今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ミケチビJr.??

2019年09月04日 | その他・一見さん
先日の「ご縁が薄くなったノラたち」の続編第2弾、ミケチビの登場です。
続編第1弾の新顔ちゃんはサクラと改名してカテゴリーも独立しました。しかしミケチビは残念ながら、この5月以降見ていません。

ミケチビが店に現れたのは昨年の10月、それまで店に入り浸りだったモドキの足が遠のき始め、テンちゃんの具合が悪くなって覇気がなくなってきた頃でした。ミケチビは夕方になると現れてモドキやテンちゃんの残りご飯を食べていた。警戒心が強く8mくらいまで近づくと慌てて逃げ隠れてしまう。しかし毎日やって来るうちに少しは慣れたのか、閉店時刻の慌ただしさの中でスタッフの間をウロチョロ駆け回る。店にいる時間も少しづつ長くなっていきました。

店にやって来た頃のミケチビはまだ子猫だった

師走に入って寒くなってきた頃、ミケチビはとっておきの場所を見つけた。生花コーナーの床下を通って土間仕様の観葉展示室に抜ける方法です。どうやら床下で待機して、スタッフが帰宅した後に観葉室に入るらしい。観葉室は弱暖房しているので暖かいのです。それ以来ミケチビは観葉室で食事を取るようになりました。年が明けるとモドキは殆ど来なくなり、テンちゃんの生活はわが家が本拠地に。ミケチビにとっては店も自由も独占状態のハッピーな生活が到来したのです。

観葉室はミケチビにとって寒さを防げる安全な場所だった

しかしノラの生活は千変万化、やっぱりそんなにうまい話は続かない。2月になるとレオ(当時テンチビ)が現れる。レオはミケチビと違って人を苦にしなかった。ノラの生活(そして運命)は人間との距離をどこまで許容できるかによって決定的に変わる。どんなに猫として優れていても、人間社会で暮らす以上人間に馴染めなければ安定は望めない。案の定、ミケチビは店での主導権をレオに奪われ、半分逃げ回る生活に戻ってしまった。頼みの隠れ場(観葉室)もレオから逃げるうちにレオに気付かれ、場所ごと盗られてしまったのです。

しかも春になると、レオが発情して本気でミケチビを追い回す。逃げるミケチビが食事できるようスタッフがレオを遮ったりと、何かとミケチビに助け船を出したけどやはりダメだった。ミケチビは5月上旬を最後に姿を消したのです。やがて眼が覚めて落ち着きを取り戻したレオが、昔のように遊び相手を探しても後の祭りでした。

春には夜にこっそり食べに来る生活に戻ってしまった

<新参子猫登場>
ミケチビが姿を消してから4ヶ月近く経った先月末のこと。自分は非番だったのですが、朝から子猫の声が聞こえたという。姿がなかなか見えないが、てっきりチキンやキリンの兄弟がまだ生き延びていたと思ったそうだ。その子猫は、夕方になってようやく姿を現した。ガリガリに痩せてはいるがチキンたちとほぼ同じ月齢か少し小さく見えた。しかし何より、その子を見たとき誰もがミケチビを思い浮かべたそうだ。

ミケチビの子!? でも計算してみるとミケチビの子にしてはちょっと大きいか。いやいやミケチビが姿を消す前は既にふっくらしていたような・・。いろいろ憶測が飛んでも結局本人(猫)のみぞ知る。その子猫はおかわり2回を含めしっかりと食べた後、またどこかに消えた。そして、翌日以降は誰も見ていません。子猫は一度ご飯にありつくとその場を離れないのが普通だけど、事故か連れ去りか、これまた本人(猫)のみぞ知るとなってしまった。ただ、その日以来続けている置き餌は朝になると必ず空。レオが観葉室から抜け出して食べた可能性もあるが、それにしても一粒も残さない食べ方がレオらしくない。

ミケチビ似の新参子猫はガリガリに痩せていた

今は、何が起きているのかいろいろ試行錯誤で確認中です。めぐりめぐってミケチビに会えればいいけど果たしてどうなるか。 結果は続報にて。

消息を絶つ直前のミケチビは確かにふっくらして見える(再掲)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする