ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

■□ご訪問ありがとうございます□■

■記事の作成・編集→投稿は基本的にPCで行っています。スマートフォンで閲覧の際にはレイアウトが崩れてお見苦しい箇所もあります。 ■ゲストブックはブログを持たない友人に提供しているカテゴリーです。 ■記事についてのクレームなどは、右サイドバーの「メッセージを送る」からお願いいたします。■投稿者名が空欄のネガティブなコメントは承認しない場合があります。■「安藤美姫」カテゴリがパスワード制になりました。閲覧希望の方はメッセージにてパスワードをお問合わせ下さい。

◆活動資金の寄付をお願いしています◆

■被災地支援団体 aoSORAnt(前・美味しい食べ物届け隊)/【ゆうちょ銀行からのお振込みの場合】*記号:10140 *番号:45177361【ゆうちょ銀行以外の金融機関からのお振込みの場合】*店名:〇一八 *店番:018 *預金種目:普通貯金 *番号:4517736 *口座名:被災地支援団体aoSORAnt(管理は服部会計事務所の服部税理士) 

ル・ポワン・ウエスト【閉店】でいただいたワイン

2007-02-13 00:37:00 | お酒のお話


■Sieur D'arques Toques et Clochers Limoux Autan
シュール ダルク トック エ クロシェ リムー オータン

南仏ラングドック地方のシュール・ダルクは、1544年までさかのぼる歴史のあるワイナリー。地中海とピレネーに挟まれ、日当たりの良い粘土石灰質の斜面には7500haもの畑が広がっています。アペラシオンのリムーは、4つのテロワールがそれぞれ独自の微気候と土壌を持ち、そこから産みだされる個性をより際立たせるために、収穫量を抑え手摘みにより収穫を行うなど 丁寧にワインを造っています。

地元の歴史的建造物保護のために開催されるオークション「トック・エ・クロシェ」で競り落とされた高品質なワインが此方。「ピエール・ガニエール」、「ジョエル・ロブション」、「ル・グラン・ヴェフール」など名だたる三つ星レストランでも認められている本格的ワインです。
リムーは発泡性ワインで有名らしいのですが、このオータンは、上品で高級感を感じさせる非発泡の白ワイン。樽熟成(2/3を新樽、1/3を一年樽)で滑らかに仕上げられた厚みのある味わいが魅力のシャルドネです。
「2005愛地球博」のフランスパビリオンで、「ル・グラン・ヴェフール」の現料理長ギー・マルタン氏による美食レストランが開催されたのは記憶に新しいところですが、彼のご指名ワインだったことで日本でも有名になりました。

クリアな緑がかったイエロー。マンゴーなど、トロピカルフルーツを思わせる刺激的で甘い香りと、ほのかに漂う樽の匂い。わずかな甘味と爽やかな酸味のバランスが素晴らしく、軽くタンニンも感じさせる複雑な味わいは、お料理と一緒にいただくには最適。生ではなく火を通したお魚料理(しかも濃い目の味付けの)との相性は抜群でしょうが、しっかりした後味が残るのでお肉料理にも負けないと思います。

産地:リムー(ラングドック)/フランス
生産者:シュール・ダルク
品種:シャルドネ100%

ワインと一緒にいただいたお料理は こちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■ル・ポワン・ウエスト【閉店】

2007-02-13 00:36:26 | 鎌倉のレストラン

ル ポワン ウエスト(フランス料理/鎌倉) 閉店しました

*コンセプトはパリのビストロ?

老舗や個性派ショップが軒を連ねる鎌倉駅西口の御成通りは、その昔「鎌倉銀座」と呼ばれたロコストリート。
此方はそんな昔ながらの商店街に登場した「安くて美味しい!」と評判のフランス料理店。
三連休の真ん中に、やっとディナー利用してきました。

観光客の姿もほとんど見かけないこのエリアの、由比ヶ浜通りに交錯する手前にちんまりと佇む可愛らしい店舗は円形の窓が印象的。大き目のフランス国旗が目に入らなければ、喫茶店かと思って通り過ぎてしまうかも。

店内
カウンター4席、2人掛けのテーブル席が4つというカフェ仕様。

実は昼間に「当日予約」。鎌倉は夜人気がないから楽勝だと思っていたら、なんと最後の2席にギリギリセーフだったようです。
お見それいたしました!

アラカルトメニューが黒板にギッシリ! シェフに「お任せ」するコース以外は前菜・メインを好きなように選べるうれしいシステムです。
私と連れは、前菜、メイン(肉か魚料理をチョイス)、デザート、コーヒーにパンが付く3,990円のコースをオーダー。+料金が発生したお料理もあり、1人あたりの支払いは約8,000円でした。

カフェ仕様の店舗からは想像出来ない本格的なフレンチをたっぷりポーションでいただいて、ワインを1本飲んで、10,000円いかないわけですから、CPは相当優秀だと思います。

〓いただいたお料理〓
(小さな画像はクリックで拡大します)

Sieur D'arques Toques et Clochers Limoux Autan
シュール・ダルク トック エ クロシェ リムー オータン
ブルゴーニュの赤を外し、お肉のメインにも合うラングドックの白ワインを選んでいただきました。
フルボトルで(4,600円)
※詳細データは こちら をご参照ください。

前菜
エスカルゴのブルゴーニュ風
エスカルゴ自体はあっさりめのソースでシンプルに調理し、ガーリックでトーストしたバゲットの薄切りを添えたり、鱈の白子のグラタンにケッパーでアクセントを加えたりという小ワザには感心しました。

お肉料理
蝦夷鹿もも肉のステーキ 赤ワインソース
お肉料理に野菜をドーンと付け合せる点もうれしいですね。

デザートとプチフール
いくつかの選択肢から温かい林檎のミルフィーユを。
食後のコーヒーには生ショコラが付いてきました 

ちなみに、連れがチョイスしたメインとデザートは、

左:仔羊肉のロースト タイム風味)
羊のローストにモンゴルの岩塩を添えたりするのも粋な演出です。
右:紅茶のクレームブリュレ
デザートのバリエーションも豊富で、しかもお料理同様手間をかけて作っているところは素晴らしい!
盛り付けもキレイです。

意外や基本に忠実な「クラシックフレンチ」です。
30歳のお若いシェフなので、もっと創作的なお料理を作るのかと思っていました。とはいえ新鮮な野菜や魚介を自ら仕入れに出向けるという地の利を生かし、湘南でしか味わえないオリジナリティは存分に楽しめます。

当日ホール担当は女性2人。庶民的?な温かみのある接客です。
「定食屋へ出かけるように気取らず普段着で」という、お店のコンセプトにピッタリのサービス。
肩肘張らずにコース料理が楽しめます。

ル・ポワン・ウエスト
□11:30~22:00 
□水曜・第一木曜定休
□鎌倉市御成町5-35-104 
□0467-23-9337


2013/05/02 画像3点リサイズ、1点削除
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする