その後のポニーの話です。すっかり店の子になりました。
事務所前のラック上にダンボールで寝床を作ってあげたところ、大変気に入ってもらえたようで昼間はずっとそこにいます。遊ぶのもご飯もラック上。夜になってレオがレジ室で寝静まった頃、ラックから下りて店の中を飛び跳ねる。昼間下りるのは喉が渇いたりトイレが我慢できないときだけ。
ラック上(屋根下)の住猫、ポニーです(事務所の窓より)
事務所はスタッフの往来が多いのでその度にポニーがご挨拶。今ではすっかり人気者です。レオはポニーに興味があるようでしきりに気にする。これがただの興味なのかそれとも敵対なのかは今のところ不明。しかし当初は怖がっていたポニーの方が少しづつ慣れてきた。最近はレオもラックに上って、箱の中のポニーと(ちょっと緊張感の伴った)お見合いも。
屋根の梁が昼間のポニーの遊び場
さて、ポニーのすぐ後に現れた新参の子猫(新新ニャン)ですが、その後見ていません。その子は当店に来る数日前に、店のスタッフがSCの反対側で目撃していた。何でも親の後を追っているような感じだったとか。どこかでお世話されていればいいのだけど。
ポニーに続いて顔を出した新新子ニャン
(影の関係で写りが悪いです)
と思っていたところ、今度はその子猫の親のような猫が現れたらしい。新新新ニャンです。その猫は気が強そうで、ミセミケ用の置き餌をあっという間に食べて今度はポニーの分を狙ってきた。ポニー危うしだったが、危機一髪スタッフが顔を出してその猫は退散した。しかしそれから1週間くらいしてまたやって来た。今度はレオが相手をし、スタッフ2人をバックにつけたレオが俄然頑張って追い払った。
事務所から人が出て来ないと自分からお迎えに
それでポニーは事なきを得たのですが、それ以来置き餌は止めました。かわいそうなのはミセミケで、店に早く来る以外はご飯にありつけなくなった。本当はその新新新ニャンだって、寒くなるこの時期はたくさん食べて脂肪をつけたいだろう。でも共同生活ができないというか、他の子たちと折り合いをつけられないのはやはり困るわけです。ポニーはまだ子猫。夜に襲われたら誰も助けてあげられないので。
「遊んで~」の催促
チビがニャーに、ちび太やテリーがテンちゃんを慕って居着いたように、子ニャンにはやはりまだ保護者(猫)が必要なんじゃないかな。しかしポニーには誰もいない。レオはちょっと役不足だし下手をすれば敵役になりかねない。ということで、ポニーの頼りはひたすらスタッフです。スタッフからみればかわいさ満点でも、このままっていうのはまず無理そう。本来なら人に馴れてしまえばノラ卒業です。
さてさて、わが家の猫どもにご相談といきますか。
人間はまだ怖い、でも大好き猫になりました
(寝床はホカホカの布団つき)