クウとキーと出会ってからもう直ぐ2年。
彼らがもの心ついた頃からの付き合いです。
家にお迎えしてからも1年半。
でも、クウには未だに触ることすらできません。
この7月に「クウを確保せよ」という記事を書いた。
何かしてやりたくても何もできない"家庭内ノラ"状態が続いています。
ひとりでいる時間が多いクウ (右下は今は亡きみう)
それでもわが家にはしっかり慣れて、日々くつろぐクウには癒される。
猫って本当に不思議だな。見ているだけで癒される。
キーとの「ツインズ」も、リンに甘える姿も、本当に癒される。
そんなクウに、突然の試練が訪れた。
「ツインズ」(キーとクウ)は何かと一緒だった
ニャーです。
チキンとキリンを迎えて以来続くわが家の異変。
その動乱最中の先月末に、ニャーがクウを襲いました。
特別仲がいいわけではないが、一緒にいても問題なかった。
その時クウが何かしたわけでもない。
ニャーが突然クウを追いかけ、そして襲った。
クウも保護者も驚いた。
なにが起こったのか。
しかしそれは嘘でも冗談でもなく、
ニャーはその後もクウを見ると眼付けし、追いかける。
初めは応戦を試みたクウだけど、敵わないとみて逃げ回った。
今ではニャーを警戒し、2階のベット下や押入れ奥の隠遁生活となりました。
ご飯のときも下りて来れないので運んでいます。
クウの頼りはリンとキーだけ。
ニャーが外にいるときや、オジン部屋で寝る夜には会えるはず。
でも臆病なクウは、そんな時でも出てこない。
和やかな光景が、わが家からまたひとつ消えました。
リンの隠れ家 (リビング片隅のテーブルと椅子)
※定位置の椅子の上にシロキがいるので床上で待機
クウは心を許す相手が少ない孤独な猫。
周りは賑やかでも、いつも独り。
のんびりした家猫生活を満喫するには
警戒心を解いて緊張をほぐすことだと環境作りを心掛けてきたが、
これでまた遠のいた。
リンの横にはクウが (隠れ生活のリンを慕うやさしいクウです)
でも、かつてみうは同じ状況を打開してリビングの主になった。
リンだって、怖いながらもニャーとの距離を縮め始めた。
クウよ、お前にもきっとできる。
お前が怖がらなければ、ニャーはそのうち気が変わる。
ニャーは本当は、仲間意識の強い子だからね。
とってもかわいい"家庭内ノラ"ちゃんです (再掲)