ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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とある1月の風景/みなとみらい

2010-04-29 23:38:15 | おでかけ

マリンタワー(09:42pm)

1/24 Sun.
*山下公園通りをそぞろ歩いてみなとみらいへ

山手のエリゼ光で存分に美味しいお料理(とワイン)を堪能した後は、しばしその余韻に浸りつつ(腹ごなしも兼ねて)、港横浜の夜の顔を楽しむべく徒歩でみなとみらい方面へ。
実はコスモワールドで大観覧車に乗りたかったけれど、地下鉄を使っても最終の21:45には間に合わない
とりあえず桜木町まで行って、電車に乗る前に1杯だけ食後酒をいただいて帰ろう、ということになりました。
というわけで、山下公園通り~新港橋から見た夜の景色をどうぞ。

山下臨港線プロムナードからみなとみらいを望む
手前には赤れんが倉庫も見えます。
この辺りまで来ると、どこからでもよく見えるのに、歩いても歩いてもなかなか辿り着きません。近いようでけっこう距離があります。

大さん橋にすごい船が停泊しています!

飛鳥Ⅱもライトアップ
言わずと知れた日本が誇る豪華客船です。
全長241メートル、旅客定員720名、乗組員約400名の大型クルーズ客船だけあって、夜見てもすごい迫力。

クイーンの塔
みなと大通りと海岸通りとの交差点の角に立つ、イスラム風の丸い屋根の塔が印象的なこの建物は横浜税関です。
満月とのコラボレーションが素敵

赤レンガ倉庫 
ここまで来れば、みなとみらいまであともう少し!
それにしても、夜の赤レンガパークは寂しいですね~。
厳かな感じがしてキライじゃないのですが。。。

コスモクロック21 キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
今回は最終に間に合わず残念! シースルーゴンドラ乗ってみたかった(あ、昼の方が面白いのか)。

というわけで、約30分の散策でした。
は~この日はホントよく歩いたわ(山手の高台で1時間迷った分も、、、)。
この後は、JR桜木町駅至近の ブリーズベイホテル のBarで、さっきまで歩いてきたルートを14Fから眺めつつ、食後酒をまったりと楽しみました。
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洋館浪漫/山手111番館

2010-04-29 21:36:29 | おでかけ


1/24 Sun.
*ローズガーデンを見下ろすスパニッシュスタイルの洋館

すぐ ↓の記事 で紹介した横浜市イギリス館と同じく、港の見える丘公園内に立つ洋館。山手に西洋館は数あれど、こんなにユニークで美しい館は他にありません。
個人的には元町公園近くのベーリックホールと甲乙つけがたいくらい大好きな洋館です。あ、どっちも設計者が同じなのね。

アーティスティックなアイアンワークが美しい門を開けて、いよいよ中に入ってみます。ワシン坂から芝生の庭の中をまっすぐに延びるアプローチ、玄関ポーチには珍しいパーゴラ(藤棚)が設けられ、3つ並んだアーチがこの館のトレードマークとなっています。

白い外壁に瓦屋根、門の近くに植えられたパームツリーがなんとも言えない風情を醸し、まるで南欧のリゾート地の別荘みたい



玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。
館内に入ると、真っ先に目を引くのがホールの吹き抜け。
2階部分にはそれを巡る回廊が設けられ、高い天井には豪華なシャンデリア。これぞThe・洋館!ですなぁ



2階回廊から見下ろしたホールの様子はこんな感じ。
現在、建物の老朽化のため、2階は見学できないので 財)横浜市緑の協会のサイトから画像を拝借しました。
この館に住人がいた頃は、このホールでホームパーティ?




1996(平成8)年まで実際に住人がいただけあって、館内には往時の暮らしぶりを彷彿とさせるものが随所に残されています。
煉瓦造りの暖炉、陶器製の天使の顔が乗ったアンティーク時計、、、シブすぎる



キッチンです。
一見普通だけど、大きな窓が2つもある素晴らしい厨房ではありませんか!
しかも広っ! おおっ作りつけのオーブンまである~!
調理スペースだけでなく、盛り付けや配膳専用のスペースも確保されているし、収納(引き出しや棚)が多いところも◎!
ここにテーブルと椅子持って来ればダイニングキッチンじゃん、と思う私はしょせん狭い家にしか住んだことのない庶民なんだわ。
シンク右手のスペースには上下に開閉する小窓があって、ダイニングルームにいる人に料理のお皿を手渡しできるようになっていました。



ちなみにこの部分です(上手く写真が撮れず、ちょうど見えないのですが、、、汗)。お花の後ろが小窓です。
しかし、キッチンにコレクション専用の食器棚があるなんて素敵
自分の家にこんなキッチンがあったら、私絶対毎日マジに料理しちゃいます! 外食なんかしないもんね(多分…)。



ダイニング。
うおお~、ゴージャス!
機能的なキッチンとのギャップがまたいいですね。
ちなみにテーブルと椅子は当時のものではありません。
館内の雰囲気に違和感のないものを上手く選んでいます。



バスルーム。
あこがれの猫足バスタブだ~!
スチームヒーターが付いているのね。
たしかにお湯に浸かる習慣のない外国人は冬寒いかも。
トイレのふたの上に「このトイレは使用できません」の札が乗っていて笑えた。




洗面台のアンティークなランプがイイカンジ
鏡には小さな取っ手が付いていて、開閉する作り。
歯ブラシやシェービングクリームなどが収納できるスペースです。
昔の洋画みたい。
床に敷き詰められたモザイクタイルがレトロ。



バスルーム脇には2階への階段が。
ああ、上のお部屋も見てみたいなぁ。



館内の照明は、お花のシェードで統一されています。
ガラスのドアノブ、懐かしい。

有料で利用可のギャラリーや、111番館に関する資料が展示されているスペースもあったのですが、この後ベーリックホールにハシゴするつもりだったので、早々に引き上げてしまったのでした。
次回はゆっくり見て来たいと思います。

ところで、この111番館、見学していると2階建てのような気がしますが、地階があるのです。
港の見える丘公園 の記事でも触れた通り、ワシン坂側(正面)とローズガーデン側では外観の雰囲気がガラリと変わる斬新な作りとなっています。

ちなみにこちらが裏の顔(ローズガーデン側)。
地下室があるというより、3階建てに見えますよね。111番館は、港の見える丘公園の「ローズガーデン」を見下ろすように立っています。

横浜市に譲渡された後、地階スペースはカフェ えの木てい の支店に。お庭を眺めながらお茶すれば、かつての住人たちと同じ気持ちになれるかも。テラス席はワンコOK(カフェにはガーデンから直接入れます)。

傾斜のある土地を利用した斬新な設計は ベーリックホール と同じJ.H.モーガンの手によるもの。
この後、道に迷って1時間もロスしたため、ベーリックホールを見学できなかったのが、この日唯一にして最大の失敗。
ばらが咲いたらリベンジするゾ~!

山手111番館
□9:30~17:00(7、8月は~18:00)
*喫茶利用は10:00~
□第2水曜(祝日の場合翌日)、年末年始休館
□横浜市中区山手町111
□045-623-2957
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洋館浪漫/横浜市イギリス館

2010-04-29 00:45:45 | おでかけ


1/24 Sun.
*程好く抑制の利いた豪華さに圧倒される、旧英国総領事公邸

1875(明治8)年、山手に12年間駐屯していたフランス・イギリス両軍が撤退し、1937(昭和12)年にイギリス軍の駐屯跡地に建てられたのがこの建物、当時の英国総領事公邸です。

エントランス

ドアの装飾も繊細で上品
外壁には公邸が建てられた年「1937」を刻んだ石板がはめ込まれています。

玄関ホール


玄関右手(この写真を撮った時ちょうど真後ろ)が事務室。初めての訪問だったので、中にいた事務員さんに「館内で写真撮影はOKですか?」と聞きました。
「ブログか何か? 商業用に使用しなければかまいませんよ」とのお返事。よっしゃ―これで思う存分撮りまくれるわ!
ちなみにこの階(1F)には事務室の他にサンルーム、大小のホール(現役)とサンルーム、厨房と配膳室があります。
ホールではコンサートが開催されていたので、中に入れませんでした。
厨房と配膳室はあまりにも普通だったので(さすが合理主義)撮影パス。いや、ホント、学校の給食室と言っても通じるくらい普通なんだって!

照明もさり気なく凝っていて素敵

こちらは玄関の天井。小さな丸窓?が整然と並んでいます。

2階へ上がりました。
有料で利用可の会議室、ギャラリー、復元されたベッドルーム、2つの休憩室などがあります。

ギャラリー

ピンクのカバーがカワユス
イギリス館についての資料が展示されています。

ゴージャスなシャンデリア!

ベッドルーム

当時のまま復元された寝室はサンルーム仕様の休憩室に繋がっています。
暖炉がありますね。それにしても広っ!
ベッドの他にはチェストとドレッサーしかない。
これじゃ却って落ち着かないかも。。。

休憩室①

丸い窓がカワユス

直接お庭に出られるテラスは、解放感いっぱいの空間。
休日にこんな場所でゆっくりブランチできたら最高でしょうね~。

休憩室②

メッセージを書き込むノートが置いてあります。
寝室続きの休憩室とちょうど対極の位置なので、窓からはローズガーデンが見渡せます。ばらの季節は絶景だね!





はあぁ~堪能した。画像を見ていたらまた行きたくなっちゃった。
内部をひととおり見学した印象は、「いかにも英国的」な美意識に溢れた空間―という感じでしょうか。
goo映画で私のレビューを読んで下さった方はよくご存知かと思いますが、一時イギリス映画にハマってすっかり英国文化にカブれた私的には、そこにもここにも胸が高鳴る風景があり、まるで夢のようなひと時でした。
シンプルで過度な装飾がなく、きわめて合理的な設計には、伝統を重んじる英国気質をビシビシ感じましたよ(設計は大英工部総署)。重厚な佇まいの中にも、ちょっとした遊び心を感じさせる装飾や、「暮らしやすさ」に配慮した様々な工夫が見られ、威圧感がなく居心地の良い居住空間を演出しています。

ため息が出るほど美しい館内は、どこを撮ってもベストショット(腕の良し悪しは置いといて)なのですが、私のイチオシをトップ画像に選びました。
玄関ホールを左手に進み、2階に上がる階段を見上げた時目に入る踊り場の窓です。
薄暗い館内にこの窓から外光が注ぎ、アーチを描く窓枠のシルエットが浮かび上がる様があまりに美しく、しばし見入ってしまいました。


横浜市イギリス館
□9:30~17:00(7、8月は~18:00)
□第4水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始休館
□横浜市中区山手町115-3
□045-623-7812
コメント (2)
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