このところ、サクラへの心配事が頭から離れなかった。
サクラの記事が多くなり、3回連続でその異変ぶりと自分の心配を綴っています。
状況は一進一退のようで、長い目で見れば確実に悪くなっている。
これ以上様子を見るのは最悪の結果を招くかもしれない・・後悔だけはしたくない。
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昨年のさくら、まだ元気な頃
次に保護するのは、モドキと決めていた。
そのモドキはここにきて店から離れつつあり、今ではとうとう行方知れずに。
でも時折無事の便りが届く。
家の頭数は限界だし問題は山積みだけど、サクラの保護を決意をしました。
でもどうやって?
かつてと違ってドアを開ければさりげなく避けるように離れるさくら。
警戒心が強く、そもそも今は殆ど食べないので捕獲機も使えない。
それでもわが家を頼って家裏にはやって来る。
食べに来るというより、まるで救いを求めるかのように。
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先月のサクラ、キジロ(手前)にもだいぶ慣れて・・
そのサクラの来訪頻度が少なくなったのは先週初めのこと。
慌てました。
藁にもすがる気持ちで、いつもブログを拝見している「ねこけん」さんに相談してみた。
2日後に来た返事。ブログのイメージとは違って結構冷たかった。
そりゃそうだよ。自分で考え自分で何とかしろということだ。
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ご飯出しても食べないでまどろむ
たまにしか来なくなったサクラ。来ても何も食べない。
家裏でまどろんでいるが、ご飯を出すとおもむろに消えてしまう。
ある考えが浮かんだ。
サクラはモドキのように、他に食べる当てができたのではないか。
わが家には昔の吉見で来ているだけ?
でもその可能性は、空腹でビービー鳴くサクラを見れば1%もないと思った。
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樋の隙間から様子を伺ったり・・
先週の木曜日。
自分が非番のその日、サクラが来たのは昼過ぎでした。
相変わらずご飯を出すと消えてしまったが、そのときは「おや?」と思った。
比較的近くにいて、久々に少し触れたのです。
妻がまだ帰宅しない夜の19時頃、再び勝手口にサクラがやって来た。
ご飯をドアの内側に揃え、開けた途端にドキリとした。
サクラが昔のように真下にいて、ビービー甘え鳴きしている。
千載一遇のチャンスかもしれない。
でも妻はいないし、心の準備もできてない。中の猫たちもそのままだ。
いやいや、ここで迷えばサクラは手の届かないところに行ってしまう。
そっと右手を伸ばしてみる。
かつてのようにサクラの背中を触る。
そのまま撫でると、サクラは少し驚いたようだがその場を離れない。
さりげなくそっとそっと、そーっとそっと、撫でながらお腹に手を回す。
ゆっくりとサクラを持ち上げ、ドアの内側に入れて抱え込んだ。
左手で、勝手口のドアを閉めた。
(その2に続きます。)
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保護当日のサクラ、自分用の寝床の上で
(外暮らし最後の姿)