家庭内ノラの仲間入りしたサクラです。
口内炎が治ったわけではないけど、他の猫たちと同じように過ごしています。
やっぱり猫は猫らしく。実際サクラは身体の手入れをするようになって、汚れ放題だった毛並みや毛色が随分きれいになってきた。
ご飯のたびに2階の介助部屋に追い込まれることもなく、他猫に交じってキッチンで待機。
介助部屋(物干し部屋=旧子供部屋)に追い込まれるのは薬を飲むときだけです。
家庭内ノラとは言っても、相変わらず保護者は怖いけど慣れてもいる。
身繕いするサクラ (手前はチキン)
薬は定期的に飲んでます。薬剤耐性や副作用を抑えるため極力少なく。
試してみると、まったく与えないとやはり痛がる頻度が多くなる。
逆に所定量与えても食べ物が患部に当たった時の痛みは消えないようだ。
(注:これはあくまでもサクラの場合です。)
処方箋は1日半錠だけど、今は2日に半錠与えています。(ブレドニゾロン5mg)
これで普段はまったく平穏な生活。
食事中時折グアッとのけぞり首を振って吐き出すけど、気を取り直すと続けて食べる。
この気を取り直すところが実はサクラの大進歩で、介助を卒業した所以です。
暑くなってくると、サクラは洗面所から2階の介助部屋へと居場所を戻した。
介助部屋は風通しがいいし冷房のサービスもある。
それに何と言ってもご飯を運んで来てくれる。猫は楽することの名人です。
薬以外の飲食は介助抜きでサクラの自発性におまかせ。
部屋は常時開放だしトイレ付だし、何ひとつ不自由のない天国のような生活だ。
出窓のサクラの位置(右側)にヒョウが、サクラは中央
と思っていたら問題が発生? ヒョウがちょくちょくお邪魔に来だした。
でもサクラはまんざらでもない様子。
ヒョウは滅法愛想がいいし、2匹の暮らしも刺激があっていいもんだ。
と、サクラが思ったかどうかは定かでないけど。
でもやがてさらなる問題が。ダイフクまでが介助部屋に顔を出すようになった。
やはりダイフクは怖い。かつてサクラはいきなり襲われたことがあったのです。
ダイフクとヒョウが左側、サクラは定位置
これならサクラも問題ないけど・・
ダイフクは1階2階、そして2階のサクラ部屋(介助部屋)とオバン部屋を行き来しつつ、次第にヒョウのいるサクラ部屋に来ることが多くなった。
当初はサクラだけでなく保護者(オジン)も緊張したけど、案ずるより産むが易し。
穏やかになったダイフクにサクラも気付いたのか、普通に共存するようになったのです。
でも、問題はあった。
ダイフクとヒョウが出窓を占領すると、サクラが追い出されるはめになる。
ダイフクとヒョウが左右に、サクラあぶれて居場所なし
サクラは再び1階2階を放浪する生活に。
しかし今のサクラは逃げてばかりじゃない。そのうち同じ部屋の鏡台の上に陣取った。
こうして3匹の2階での生活が始まったのです。
その後、ヒョウがオジン部屋の住猫となったモドキに呼ばれてサクラ部屋から消え、冷房嫌い?のダイフクは2階廊下を中心にオバン部屋とサクラ部屋を半々に。
サクラの落ち着いた生活が戻りました。
たまにリビングで外を眺めるサクラ、家猫らしくなってきた