今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

保護者をいたわる猫

2023年05月26日 | ニャー
わが身の慢性心不全は回復しない病気です
最近はいつも胸騒ぎがして、数分おきには深呼吸
そんな保護者の変化に、特に敏感なのがニャー

「もう起きたの?」

何と、昨夜は久々に枕元に寝にきました
すると、ちび太やチキンもかつての定位置に
みんなみんな、何かと寄って来るようになった
まさにニャーが変われば、みんなが変わる

「パソコン仕事はほどほどにね」

大家族の猫たちの世話は大変です
でも、それすらしなくなったら寝たきりになっちゃう
癒しだけじゃない
生きる目的と気力をもらっている感じです

「さあ、庭散歩の時間だよ」

介護しているサクラだって
家庭内ノラのクウやケンだって
どんな子も不思議な力を持っている

さりげなく保護者を見守り
保護者の気を晴らす力
古女房殿の心配や気遣いとは
また違った力です

みんなみんな、感謝感謝

「サクラも早く独り立ちするといいね」

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孤高の猫と仲間たち

2023年04月09日 | ニャー
「孤高の猫」「先逃げのニャー」・・・店時代のニャーの異名です。
他猫よりも保護者との蜜月を尊び、他猫来れば相手より先に察知して鉢合わせ(喧嘩)を避ける。
保護者を愛し猫とは組まない平和主義者、それがニャーでした。
でも、わが家に来てからのニャーは変わった。

この家はニャーにとって保護者との蜜月の場所、だから守らねば。
後から来たみう、リン、クウ、シロキ・・、邪魔者を排除しようと頑張った。
ニャーは周囲から怖れられ、いつしかわが家猫社会の頂点に立っていた。
それが保護者(オジン)の印象を悪くし、「孤高の猫」は「孤独な猫」に変わった。
ニャーの孤独がわかっていたのに、真に目が覚めるまで3年もかかった保護者。
多頭社会の中で蜜月とはいかなくても、それからはさらに信頼関係を深めていった。

最近のニャーは眼光も和らいで (えっ、まだ鋭い?)

保護者が変わればニャーも変わる。
周囲から怖れられていた孤高の猫は、いつしか猫社会を受け入れていた。
ちび太に愛されキーに頼られ、チキンやポニーの遊び相手として追われる立場になった。
そんなニャーの拠り所は、オジンです。
居場所を奪われたりトイレを邪魔されたり、そんな時に手を差し伸べるのもオジンの役目。
そんなニャーとオジンの関係が、他の猫たちの間にも浸透していったのです。

「ニャーのオジン」「オジンのニャー」 保護者は念仏のように口ずさむ。
自分がニャーにしてしまった過ちを決して忘れることのないように。
同じことを、2度と繰り返すことのないように。

相変わらず箱寝大好き

わが家の猫社会でニャーの次に存在感のあるちび太。
保護者には根っからの甘えん坊なれど、はにかみ屋で他猫がいると甘えられない。
昨年、ニャーはそのちび太にオジン部屋を譲った(奪われた)。
オジン部屋はちび太の根城になり、保護者に思い切り甘えられる場所となった。
ニャーは、またひとつ居場所を失った。

リビングでもどこでも、ニャーが開発した居場所は常に他猫に狙われる(真似される)。
最近はとうとう居場所がなくなり、ホカペの中央にポツンといることが多くなった。
そして、保護者(オジン)の横くっついて来たり膝の上に乗ってきたり。
蜜月とはいえ、べったりした関係を嫌うニャーには考えられなかった行動だ。
そんなニャーの変化を、むしろ歓迎している自分なのでした。
今ではいつの間にか、ニャーの周りで他の猫たちが安心して寝ています。

オジンくっつきは他の猫にも遠慮して

そんな状況下で先日、久々に起こった大勃発。
そのとき夫婦はリビングで夕飯の最中でした。
隣のキッチンで、2匹の猫の取っ組み合いが始まった。
一見して最近追いつ追われつの新コンビ、ポニーとケンだと思った。
「こらこら、」声をかけたが治まるどころか逆に激しくなる。
時間にして5,6秒、いやもっと長いか。かなり長く感じた。
ガルルルッ! と凄まじい声。これはじゃれ合いじゃない、本気の喧嘩だ。

こんな場所でも落ち着けます

ふと見ると、ポニーが横にいた。・・え? あれはニャーとケン?
慌てて足音を立ててキッチンに向かうと、2匹は廊下方面に逃げた。その後を追う。
ケンはおそらく階段を駆け上がって2階のベット下だ。
ニャーは? 廊下を一周してリビングの棚上にいた。
縮こまって身構えるニャーの全身の毛が、小刻みに逆立っていた。
それはかつての、折檻に怯えるニャーの姿。脳裏に暗黒の時代が蘇る。
やばい! ニャー、そうじゃないよ。お前のことが心配だったんだよ。
やさしく声をかけて食卓に戻ると、ニャーもいつものニャーに戻っていた。

オジンやオバンと外にいるのが大好き

ケンは一見何ともなさそうだったけど、ニャーは頭の後ろに深傷を負いました。
どっちが仕掛けたのかはわかりません。
でもニャーがトイレに行く途中の廊下にいつもケンがいて、
ニャーが困ったり諦めたり、不穏な雰囲気になることも度々あった。
かつてのクウやリンと同じで、ケンの強すぎる警戒心がニャーを刺激するのです。
ただ普段は、良好とは言えないまでも何事もない2匹。
そのときもその後はいつもと変わりませんでした。
ケンに限らずですが、ニャーは保護者にとって特別な猫なんだと覚えてもらおうと思っています。

猫たちの中央でくつろぐニャー

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春ですニャー

2023年03月03日 | ニャー
暖かくなってきました
朝は寒くても、もう氷点下(庭の温度計)はなさそうです
逆に10℃以上まで上がる日が増えて来た
人が自然と前向きになる季節ですね

ニャーの特権、リードで庭散歩(10日前)

今朝見たら、今年も福寿草が開花してました

わが家は狭い庭に果樹がびっしり
花と収穫、1年に2度の楽しみです

南高梅はもう咲き終わりました(毎年自家製梅酒作ってます)


これは?・・・ヘーゼルナッツの蕾が膨らんできました

陽光が強くなってきて
直射日光はそろそろ要注意
ニャーには必ず日陰の逃げ場が届く範囲に


「うーん、こりゃたまらん」猫には日向ぼっこがよく似合う

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代役・ニャーの近況報告

2023年02月17日 | ニャー
ニャーです。年越しのお久しです。
オジンが忙しくて手が回らなくなって、近況報告を頼まれました。
(おじんはまだ現役サラリーマンなので。)

中外の猫たちは寒さにめげず元気です。
ただ、店の外猫シンはココに襲われて以降姿を見せてないとか。
昨日も寒かったし、オジンはシンの猫風邪を心配してます。
そのココは、実は月初めの暖かだった頃に続けて外泊しました。
戻っては来たものの、シンだけでなくレオにまで噛みついて不安定だった。
今は元に戻ってるけど、早く手を打たなければとオジンが気にしてます。

日向ぼっこが楽しい季節だニャ

家ではちび太が病院に行きました。
下腹部から両後足の裏側や一部背中の毛が抜けてしまった。
オジンは(ケンとのことで)自分がちび太を叱り続けたストレスではないかと心配。
でも診断は「ノミアレルギー」だとか。
そう言えば昨年わが家でノミ大騒動があったんです。
ちび太は現在まだ治療中だけど、オジンは今もストレスを疑ってます。

そして問題のサクラ。保護部屋生活を続けています。
前回記事の後サクラには薬も効かず、ますます消沈してついに動かなくなった。
一時は意識が朦朧として大も小も垂れ流し。
危篤状態とも言える状況にオジンもオバンも青ざめた。
いろいろ試した結果、2種類(スープと固形)だけは口元に置けば何とか食べる。
そしてその後、献身的な介抱の甲斐あってかサクラは奇跡の復活を果たしました。
今では気力も復活して、いよいよ家中探検を始めています。

リンとクウ用の"天空トイレ"はニャーも時々利用します

他の猫たちは変わりなし。
ポニーと大食漢のシロキが食欲落としたけど、既に復活。
体力余っているチキンとポニーを中心にみんな飛び跳ねてます。
ニャー?
平穏な家猫ライフを満喫してます。
ポニーが邪魔しに来ても、オジンがガードしてくれるから大丈夫。
あーあ、ニャーももうトシなんかなぁ。

オジンの横でまどろむのが至極の幸せなんだニャ

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年の始まりはこの子から

2023年01月09日 | ニャー
何と言ってもニャーあってのわが家
オジンを支えて頑張ってます
年の瀬に体調崩して3日ほど絶食
でも年が明けたら回復しました

「わが家の猫たちは殆ど自力で治しちゃいます」

オジンベッドとは離別しても
寝る時以外はオジンと同じ部屋をキープ
互いを視界の中に置いてます
悪戯するチキンやポニーを叱っても
微動だにしない
自分じゃないとわかっているから


オジンの横が定位置です (上はチキン)

最近はリンとクウに残した棚上トイレを使い始めた
"用足し中"に狙って来るポニーやチキンが煩わしい
追う立場から追われる立場へ
そしてオジンに守られる立場へ
(ポニーやチキンも含め) 誰とでも打ち解ける
新しいリーダーの誕生だ

こんなスリーショットが見られるなんて感無量 (奥はクウとリン)

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