レス救#10 ビオディナミコ(イタリア料理/渋谷)
◆節電しながら営業するレストランを応援します◆
レストラン救済(レス救)第10弾です。
当日の午前中にTwitterのTLをチェックした時、系列店の
バカリ ダ・ポルタ・ポルテーゼが「ディナーに6席空きがある」とつぶやいていたので、実はそちらへ伺うつもりでした。
が、18時過ぎ「バカリに行ってみようかな」という私のつぶやきに、総括マネジャーの藤巻氏より「現時点では既に満席」とレスが入りました。
「むしろビオが。。。」というレス救要請に応え、行き先は同じ渋谷にある此方に変更。
いや~こういう時Twitterってホントに便利!
というわけで、19時ちょい過ぎに渋谷到着。
しかし、そのハンパない廃墟っぷりにしばし唖然。。。
とにかく「真っ暗!!」なのです。
駅前の大型スクリーンはもちろん消え、109もO1O1もパルコも閉まっていて、道行く人は帰宅を急ぐサラリーマンとOLだけ。
一瞬自分がどこに立っているのかわからなかった!
まさに恐怖感を覚えるほどの暗さ。
いつの間にか夜が暗いということを忘れていたのね。
お店は駅からさほど遠いわけではないけれど、初訪問の上、説明を聞いても少々わかりづらい場所なので、すっかり迷宮へと迷いこんでしまいました。
節電営業のため18時にはクローズしたアパレルビルが立ち並ぶ一角にひっそりと存在する此方は、さながら真っ暗な長いエントランスの先に見える「闇夜の蛍」。
30分近く放浪し、ようやく店内に足を踏み入れた時は心底ホッとしました。
大人仕様のスマートカジュアルイタリアン。
コンセプトは、伝統に基づきつつシェフのフィルターを通したトスカーナ料理と厳選したビオワイン。
予算に応じバイ・ザ・グラスで料理にぴったりのワインを楽しむことも。
藤巻氏のご好意でサービスしていただいたウェルカムドリンクは、ヴェネトの自然派
ラ ジャラのピノグリージョ(ロゼ)。
淡いピンク色が美しいスッキリとした辛口のスプマンテ。
自家製のグリッシーニと共に、お料理を待ちながらいただきました。
トスカーナでは塩を使わずに焼き上げるというパン、お料理との相性などを考慮し、此方では少々加えてあるそうです。
7皿のコース(8,000円)をいただきました。
A.アントニオ風ホタテのオーブン焼き、B.鴨とタルディーヴォのサラダ
C.ポロ葱を詰めたタコのラグーソース、D.フェットチーネ カーチョ・エ・ペペ
E.ヒメダイのオーブン焼き アンディーブとニョッキ・ディ・セーモラ、F.トスカーナ風イノシシの煮込み
G-I.ドルチェ(ヴィンサントのセミフレッド、リコッタチーズのタルト、栗の蜂蜜、ネーチ)と小菓子
ワインは全てグラス1/2ポーションで。
A.マッサ・ヴェッキア ロザート(1,000円)、B.バタール(1,500円)、C.サッソカルロ(900円)、D.マッサ・ヴェッキア ロッソ(1,000円)、E.ロッソ・ディ・モンタルチーノ(800円)、F.ヴィンサント(700円)の計6杯でした。
Cyber-shot DSC-T20
いただいたお料理、ワインをスライドショーでご覧いただけます。
(画像下の右端ボタンをクリックすると拡大表示)
グラスでワインを何種類も楽しめるところは、系列店舗に共通するステキな特徴ですね。
トスカーナ料理は素朴(あまり手の込んでいない家庭料理系)で、味付けもシンプルだという先入観があったけれど、次々に登場するバリエーション豊かなお料理にあっさりと覆されました。
上品さの中にも郷土料理の骨太な力強さを感じさせる7皿でした。
お任せコースに、グラス半分の量のワインを1皿ごとに付けてもらって、支払いは15,120円。
会計時、厨房から出て挨拶してくれた辻シェフのあまりの若さにビックリ!!
■ビオディナミコ
□12:00~15:30(L.O 13:30) 18:00~23:00(L.O 21:00)
□火曜、第1・3水曜定休
□渋谷区神南1-13-4 フレームインボックス2F
□03-3462-6277
11/03/23のツイログ