ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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帰宅難民

2011-03-12 22:43:43 | 日々のつれづれ


*地震発生から帰宅までの24時間

戦後最大の大地震が起こったその時、会社で「そろそろ3時のお茶でも」とひと息ついていた。
↓前の記事 で昨日の混乱ぶりについて書いたけれど、自宅から離れた場所で災害に遭って真っ先に気になるのが4匹の猫たちとオカメインコのルイちゃん。
それでも家の中と外を自由に行き来できる猫はまだ安心、ルイちゃんはかごの鳥だし(万が一外に出ても飛べないし)、かつては震度3でパニック起こして血だらけになっていたビビリだから。。。
餌はその日に食べる量を測ってギリギリしか与えていないし、薬を混ぜているお水は1日経つと腐りやすい。私が遭難すると、ルイちゃんの命も危なくなるのだ。gkbr((((゜д゜;))))
(年老いた父親もいるというのに、インコの方が心配な親不孝者である)

結果的に老父は自宅にいず、平塚に嫁いだ妹(三女)の家族と一緒に、なんと職場のすぐ近くにいた。実は昨日が、甥っ子の「ライオンキング」@劇団四季デビューの日だったのだ。
しばらくして何とか連絡が取れたもう1人の妹(次女)は鎌倉で勤務中だったため、夕方に1度部屋の様子を見に行ってもらった。
ルイちゃんは無傷で無事。そのかわり、、、多分ワイングラスは全滅ぽ。。。という返事。
とにかく停電で真っ暗で、猫たちはどこにいるのかわからなかったらしい。

とりあえず安心するも、JRが終日運休を決定してしまったおかげで逗子へは帰れない。初めて「帰宅難民」とやらになった。
それにしても、交通と通信が麻痺した東京って地獄だね。
車は全く進んでいなかった。下手に車で移動なんかしたら、トイレにも行けずに困ったろうな。

会社に一泊するハメに陥りかけたけれど、なんと四季劇場が稽古場を開放してくれた。避難所でもないのに、夜と今朝、食べ物とお茶の差し入れまで!
その上交通状況が落ち着く(今日の昼)までいさせていただけたおかげで、時間はかかったけれど、混み混みの電車に乗ることなく無事に逗子まで帰ることができた。
劇団四季さん、ありがとうございました。
それにしても、偶然とはいえこんな時に家族が同じ場所にいられるなんて幸運だったと思う。自宅にも妹がいてくれたし、今日は会社休みだし、ホント不幸中の幸い。
一晩帰れなくなっただけで、我が家のありがたみを痛感した。
長年住み慣れた家を失い、家族を亡くす絶望感はいかほどのものか、、、私には想像もつかない。もし私なら、たとえ命が助かっても生きる希望を失ってしまうだろうな。

被災地の人たちに1日も早く笑顔が戻ることを心から願う。
原発も心配。余震も。。
もうこれ以上被害が広がりませんように!

逗子は長~い停電以外に大きな被害はなかったそう。
部屋はもともと雑然としているので、ほとんど前日と同じに見えた。。。
ワイングラス全壊免れていた。
停電している時に懐中電灯で見た妹が「全滅」と思ったものは、マーロウに返却予定のプリンのビーカーだったの巻。
実際の被害はリーデルのフルートグラスが1つだけ。
(でもこのシャンパングラス、私にとっては「世界に1つ」の限定品だったんだよお
しかし、これくらいのことは東北地方の方々の被害を思えばなんでもない!
と思うことにした。

それにしてもネットの威力は凄まじい。
ツイッターすごい!
固定電話もケータイも通じなかったのに、フォロワーさんとはあっという間に安否確認できたし、有益な情報もGetできた。
非常時の連絡手段用のためだけにアカウント取っておくのもアリだと思う。
コメント (2)
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Sad Day

2011-03-12 17:34:07 | 日々のつれづれ
      


*東北地方を襲った未曾有の大災害

昨日(3/11)三陸沖を震源に国内観測史上最大のM8.8(その後9.0に訂正)の地震が発生。
観測史上最強、世界でも4番目に大きな災害となった。
津波や火災などにより広範囲で甚大な被害が発生し、さらには原発で爆発も。
放射能汚染の危険まで孕む最悪の状況にさらされている。

朝から穏やかに晴れた気持ちのいい日だった。
10時の休憩中には、お茶を飲みながら「こんな日に会社にいるのもったいない。海の見えるところでノンビリしたいな」なんてツイートしたのに。
それが数時間後にはあんな恐ろしいことが起こるなんて。。。

14:50頃のこと。
同じフロアに配されている資材部の同僚が水戸営業所の営業マンと電話中に、「今こっちはすごいデカい地震が来たから切る」と言われて、ほんの1、2分後だった。
浜松町にあるオフィスが、かつて経験もないほど大きく揺れた。
外に避難して社屋を見たら、8階建てのビルが並立しているビルにぶつかる勢いでゆらゆらと揺れていて、マジでビビった。
東京地区の震度は5と発表されたけれど、体感的にはもっとずっと大きく感じたなぁ。

その後、都内の大混乱ぶりはここに記すまでもない。
帰宅難民で溢れ返り、道路は車がほとんど動かないほどの大渋滞。
高級ホテルでさえあっという間に満室となり、24時間営業のマックが全商品完売で21時にクローズ、ケータイは繋がらず、公衆電話以外は固定電話さえも音信不通となる非常事態に―。
帰宅の目処もつかず、通信がマヒしているおかげで自宅の様子は全くわからず、コンビニがカラッポになったおかげで何も食えず、、、結局自宅に戻れたのは翌日の15時過ぎ。
東京から逗子まで3時間もかかった。
それにしても、、、初めて被災地の様子をTVのニュース画面で見て震え上がった。
たいへんな災害。
自分と家族が無事でいられたことはホントに幸運だったのだなと。
自宅は想像に反してほとんど無事だったし。
逗子・葉山は地盤がしっかりしているらしくて被害が少なかったらしい。

被災地の方々のことを思うと言葉もありません。
どれだけ恐ろしい思いをされたか。。。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、1人でも多くの被災者が救助されますように。

11/03/11のツイログ
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