大晦日の晩から療養のためにわが家に移動しているテンちゃんです。
わが家ではまずシロキのいる保護部屋に合流。その間シロキにはケージに入ってもらいました。その後は、朝から夜までは2階の旧子供部屋(現洗濯干し部屋)に移動。この部屋は思い切り日当たりがいい特等室です。テンちゃんは昨年のお客さん宅のように唸ることもなく、この2部屋には直ぐに慣れて問題なし。ただ他の猫の気配がすると低く唸りだす。でもケージの中のシロキは気にしてないようでした。
一方他の猫たちはテンちゃんに一目置いたらしく戦々恐々。あのニャーまでが、結石で弱っていたこともあって一目置いた様子。トシの功というか番猫の本領発揮というか、さすがはテンちゃんです。でもテンちゃん自身も弱っているので、威嚇と言っても迫力に欠けて、まあ、お互いに譲り合うような形で初顔合わせとしてはいい案配かも。そんなこんなで今ではシロキともうまくやっています。

絵になるリビングでのテンちゃん
問題のテンちゃんの食欲はますます減退気味で、何だか行動にも切れがなくなってきた。ボヤーッとしていることが多く、自分でも何をしたいのかわからない様子。秋ごろから食欲が落ち始めて、昨年暮れには食べる量も動きも半分以下にまで落ちた。年の瀬には鼻水も垂らして、これはてっきり猫風邪だと思ったのです。もうひとつの気がかりは暮れ当たりから口臭がきつくなってきたこと。口内炎の可能性が高く、ことによるとエイズが発症した懸念もあった。

あれだけ懐いていたちび太は恐る恐るテンちゃんに接近
ところがテンちゃん、正月になると鼻水が治まってしまった。でも相変わらず食べない。ニャーのことでバタバタしていた間にテンちゃんの通院が遅れ、今日になってようやく診察してもらいました。診察結果は慢性腎不全。数値的にはニャーの異常時よりも遥かに悪く、CRE5.8、BUN>140でした。これは残存腎機能がもう1割を切ってしかも尿毒症で食べるどころじゃないという数値。

オジンのPCの上にて
慢性なので昨日今日の話ではないが、ただ、脱水症状を起こしているので数値が高目に出ているかもしれないとのこと。脱水症状? テンちゃんは水をよく飲むのに、みなオシッコになって出ちゃうのでしょうと言われた。トシや腎臓の状態を考えると本格的な治療はできないので、当面は輸液をひたすら流し込むくらい。食欲が少しはあることから、慢性とはいえ最近急に数値が上がった可能性もあり、その場合は点滴することで改善の余地もあるかもとのことでした。

蛇口からの水飲みはわが家でも変わらず
点滴は毎日行った方がいいけど、慢性腎不全が相手ではエンドレスの覚悟が必要。毎日の通院は無理だろうから間隔を空けるか、あるいは在宅での点滴を勧められた。と言われても果たしてこのジジババに針を刺したりできるかどうか。一方、どんな猫にとっても腎臓病は加齢とともに不可避の問題なので、老化現象の一部として自然に受け止める考え方もあるそうだ。我々保護者にとって突然降って沸いたテンちゃんの終活問題、大きな課題となりました。

オジンの膝の上でゴロゴロ
さて、病院の帰りはテンちゃんの古巣であるお店に直行。
まあ、歩いて直ぐの距離なので通院=里帰りなわけです。2週間ぶりに店に戻ったテンちゃん、忘れてるかと思いきやどうしてどうして、古巣に戻ってすっかり安心、落ち着いたもんでした。事務所もスタッフルームも店内の全てがテンちゃんにとっては住み慣れたわが家。早速点検見回りを行って、観葉室の例の場所で水を飲んで、ひとりひとりのスタッフにもご挨拶。そしてスタッフルームのS君やK君にはべったべたの甘え振りでした。

キャリーケースの嫌いなテンちゃんはバッグで通院(待合室にて)

病院帰りは店のいつもの場所で水飲み
そこそこで帰る予定が結局店じまいまで。心なしかはつらつとして見えたテンちゃん、少しでも元気がつけば何よりだ。テンちゃんは余生をどう過ごしたいのか。この点でも、テンちゃんの今後の身の振り方を検討する必要がでてきました。

テンちゃんのいる見慣れた光景がお店に復活しました
わが家ではまずシロキのいる保護部屋に合流。その間シロキにはケージに入ってもらいました。その後は、朝から夜までは2階の旧子供部屋(現洗濯干し部屋)に移動。この部屋は思い切り日当たりがいい特等室です。テンちゃんは昨年のお客さん宅のように唸ることもなく、この2部屋には直ぐに慣れて問題なし。ただ他の猫の気配がすると低く唸りだす。でもケージの中のシロキは気にしてないようでした。
一方他の猫たちはテンちゃんに一目置いたらしく戦々恐々。あのニャーまでが、結石で弱っていたこともあって一目置いた様子。トシの功というか番猫の本領発揮というか、さすがはテンちゃんです。でもテンちゃん自身も弱っているので、威嚇と言っても迫力に欠けて、まあ、お互いに譲り合うような形で初顔合わせとしてはいい案配かも。そんなこんなで今ではシロキともうまくやっています。

絵になるリビングでのテンちゃん
問題のテンちゃんの食欲はますます減退気味で、何だか行動にも切れがなくなってきた。ボヤーッとしていることが多く、自分でも何をしたいのかわからない様子。秋ごろから食欲が落ち始めて、昨年暮れには食べる量も動きも半分以下にまで落ちた。年の瀬には鼻水も垂らして、これはてっきり猫風邪だと思ったのです。もうひとつの気がかりは暮れ当たりから口臭がきつくなってきたこと。口内炎の可能性が高く、ことによるとエイズが発症した懸念もあった。

あれだけ懐いていたちび太は恐る恐るテンちゃんに接近
ところがテンちゃん、正月になると鼻水が治まってしまった。でも相変わらず食べない。ニャーのことでバタバタしていた間にテンちゃんの通院が遅れ、今日になってようやく診察してもらいました。診察結果は慢性腎不全。数値的にはニャーの異常時よりも遥かに悪く、CRE5.8、BUN>140でした。これは残存腎機能がもう1割を切ってしかも尿毒症で食べるどころじゃないという数値。

オジンのPCの上にて
慢性なので昨日今日の話ではないが、ただ、脱水症状を起こしているので数値が高目に出ているかもしれないとのこと。脱水症状? テンちゃんは水をよく飲むのに、みなオシッコになって出ちゃうのでしょうと言われた。トシや腎臓の状態を考えると本格的な治療はできないので、当面は輸液をひたすら流し込むくらい。食欲が少しはあることから、慢性とはいえ最近急に数値が上がった可能性もあり、その場合は点滴することで改善の余地もあるかもとのことでした。

蛇口からの水飲みはわが家でも変わらず
点滴は毎日行った方がいいけど、慢性腎不全が相手ではエンドレスの覚悟が必要。毎日の通院は無理だろうから間隔を空けるか、あるいは在宅での点滴を勧められた。と言われても果たしてこのジジババに針を刺したりできるかどうか。一方、どんな猫にとっても腎臓病は加齢とともに不可避の問題なので、老化現象の一部として自然に受け止める考え方もあるそうだ。我々保護者にとって突然降って沸いたテンちゃんの終活問題、大きな課題となりました。

オジンの膝の上でゴロゴロ
さて、病院の帰りはテンちゃんの古巣であるお店に直行。
まあ、歩いて直ぐの距離なので通院=里帰りなわけです。2週間ぶりに店に戻ったテンちゃん、忘れてるかと思いきやどうしてどうして、古巣に戻ってすっかり安心、落ち着いたもんでした。事務所もスタッフルームも店内の全てがテンちゃんにとっては住み慣れたわが家。早速点検見回りを行って、観葉室の例の場所で水を飲んで、ひとりひとりのスタッフにもご挨拶。そしてスタッフルームのS君やK君にはべったべたの甘え振りでした。

キャリーケースの嫌いなテンちゃんはバッグで通院(待合室にて)

病院帰りは店のいつもの場所で水飲み
そこそこで帰る予定が結局店じまいまで。心なしかはつらつとして見えたテンちゃん、少しでも元気がつけば何よりだ。テンちゃんは余生をどう過ごしたいのか。この点でも、テンちゃんの今後の身の振り方を検討する必要がでてきました。

テンちゃんのいる見慣れた光景がお店に復活しました