ル ポワン ウエスト(フランス料理/鎌倉)
閉店しました
*コンセプトはパリのビストロ?
老舗や個性派ショップが軒を連ねる鎌倉駅西口の御成通りは、その昔「鎌倉銀座」と呼ばれたロコストリート。
此方はそんな昔ながらの商店街に登場した「安くて美味しい!」と評判のフランス料理店。
三連休の真ん中に、やっとディナー利用してきました。
観光客の姿もほとんど見かけないこのエリアの、由比ヶ浜通りに交錯する手前にちんまりと佇む可愛らしい店舗は円形の窓が印象的。大き目のフランス国旗が目に入らなければ、喫茶店かと思って通り過ぎてしまうかも。
店内
カウンター4席、2人掛けのテーブル席が4つというカフェ仕様。
実は昼間に「当日予約」。鎌倉は夜人気がないから楽勝だと思っていたら、なんと最後の2席にギリギリセーフだったようです。
お見それいたしました!
アラカルトメニューが黒板にギッシリ! シェフに「お任せ」するコース以外は前菜・メインを好きなように選べるうれしいシステムです。
私と連れは、前菜、メイン(肉か魚料理をチョイス)、デザート、コーヒーにパンが付く3,990円のコースをオーダー。+料金が発生したお料理もあり、1人あたりの支払いは約8,000円でした。
カフェ仕様の店舗からは想像出来ない本格的なフレンチをたっぷりポーションでいただいて、ワインを1本飲んで、10,000円いかないわけですから、CPは相当優秀だと思います。
〓いただいたお料理〓
(小さな画像はクリックで拡大します)
Sieur D'arques Toques et Clochers Limoux Autan
シュール・ダルク トック エ クロシェ リムー オータン
ブルゴーニュの赤を外し、お肉のメインにも合うラングドックの白ワインを選んでいただきました。
フルボトルで(4,600円)
※詳細データは
こちら をご参照ください。
前菜
エスカルゴのブルゴーニュ風
エスカルゴ自体はあっさりめのソースでシンプルに調理し、ガーリックでトーストしたバゲットの薄切りを添えたり、鱈の白子のグラタンにケッパーでアクセントを加えたりという小ワザには感心しました。
お肉料理
蝦夷鹿もも肉のステーキ 赤ワインソース
お肉料理に野菜をドーンと付け合せる点もうれしいですね。
デザートとプチフール
いくつかの選択肢から温かい林檎のミルフィーユを。
食後のコーヒーには生ショコラが付いてきました
ちなみに、連れがチョイスしたメインとデザートは、
左:仔羊肉のロースト タイム風味)
羊のローストにモンゴルの岩塩を添えたりするのも粋な演出です。
右:紅茶のクレームブリュレ
デザートのバリエーションも豊富で、しかもお料理同様手間をかけて作っているところは素晴らしい!
盛り付けもキレイです。
意外や基本に忠実な「クラシックフレンチ」です。
30歳のお若いシェフなので、もっと創作的なお料理を作るのかと思っていました。とはいえ新鮮な野菜や魚介を自ら仕入れに出向けるという地の利を生かし、湘南でしか味わえないオリジナリティは存分に楽しめます。
当日ホール担当は女性2人。庶民的?な温かみのある接客です。
「定食屋へ出かけるように気取らず普段着で」という、お店のコンセプトにピッタリのサービス。
肩肘張らずにコース料理が楽しめます。
■ル・ポワン・ウエスト
□11:30~22:00
□水曜・第一木曜定休
□鎌倉市御成町5-35-104
□0467-23-9337
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