先日、ある記事でチキンのことを破壊神と書いてしまいました。破壊神と言えば忘れもしない、今は里親さん宅で恙なく暮らしているハリーです。(過去記事「破壊神降臨」参照下さい。) チキンはそんなにひどいことはなくて、まあ「オイタな子ニャン」と言ったところでしょうか。
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毎日悪戯に余念のないチキン
わが家に来て5ヶ月。その間本当にいろいろなことがあったけど、チキンの強みはとにかくマイペース。でも子ニャンにマイペースを許す周りの猫たちもいい家族なんだなと思います。保護者として困るのは壁で爪を研ぐこと。爪とぎをいくつ用意しても使わず、キャットタワーの爪とぎはあっという間にボロボロだ。それにゴミ箱漁りも悩みの種。キッチンやゴミ袋から何か持ち出しては遊んでいます。何と言うか、もうそれが楽しみで癖になっちゃてる。コラッ、と怒ればますますハッスルしてやりだすので手が付けられない。
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自慢気に"戦利品"をくわえて
他の猫たちが困るのは何と言っても安眠妨害。とにかく遊び相手が欲しくて誰彼なく絡んでいく。逃げようものならしめたとばかりに追いかける。でも結局相手をするのは人(猫)の良いシロキとちび太。もっともシロキはおデブで直ぐに疲れるので、もっぱらちび太が相手となりました。ところがチキンはエンドレス。ちび太が熟睡しているときでもかまわずに「遊んで~」と絡みつく。傍で見ていてもちび太のイラつきがわかります。
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チキンはちび太兄ちゃんが大好き
人だろうが猫だろうが、どんなに怒っても避けてもくっついてくる。とにかく誰かと一緒にいれば安心なチキン。この人懐こさ猫懐こさが真骨頂のチキンは、結局何をしても許されちゃうのです。でも子ニャンってみんなそうなんだよね。親離れしてるのに、子ニャンの特権をフルに使って立派に世渡りしている。昔は人間の子にもそんなのが結構いたけど、今じゃ殆ど見ませんね。
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シロキおじさんの傍なら安心だ
そんなチキンにも生死の分かれ道があった。5ヶ月前にあの小学生の姉妹が衰弱したチキンを保護して店に連れて来なかったら、果たして小さな命が繋がったかどうか。しかしその後は4人の里親さん候補が現れたのにみんな流れ。当方の審査が厳しいのかもしれないが、里親さんが決まることと本人(猫)が幸せになることは同じじゃない。猫がのびのびと暮らせないなら何のために保護したのかわからないわけで、ニャン保護活動を行うのなら、猫に寛大な本当の猫好きを見抜く目を持たなければならないと思うのです。
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柔軟体操? いえいえ単なる寝相です
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