*地震発生から帰宅までの24時間
戦後最大の大地震が起こったその時、会社で「そろそろ3時のお茶でも」とひと息ついていた。
↓前の記事 で昨日の混乱ぶりについて書いたけれど、自宅から離れた場所で災害に遭って真っ先に気になるのが4匹の猫たちとオカメインコのルイちゃん。
それでも家の中と外を自由に行き来できる猫はまだ安心、ルイちゃんはかごの鳥だし(万が一外に出ても飛べないし)、かつては震度3でパニック起こして血だらけになっていたビビリだから。。。
餌はその日に食べる量を測ってギリギリしか与えていないし、薬を混ぜているお水は1日経つと腐りやすい。私が遭難すると、ルイちゃんの命も危なくなるのだ。gkbr((((゜д゜;))))
(年老いた父親もいるというのに、インコの方が心配な親不孝者である)
結果的に老父は自宅にいず、平塚に嫁いだ妹(三女)の家族と一緒に、なんと職場のすぐ近くにいた。実は昨日が、甥っ子の「ライオンキング」@劇団四季デビューの日だったのだ。
しばらくして何とか連絡が取れたもう1人の妹(次女)は鎌倉で勤務中だったため、夕方に1度部屋の様子を見に行ってもらった。
ルイちゃんは無傷で無事。そのかわり、、、多分ワイングラスは全滅ぽ。。。という返事。
とにかく停電で真っ暗で、猫たちはどこにいるのかわからなかったらしい。
とりあえず安心するも、JRが終日運休を決定してしまったおかげで逗子へは帰れない。初めて「帰宅難民」とやらになった。
それにしても、交通と通信が麻痺した東京って地獄だね。
車は全く進んでいなかった。下手に車で移動なんかしたら、トイレにも行けずに困ったろうな。
会社に一泊するハメに陥りかけたけれど、なんと四季劇場が稽古場を開放してくれた。避難所でもないのに、夜と今朝、食べ物とお茶の差し入れまで!
その上交通状況が落ち着く(今日の昼)までいさせていただけたおかげで、時間はかかったけれど、混み混みの電車に乗ることなく無事に逗子まで帰ることができた。
劇団四季さん、ありがとうございました。
それにしても、偶然とはいえこんな時に家族が同じ場所にいられるなんて幸運だったと思う。自宅にも妹がいてくれたし、今日は会社休みだし、ホント不幸中の幸い。
一晩帰れなくなっただけで、我が家のありがたみを痛感した。
長年住み慣れた家を失い、家族を亡くす絶望感はいかほどのものか、、、私には想像もつかない。もし私なら、たとえ命が助かっても生きる希望を失ってしまうだろうな。
被災地の人たちに1日も早く笑顔が戻ることを心から願う。
原発も心配。余震も。。
もうこれ以上被害が広がりませんように!
逗子は長~い停電以外に大きな被害はなかったそう。
部屋はもともと雑然としているので、ほとんど前日と同じに見えた。。。
ワイングラス全壊免れていた。
停電している時に懐中電灯で見た妹が「全滅」と思ったものは、マーロウに返却予定のプリンのビーカーだったの巻。
実際の被害はリーデルのフルートグラスが1つだけ。
(でもこのシャンパングラス、私にとっては「世界に1つ」の限定品だったんだよお
)
しかし、これくらいのことは東北地方の方々の被害を思えばなんでもない!
と思うことにした。
それにしてもネットの威力は凄まじい。
ツイッターすごい!
固定電話もケータイも通じなかったのに、フォロワーさんとはあっという間に安否確認できたし、有益な情報もGetできた。
非常時の連絡手段用のためだけにアカウント取っておくのもアリだと思う。