所の服部税理士) 

クチコミサイトの光と闇(続き)

2006-09-25 21:52:12 | 日々のつれづれ

(画像は東京プリンスホテル裏手から見た東京タワー)
デジカメ替えたらまずは挨拶しておかないと。

*ネット上での著作権(人格権)の在り処とは?

最近、知人がネットに投稿したクチコミをもとに本を出版しました。
自費出版本ではなく、出版社側から「サイトに了解を取り付けた上でネット上の文章をそのまま転載させてほしい」とオファーがあったとのこと。評論家によるいかにもな「ヨイショ」レビューではなく、ユーザー代表の「ホンネ」を読者に伝えたいというコンセプトによるものだそうです。
知人が投稿している某サイトAはこういうことに関して非常に寛容らしく、誌上で自サイトの宣伝を堂々と行った上に、アフェリエイトで販売協力までしていました。「○○○○さんがうちに投稿したクチコミをもとに本を出しました!」てな具合に。

私が「あれれ?」と思ったのは、ネットに投稿した文章に対する著作権は何処に帰属するものなのかという点です。
「サイトに了解を取った」って言っても、知人のクチコミは(私の知る限り)他サイトBからの「まんまコピペ」なんですよね。
サイトBの会員規約によると、投稿した文章の著作権はユーザーにはない旨が記されているので、サイトAにクチコミをコピペしていること自体が違反行為に当たるはず。
サイトAの規約で「クチコミの文責はユーザー本人に帰属する」と謳っていたとしても、元の著作権はサイトBが所有しているということにはならないのでしょうか? これってまずくないの???

かくいう私も、自分で書いたレビューを他サイトに「移動」した経験ありですが。
前半の記事で触れた「映画大好きドットコム」→「goo映画」です。
ムカつくレビュアのことについても書きましたが、実はこの時非常に不愉快な思いをしました。いたんですよ! サイトを超えていやがらせしに来たヤツが()!! おそらく私がサイトを掛け持ちしているのを発見して、「コピペしやがったな。規約違反だろうが」と、それこそ鬼の首を取った気分だったんでしょうね。

で、何をしたかというと、まだ移動させていない私のレビューをコピペして、さも自分で投稿したかのように先回りしてUPするという姑息な真似です。『燃えよドラゴン』 『ミッドナイト・エクスプレス』 『ロッキー』の3本だったかな。
『ミッドナイト~』に至っては、まんまコピペだけでは足りずに、一部質の悪い手直しを加えて投稿するというえげつなさでした。私がそれを見て恐れをなし、レビューのコピペを止めれば面白かったんでしょう。HNも変えてるし、誰の仕業か分からないだろう。分かったとしても、コピペは違反行為だから通報出来まい―とタカをくくっていたと思います。が、残念! 一発で誰の仕業か分かってしまいました(↑の映画を選んだことで墓穴を掘った)。
勿論、両サイトに即通報しましたよ。

この人の馬鹿なところは、他人を告発するつもりで自らも「他人のレビューを自分が書いたと偽って登録する」という違反行為を犯している点です(爆)。いわば盗作ですから、サイトの規約違反どころか立派な犯罪です。それに私、レビューのコピペを他サイトに登録することについては、事前に「映画大好き~」の運営局へ是非を問い合わせ済でした。他の映画サイトに同HNでコピペレビューしているレビュアを数人知っていたのですが、規約を読む限りレビューの著作権はサイトに帰属しているようなので。
後でもめるのもめんどくさいし。

で、いただいたお返事は、

>規約の中の、F)著作権等に「登録されたレビュー及び画像の著作権はすべて、映画大好きドットコムに帰属します。」とございます通り、登録されたレビュー及び画像の著作権はレビューアーにはございません。
>従いまして、全く同じ内容のレビューが当サイト掲載後に別のサイトに掲載されている場合にはこれに該当いたします。
>推敲+加筆をなされているということであればこれには該当しないと思われます。


どこかちょっとでもいじってあれば(丸投げコピペでなければ)とりあえずOKとのことだったので、765件のレビュー全て推敲&加筆し「goo映画」に登録しました。つまり、私は規約に反したことはしていないわけで、この人にいやがらせされる筋合いは全くなかったんです。結局、通報から10日ほどで「goo映画」から消えてくれました(「映画大好き~」にはHNを変えて居座っているようですが)。

ネットがこれだけ普及して、ユーザー投稿型のサイトが増える一方のご時世ゆえ、今後は権利の在処を明確にすることが問われるのではないでしょうか。どこのサイトも規約はイマイチあやふやな感じだし…。著作権だけでなく、ユーザーの「人格権」のことまで追及すると、HNを通し番号化してレビューを大手サイトに売り払った某サイトの行為は当然問題視されてしかるべきだと思うんですけど。
まあこのことについては、いずれゆっくりと別の機会に―。

ちなみに、ネット上の著作者人格権などについては、ここにとても分かり易くまとめられています。興味のある方はどうぞ。

(えっgooブログって、自分の著作者人格権を行使できないの!? 規約良く読め自分!って感じです…)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする