今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ラブラブ2匹を引き裂いた保護者(とダイフク)

2024年07月23日 | モドキ
本記事は、カテゴリーをまたぐ「2024ノミ騒動シリーズ」の「その5」となります

変なタイトルですが、これはモドキの話です。
オジン部屋押入れの住猫になってしばらくして、毎晩ヒョウを呼び続けた。
すると1階にいたヒョウが呼応してモドキに合流。以後2匹のラブラブ生活が続いた。
モドキは殆ど押入れから出ず、ヒョウはたまに息抜きのように室内や廊下で過ごす。
ところがダイフクのシャンプーを決意した頃、押入れにもノミ糞らしき痕跡が。
以来毎朝押入れを掃除機で掃除し、ノミ駆除スプレーすることになった。

ラブラブのモドキとヒョウ (いつもモドキが奥に隠れてます)

モドキとヒョウは早々に掃除機に慣れ、掃除の時だけ廊下に外して終われば戻る。
そんな2匹の生活がしばらく続いたときだった。
「モドキの背中が禿げちゃってすごいことになってる」とオバン。
そう言えば、モドキは時々凄まじく背中をゴツゴツすることがあった。
モドキの前記時の写真、あれはゴロンゴロンじゃなくて背中が痛痒かったのだ。
で、ダイフクに続いてのシャンプーの順番ををモドキと決めた。

ハゲていたモドキの背中 (オバン撮影・奥はヒョウ)

しかしモドキはやっぱり怖い。
気が小さく穏やかな性格だとわかっても、いざという時の秘めたるパワーが滲み出ていて、とにかく迫力が違うのです。
なかなか手がつかなかったが、このままでは状態が悪化するばかりだとついに決行。
縦横高低、血相変えて部屋中逃げ回るモドキの捕獲には思いのほか時間を要したが、ネットに入れるとおとなしくなった。
いよいよお湯に入れて濡らした後にシャンプー。時々絶望的な叫び声をあげるモドキ。
しかし暴れることなく、ダイフクのように流血もなく、シャンプーはスムーズに終了。
その後自分のケージで乾くのを待つ。攻撃してくるので鋤取りはできなかった。


シャンプー直後のモドキ

その後のモドキは、身体が乾いてケージを開放しても出ようとしなかった。
あの捕物劇とネットで拘束されてのシャンプーがよほど堪えたらしい。
2日、3日とケージに籠城するモドキを出したのは、やがりヒョウでした。
毎夜毎夜2階から呼び続け、そのうちモドキが呼応鳴きし始めて、ついに鳴きながら2階に上がってヒョウに合流したのでした。
それからの2匹は再びラブラブの押入れ生活に戻った。
が、そろそろ大丈夫かと妻が押入れの掃除したとき、ヒョウは部屋から出て廊下で待機したがモドキは自ケージまで戻ってしまった。そしてまた、モドキの籠城が始まったのです。

やがて、再び2階から呼ぶヒョウ。呼応鳴きするモドキ。
モドキが鳴きながら2階に上がっていく気配がした。
ところがその後、モドキはまだ自分のケージの中にいた。
あれ? と思って見ると階段の途中にダイフクが寝そべっていたのです。
暑いのも冷房も嫌いなダイフクは廊下や階段で寝そべっていることが多い。
その夜はダイフクをどかした後も、結局モドキは2階に行けなかった。
そしてその次の日の夜、やはり同じことが。
その時は「ギャッ」という声がしたので、意を決して通り抜けようとしたモドキがダイフクに追い払われたらしい。
結局モドキは再び諦めてしまった。


階段途中で寝そべるダイフクは天の川??

それからのモドキは、ヒョウが呼んでも呼応しなくなった。
おかげで先日はケージ中のモドキを毛布で押さえて、ケージの外側からマイフリガードとノミ駆除スプレーを施せた。
昨日はヒョウを保護部屋に追い込んでモドキと会わせたけど、互いに関心示さず。
モドキの籠城は今も続いてます。
仲睦まじい2匹に水を差してしまったと、ちょっとした罪悪感が芽生えてきたこの頃です。


モドキよ、いつまで入ってる気だい?

※2024ノミ騒動シリーズ
その1 それはちび太から始まった ~ノミとの格闘2024ラウンド~ 2024.6.28
その2 せつないダイフクの改心? 2024.7.10
その3 ダイフクのノミ駆除 (前編) 2024.7.12
その4 ダイフクのノミ駆除 (後編) 2024.7.15

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