今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

レオとモドキ ~その2・モドキの巻~

2020年06月13日 | モドキ
いつも悠然と落ち着いて、慌てることがない静かな猫。
その姿はノラとしての風格と悲哀を漂わせている。
スタッフには親近感を示すが、「シャー」もやる。
他猫に引けは取らないが、喧嘩好きではない。

そんなモドキは、この春以降店にいることが特に多くなった。
昼間は店裏の草むらに、SC建物の工事が始まってからはもう少し遠くに。
夜は誰もいない店の中で過ごしているようだ。
朝に店の喧騒が始まると消え、昼に一度顔を出し、日が暮れるとまたやって来る。

事務所の入り口に入って休むモドキ

かつて3度ほど店の子志願を表明したモドキ。(過去記事「頑張って3年」他参照)
夜の店内で当時の思い出に浸っているのかもしれません。
今、静かにさりげなくではあるけれど4度目の機会を感じます。
しかし今回も店にはココレオが、わが家も飽和状態だ。
モドキにはまたしても、順番を待ってもらわなければなりません。

夜の店内でくつろぐ

モドキが朝から顔を出すようになった理由は他にもある。
夜に来店していた頃は、レオとうまく"時差活動"していた。
ところが来店が遅くなりすぎて食事番の自分や妻と会わなくなり、やむを得ず置き餌をするようになった。
と言っても、こちらの帰宅とモドキの来店はせいぜい1、2時間の差。
その間隙を縫って、新猫が現れた。

こっちが近づくと、ゴロンゴロンで誘ってくる

その新猫は姿を見せないが、置き餌の嗜好と食べ方でモドキでないことがわかる。
ご飯にありつけなかったモドキは、朝に食事番が来るのを待つことになったのです。
でも、それでモドキが店の近く(例えばSC内)にいてくれれば大歓迎。
しばらくはココレオとの遭遇に気を付けつつ、先ずは住民票の発行を目指します。

今もご飯待ちはスタッフルームの前で

最近はかつてのダイフクの島を継いだか如くの情報があるモドキ。
そのエリアは交通量が多く危険だ。
どんなにノラとして箔をつけても、明日をも知れない生活に変わりはない。
実際、あれだけ店にいたモドキが自分が非番の昨日今日は姿を見せないそうです。
せめて、"確かな明日"を提供することから始めよう。

裏駐車場にいたモドキと出会ったら、やっぱりゴロンゴロン

<追伸>
文中の「新猫」くんに関してはまだ写真がありません。ただここにきてスタッフにチラ見されており、「レオに似ていた」「ココに似ていた」と証言もいろいろ。ついに昨夜は妻もチラ見して「ミセミケに似ていた」と。さて、正体が判明次第報告する予定です。


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