芝公園(2010/04/13 06:25pm)
*とっておきの時間
会社帰りにTwilight Walkingを楽しめる季節になりました。
定時で上がって、日比谷通り沿いに芝公園から内幸町に向かって歩き、ちょうどパークタワーの惣門辺りまで来るとこんな空の色が。
個人的な好みでは、夕暮れウォーキングのベストシーズンは、このまま皇居の日比谷濠まで歩き、ちょうど日が落ちる時刻とドンピシャとなる6月半ば頃。
それにしても夕暮れ空をバックに立つ東京タワーはホントに美しい。
芝東照宮隣り(パークタワーの下)エリアの芝公園は、さえぎる建物がなく、タワーのほぼ全身が拝めるので、何気にベストショットポイント
なのです。
空も高層ビルに切り取られることなく、電線が視界に入ることなく、広々。お江戸のど真ん中だということを忘れてしまいます。
東京プリンスホテル敷地内の
有障院(徳川家継)霊廟二天門。
わずか8歳で逝去した7代将軍家継の霊廟として作られた有章院は、昭和20年の大空襲によってその全てが焼失、唯一残ったのがこの二天門です。
パークタワーの台徳院(徳川秀忠)惣門、増上寺御成門とともに、徳川歴代将軍のお墓が東京のど真ん中にあったことの名残ですね。
今や見る影もありませんが、日光の東照宮に匹敵するほどの絢爛ぶりを誇っていたそうです。
290年もの風雪に耐え、今もひっそりとかつての威風を伝える二天門。向って右側に多聞天、左には広目天という堂々たる護法神を配しています。
東京タワーが後方にそびえ立つ抜群の立地を誇る
東京プリンスホテル。春は桜の隠れ名所でもあります。
マジックアワーが去り、
愛宕グリーンヒルズのツインタワーにライトアップした東京タワーが映るおなじみの風景。
久しぶりに日比谷濠に丸の内のネオンが滲む夜景が見られそう。
丸の内編は後の記事にて!