今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

二匹の関係

2017年01月15日 | (故)みう(おかあさん)
家の周囲では距離を置かれていた最近のおかあさん、暮れのソトチビの記事(12/30)の中で書いたように、家から少し離れればどこからでも寄って来ます。自分にニャーの痕跡がなければ、家の周囲でも大丈夫に。

      
     <おかあさん>カイロ替えるの待ってるんだニャン

さて、ソトチビとの関係がどうなのか、ということの続報です。
大寒波が襲来しつつある5日ほど前の夜更け、勝手口から家裏に出るとおかあさんが寝床の横に座ってました。近寄ると、箱の前ですりすりのゴロンゴロン。寒いのにどうした、寂しいのかな、などと思ったとき、暗闇の中でバサっと音がして黒い物体が去る気配が。その気配は3mほど先の風呂窓の下の台に乗って、こっちを見ている?  と、おかあさんも移動してその物体と並んだのです。

         
          風呂場の窓下の台(再掲)

裏家の明かりで少しは見えたのですが、その物体が何だか確認まではできなかった。でもおかあさんの行動からしてそれはソトチビに違いない。ということは、暖かい寝床をソトチビに譲っておかあさんが外にいた?  うーん、この二匹の関係は。

      
      ソトチビ:今年は元日の夕刻にも"挨拶"に来た
(写真では食べてばかりだが、実際にはポヤーっとこっちを見てることが多い)


簡単におさらいすると;
一昨年の秋に現れたソトチビが寒くなっておかあさんを連れてきて、家裏に用意した箱の中で温め合いながら寒い冬を過ごしました。昨年の春になるとソトチビは徐々に拠点を変え、そのうちお母さんを残して姿を消したのです。しかし夏を過ぎた頃、お礼参り(?)で何度かやって来たのですが再び音沙汰なく。それが、師走になって不審者のように・・。まあ、おかあさんはわかっていたのでしょうが、こっちは何事かと焦りました。ソトチビだとわかったのが冒頭に述べた暮れの記事です。

ソトチビは強面の外見とは裏腹に、おかあさん思いのやさしい子です。おかあさんもとても面倒見がよいニャンコで、当時はせっせとソトチビの世話をしていました。

         
      二匹:中の良かった一昨年の暮れ(再掲)

それは3日前の晩のことです。
家裏に出たついでにちょっと寝床の様子を伺うと、何とソトチビが顔を出してる。入口の方に陣取って、中におかあさんがいることは雰囲気でわかりました。そういえばこの箱(内箱です)は昨年も二匹で愛用した箱。ソトチビが成長した分、少し小さくなったかな。 ソトチビはおかあさんのように懐いてないので、お邪魔しないようにそっと家に入りました。


それにしてもわからないのがこの二匹の関係。
これまで勝手に「親子」としてきましたが、果たして親子なのか兄弟なのか赤の他人(猫)なのか。まあ、夫婦ということはなさそうですが。

いずれにしても、ノラの間でこんなに長く"良好な関係"を保てるものなんだろうか。しかも何ヶ月も途切れ途切れで。確かに微笑ましい仲良しノラの話はたくさんあるけど、そんなに長くは続かないってのが定説のようだ。

もしかしたらソトチビとおかあさん、ノラニャンコとして新しい境地を切り開きつつあるのかもしれません。



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