今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

悩ましい問題 ~ちび太とイエチビ~

2017年11月01日 | ちび太
立ち往生したゾウにライオンが襲い掛かっています。ゾウのおしりに2匹のライオンが噛み付いてぶら下がっている。悲痛な声をあげながら耐えるゾウ。やがて崩れ落ちるように倒れ、息の根を止めようとライオンが群がります。一方、独り立ちして荒野に出た子ライオンは、何日も獲物がとれずに衰弱して、とうとう動けなくなりました。そこに群がるハイエナとハゲタカ。何年か前に見た、野生のドキュメンタリーのシーンです。

いきなり変な話で恐縮ですが、ちび太がテンちゃんのおしりにぶら下がっているのを見て思い出してしまいました。テンちゃんもあのゾウのように、怪獣声(機械音?)をあげて耐えていたからです。もちろんちび太はじゃれついてただけですが。

              
           「誰だお前は」 子ニャンお得意のお遊びです

ちび太は本当にヤンチャ。事務所のコードはかじりまくるし、書類は破くし、テンちゃんに飛び掛るのは日常茶飯事です。それに対して、テンちゃんは本当にやさしい。怒らないし、あまりにひどいときは手を上げるけど下ろさない。そしてひたすら逃げまくり。本当に怒った時は、あの迫力満点の低い唸り声をあげるだけです。

先日獣医の資格を持つお客さんが来店して、テンちゃんとちび太を見て「こりゃ間違いなくエイズが移ってる」と言ったそうです。それ、実はとても気になっていたことでした。テンちゃんはちび太に何もしないけど、ちび太の方が絡みつく。病院の先生やネットで調べて猫エイズがそんなに簡単に感染しないと知りつつ、あの絡み方はやっぱり気になります。

ちび太のウィルスチェックはまだしていません。いずれにしてもちび太を店で保護し続ける限り、テンちゃんと暮らしてもらうしかないのです。隔離して保護する余裕はもう店にはありません。もしちび太がエイズだったら、養子にいける可能性もぐっと減ります。

              
      テンちゃんの寝床に入りたいちび太と、心配そうなテンちゃん

              
         ついに突撃、テンちゃんたまらずに逃げ出しました

一方わが家に現れたイエチビ。5日目にして、もう玄関と庭先がホームグラウンドになりました。困ったのはニャーです。朝晩は必ず外に出るのが日課で、1日に数回出るときも。リビング前で日向ぼっこしたり道路側で往来を眺めたり。その楽しみがイエチビに奪われた。

              
         ニャーの憩いの場所の台の上、周囲が見渡せます
               今では必ずイエチビが視界に

              
       かつてみうが玄関の"番猫"だったように、今はイエチビが・・

それでも外が大好きなニャーは、イエチビから逃げながらも外に出るように。イエチビはフリーなので、ニャーが出てくれば大喜びでついて回る。ちび太のように飛び掛ったりはしないけど、ニャーの下に入ってゴロンゴロン。ニャーは避けようにも繋がれているので、いよいよの時はイエチビを追い払うしかないのです。(敵意は見せません。)

              
              ニャーのリードにじゃれるイエチビ

こちらも、まずはイエチビのノミ・ダニのチェックをして、ウィルスチェックも急がねば。そして、もしウィルス陽性だったらやっかいだ。ニャンコを保護するときは、いろんなことを想定してかからなきゃいけないと、今更ながらに痛感しております。

    
        ちび太とイエチビは住民票を取得しました(首輪の装着)
            ※ちび太はまだ小さいのでリボンです

さて次の問題は、イエチビのトイレのしつけです。(ちび太は済)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする