今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ひそやかに生きる

2020年08月21日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
相変わらずテーブル下でひっそりと暮らしているリン一家。
それぞれ苦手な相手がいて、逃げ回る日々が続いている。

ちょっとした諍い。
ずっと同じ屋根の下にいるのでお互いに認めた存在。
強弱でも優劣でもない、要は気の持ちようなんだけどな。


いつものリビングテーブル下で(手前キー、右椅子上リン、床奥クウ)

いわば日陰の存在。
皆と一緒に窓辺で外の匂いを嗅ぐことも日に当たることもない。
他のネコたちが寝静まると、つかの間の自分たちの時間を満喫する。

家裏にやって来た数か月後に一家そろってお迎え(保護)した。
あれから2年半。
一家の行動範囲はとても狭く、キーとクウはいまだに保護者をも怖がる。


久々一家で食事中

あのまま外にいたら、この一家はどうなったのだろう。
キーとクウは親離れしてうまく暮らしていけただろうか。
子育てを繰り返したであろうリンは、毎回うまくできただろうか。
当家より上質のサポートを、どこかで得ることができただろうか。

外の世界は自由で開放的。
でもそれは試練を伴う甘い誘惑。
明日をも知れない過酷な世界でもあるからだ。
とは言え、今の不自由な生活だって不憫だよな。

ツインズ(キーとクウ)は相変わらず大の仲良し

この一家はどちらを選ぶのだろう。
いや、彼らは比較したりはしない。
一家に限らず、ネコたちは降りかかる運命を受け入れるだけだ。

だから人間が考えてあげなければ。
なぜならここは、ネコ族ではなく人間の社会だからだ。
大切なことは彼らの生活を比較することじゃない。
彼らの気持ちを理解し、プライドを尊重することだと思うのです。

やっぱり家族:リンは今でもキーとクウの拠り所です


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