今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

平穏な暮らしのようだけど

2024年02月17日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
キジロが愛情寝床を使ってくれました。
最初は1月21日、その日は前夜から本降りの雨でした。
朝早くに妻がずぶ濡れで勝手口にいるキジロを確認。食べた後左方向に消えたので、雨宿りかな?と思って確認すると寝床に入っていたと言う。
早速確認して、感動しました。
サクラがいなくなった昨冬からキジロ用に調整を続け、初めて使ってもらえたのです。
しかしその日は午後16時頃になって雨が止むと、いつの間にか寝床から消えていた。

初めて愛情寝床に入ったキジロです

2回目は朝からやけに寒かった2月5日、午後から降り出した雨が夜19時頃になって雪に変わった。ちょうどその頃キジロがびしょ濡れでやって来た。食べた後確認したら寝床に入っていた。
実はこんなこともあろうかと、寝床の毛布を日干ししておいた。しかもその日は夕方になってカイロを2つ入れておいたのです。読みがドンピシャでした。
ところが雪が止んだ夜中の23時過ぎ、勝手口で鳴き声を聞いた妻が確認するとキジロがいておねだり、食べた後は寝床には入らず消えてしまったと。
キジロに催促されたのは初めてだと妻が言った。
そう言えば自分もキジロの催促鳴きを聞いた事がない。いつも静かに、こっちが気づくまで勝手口の下で待っている。

この時のキジロはとても暖かそうだった

キジロが寝床を使ったのはこの2日だけ。他は氷点下の寒い夜でも使うことはなかった。
思うにキジロは他にもっといい場所を確保しているのかもしれない。
そのキジロですが、先日は夜になって妙な状況で現れた。
その夜は時折猫の叫び声が響きわたり、その必死の鳴き方が捨て猫のそれに似ていて、もう何年も聞いていなかったが、放ってもおけず外に飛び出して探し回った。
しかし鳴き声は自分を避けるようにこっちに行けばあっちから、あっちに行けばこっちから聞こえ、懐中電灯の光では視界も限られて、結局見つけることができずにそのうち聞こえなくなった。
家に入って勝手口からもう一度確認すると、キジロがいたのです。
キジロは勝手口に背を向けて、落ち着いた様子で辺りを見回していた。
その翌日の夜も捨て猫らしき声がして、勝手口を開けるとキジロがいた。
キジロは食べ終えるとそのまま消えてしまい、鳴き声も聞こえなくなった。

鳴き声はその2日間(の夜)だけで、それ以後聞くことはなかった。
後になって思うのは、あの鳴き声はキジロだったのかもしれない。
初めて聞くキジロの発情鳴き? 真相は不明だけど、捨て猫よりは可能性が高そうだ。


深夜、キッチンからの漏れ明かりに浮かんだキジロ

最近になってキジロは大怪我をしました。
久々に夕方まだ明るいうちに来たキジロ、例によって引っ付き虫を取ろうとして、首に手を回したその感触の異常に驚いた。
見ると首から喉にかけて大きく毛が剥げ、その中心には長い深傷が。
傷は生々しく血が滲んでいた。

 
首から喉にかけてざっくりと・怪我の原因は不明です

捕獲して医者に診てもらうことも考えたけど、できればネットに入れての診察は避けたい。
取り合えず動物用の抗生物質、止血剤、消炎鎮痛剤を処方して様子を見ることにした。
ここに来て傷口も乾いて来たので、今は抗生物質の投与を続けています。

食べてるときは気づかなかった左首の怪我

これまでキジロは自由で悠々自適な暮らしを満喫しているように見えた。
食べ物さえ確保できれば、ノラの生活もこれまた楽し?
でも種族保存の本能に縛られるすべてのノラは、自由を謳歌するなんてことはない。
なぜならその本能は、種族保存のためには命を賭すことさえ要求するからだ。
だから、ノラでいる限りいつも危険と隣り合わせ。
平穏に見えても、つかの間の平和を享受しているに過ぎないのです。
現在満員のわが家の保護部屋。やっぱりキジロのために、早く卒業させないと。

下の3枚はビデオから場面取りした写真です


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