思えば去年も同じころに梅小路公園を歩きました。
早起きだけが取り柄のなつみかん。
出勤前、日が昇るのを待ちかねてのちょい散歩です。
京都駅側からの入口です。
駅から線路に沿って10分ほど歩くと到着です。
左手前の赤い葉はサクラですが、朝日を浴びてオレンジ色になった黄葉は多分モクレンの仲間です。
花の時期に確かめてみますね。
この真っ赤に紅葉しているのはニシキギです。
前に行った時は緑でしたが、一気に赤くなりました。
緑の葉が真ん中と縁から黄色くなっています。こちらはコナラ。
そしてここからモミジを中心とした落葉樹のエリアになります。
今の時期は、イロハモミジの紅葉がひときわ目を引きます。
比較的すべすべした樹皮。
朝日を浴びて真っ赤に色づくカエデ。
目が痛いほど
でも下から見ると、真っ赤なのは上の方だけ。下はまだ緑です。
こちらは違う品種のようですね。
モミジエリアを出て西の方に歩いていきます。
この辺りはケヤキが並んでいます。右手にはセンダンの実も。
河原遊び場です。今はアオサギの休み場所。
何か文句ある?
・・・いえ、ありません。
すぐ左がJRの線路です。
独特な樹皮はコナラ。コナラは黄葉することが多いのですが、ここでは紅葉。
コナラに寄り添うように実っていたピラカンサ。
いのちの森に続く空中回廊の下をくぐります。
こちらは日当たりが一層悪いので、まだあまり紅葉していません。
朱雀の森の前のイロハモミジは真っ赤っか。
柴垣によく似合う。
最後は京都鉄道博物館の前に植えられていたガマズミの実・・・コバノガマズミかも。
ということで参考程度の写真ですが、紅葉の素晴らしさが多少伝わりましたでしょうか?
少し遅くなりましたが、京都市内の紅葉、去年よりかなり綺麗でした。
【撮影:2024/12上旬 京都市下京区】
先週後半は東京出張、昨日は最後の紅葉を見にジタバタ。
ということで、今日は臨時休業です~
また明日よろしくお願いします!
新幹線の車窓から。久しぶりに富士山が見えました!
コロナ禍の頃、外出もできず地元の宇治川ばかり散策していました。
特に、隠元橋下流右岸はオギが両側から覆いかぶさる道に色々な植物や鳥が見られ魅力たっぷり。
ひそかに「オギロード」と名付け、楽しんでいました。
ところが、2023年春頃から大規模な河川改修工事が行われ、オギロードはほぼ壊滅。
その後、工事は終わりましたが殺風景な道に変わってしまいました。
すっかりご無沙汰していたオギロードですが、11月末お散歩ついでに久しぶりに歩いて見ました。
その結果は・・・
スタート地点は、隠元橋から少しだけ下流方向に行ったところです。
朝早いので自分の影が長く伸びています。
そうそう、以前も写真を撮ったら自分の影がもれなく付いてきていました。
背の高いヨシの穂。懐かしいな~
おや、壊滅したと思っていたオギロードですが、両側からクズやオギが生えているではないですか。
道を歩いていたのは・・・
キジバトさんたちです。誰も来ないので、ノンビリ。
さらに進むとこんな感じ。道は広くなり歩きやすくなっていましたが、両側のオギは健在!
こんな感じで
なんだかちょっとホッとしました。植物は逞しいですね。
目を下にやると
あ~カッコウアザミが咲いてる!お久しぶりです~
以前と同じような花が咲いていてちょっとホッとしました。
ヨメナも綺麗!
堤防の上には紅葉したケヤキ
少し先の階段を登って、堤防の道を通り戻ります。
その時、上の方に何やら鳥の姿が見えました。
え、何!?あの白っぽいお腹は・・・
慌ててカメラで追うと、桃山御陵の方向に飛んで行ってしまいました。
ところがほどなくもう一羽、出てきました。間違いありません、ミサゴです!
しばらく待っていると、また宇治川の方に飛んできました。
今度は慎重に狙ってパチリパチリ。何とか姿が見えました!
思いがけない出会いに、テンションがにわかにアップ。
でも時間はあまりありません。急いで戻ります。
堤防から河川敷を見下ろすと、オギやヨシが光っていました。
下から見えていたケヤキですね。結構赤みが強くて綺麗です。
葉のアップ。
こちらはエノキの黄葉。ちょうどやってきたヒヨドリと共に。
ここは団地の公園です。紅葉・黄葉の光景を独り占め!
公園の後ろ側に宇治川があります。
ということで、今回の宇治川散歩はここまで。
歩きやすくなっていたので、春になったらまた歩きに行きます!
【撮影:2024/11末 宇治川】
地元の池にも冬鳥がやってきて、お散歩の楽しみが増えました。
この日も、ハシビロガモやキンクロハジロなどいつもの顔ぶれを眺めながら歩いていると、
「あれ、見慣れない鳥がいる」
遠くの方に一羽だけ少し大きな鳥が泳いでいるが見えました。
眺めていると、あ、潜った!あれ、出てきた! ひょっとして・・・
望遠でパチリしてみると、
てっきりカンムリカイツブリだと思ったのですが、なんだか模様が違う。
カイツブリはすぐに逃げるのに、この鳥はあまり逃げません。
それどころかむしろ潜るたびにこちらに近づいてきます。
ひょっとして子供かも・・・と思って調べてみたら、正解!
カンムリカイツブリの幼鳥で間違いないようです。
地元ではたまに立ち寄るくらいで、冬を越す個体はありませんでした。
ところが、この幼鳥は結構長く滞在しました。
こちらは別の日の写真です。
そしてまた違う日に・・・
またカンムリカイツブリを発見!
でも顔に縞の模様のある幼鳥とは見た目が違います。どうみても成鳥。
まさか数日で変身した!?
昆虫の脱皮じゃあるまいし、一気に変わることはないですよね。
別の個体のようです。親子かしら?
それにしてもカイツブリはせわしなく潜りすぎです。
写真を撮っていたら、こんな中途半端な写真(または水面の波紋だけ)を増産です。
ちなみに、カンムリカイツブリは、日本のカイツブリの中では最大種。
全長56㎝、翼開長85㎝なんだそうですよ。
その後、地元のバードウォッチャーのオジサマと話す機会があり、「2羽入ってる」とのこと。
なんともラッキーな出会いでした。
このカンムリカイツブリを観察していると・・・
横に本家の(?)、カイツブリが現れました。
留鳥のはずですが、ここの池には冬になると大挙して移動してくるようです。
カイツブリの全長は25-29cm、翼開長は40-45cmと、カンムリカイツブリの半分くらいですね。
そしてまた別の日に集団で現れたのはこちら。
ご存知カワウです。
時々池に大挙してやってきて、池の魚を食い散らします。
カワウとカイツブリのツーショット
夕方はお食事の時間なのか、動きが早いのなんのって。
シャッターを押す前に潜ってしまって、まともな写真がほとんど撮れませんでした。
カワウの全長は約82㎝、翼開長は135㎝とさすがに大きいです。
(サイズはすべてWikipediaから引用)
ということで、今日は地元の池に現れた潜る鳥3種類特集でした~
【撮影:2024/11末~12上旬】
京都御苑を出たあと、まだ少し時間があることに気づき、地下鉄で北大路まで行きました。
とはいえ、京都府立植物園に寄るほどの余裕はなかったので、賀茂川左岸を歩くことに。
とても穏やかな日で、青空が綺麗です。
上流方向を見ると、対岸に紅葉したケヤキが点在しています。
この大きな木はエノキ。地元では黄葉真っ只中ですが、まだ黄緑色の中途半端な色。
それより、恐竜のような根元に目を引かれました。
川に目をやると、日差しを浴びてカワアイサ(♀)がお休み中。今年初見です!
雄もいました。
頭は構造色なので光の当たり方によっては緑色にみえますが、この角度からは真っ黒。残念!
段差のところからほとばしる水の下には魚が沢山いるのでしょう。
カモやサギが集まっていました。
カワアイサの後ろからダイサギが近づいてきます。そしてあっという間に・・・
小魚をゲット!
おっとっと!落とさないで食べなさいね~
こちらは別のカワアイサの雌。
もう一羽雄・・・と思ったら、闊歩するマガモの雄でした。
こんな感じの場所ですね。
また別の鳥の姿が見えました。
電車の時間が近づいていましたが、思わずカメラを向けて撮ってしまいます。
イソシギです!
大好きなイソシギ。距離があったので、無防備に餌を探していました。
餌は動物食だそうで、水の中の虫や魚を食べるそうです。
わ~、時間がないのに今度は沢山鳥さんが出てきた!
見ると、エナガ、シジュウカラ、コゲラの群れ。
慌ててカメラを向けましたが、撮れたのはこのコゲラのみ。
そろそろ今出川通です。
京阪出町柳駅から、電車で大阪に向かいました。
この後、前に投稿した交野市ほしだ園地の星のブランコを見に行ったというわけです。
ちなみにこの日の総歩数は3万歩超え。
我ながら、よく歩いたものです。
【撮影:2024/11/30 賀茂川】