今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

動いたお役人・そしてオジンの反省

2022年04月19日 | その他(分類なし)
「緊急!」で始めた3日前の記事、昨日18日に大きな展開がありました。
成田の動物検疫所で離れ離れになったウクライナのカリナさんと愛犬レイ君に朗報が。"特例"が適用され、狂犬病予防処置を施せば直ぐにでも一緒に暮らせることになった。カリナさんは既にレイ君との再会も果たし、とても喜んでいるそうです。特例というのは災害救助犬などが入国する際の手続きの迅速化を適用したとか。180日の隔離だとか経費54万が払えなければ殺処分だとか、一時はどうなるかと思いましたが、意外なほど素早かったお役所の対応でした。

ただ、それでめでたしめでたしとはいかない自分がいます。
今回はテレ朝news以外にも多くのメディアがこの問題を取り上げた。そのうちのひとつがYahooニュースに転載され、そのコメント欄には学ぶことが多かった。

まず知ったのはテレ朝newsにも成田検疫所にも相当量の問い合わせや意見があったこと。多分それが役所を動かす原動力になったのだろう。その一方で学んだのは狂犬病の恐ろしさとその予防の大切さ。日本が世界で数少ない狂犬病の清浄国(狂犬病が発生しない国)であること。それを維持するための水際対策の大切さ。コメント欄には、感情に流されるのではなくルールの変更に慎重さを求める声が多かった。カリナさんやレイ君のサポートは、資金をはじめ他の方法でもできるのではないかと。

自分は問題の一面しか見ずに前回のような他人を扇動する記事を書いてしまったのではなかろうか。さらに自分は、この件で募金活動を行っているある団体を素性もよく調べないで紹介している。正直、今は素直に反省しております。今回の件に関しては、自分の記事よりも愛読している石井万寿美先生の記事を紹介しておきます。前述コメント欄に先生のコメントを見つけて記事にたどり着いたのですが、今回の特例を肯定する先生のコメントには批判的なコメントも散見されたことを付け加えておきます。




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