今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ダイフクの暮らしを想う

2017年04月20日 | ダイフク
一ヶ月振りの登場となったダイフクです。
今日は久々に会いました。
前回の記事では「幸せになろうぜ」とカツを入れたんですが、その後あまり来なくなった。記事の直後にニャーモドキと不思議な対峙して、ダイフクが譲った形で事は起こらなかったその日からです。もっとも、昨年の3月4月も急に来なくなったので他に理由があるのかも。

今は一週間に一度くらいのペースで食事して帰ります。訪問頻度が減ったのか、訪問時間が遅くなって会わなくなったのか、どちらなのかわかりません。

          
          こっちが気付かないと小さな声でアッピール

冬になるとよく来るようになる、というのは何か意味があるのだろうか。一週間も空けるということは、他所で食事にありついていることは間違いない。ダイフクだけでなくソトチビも含めて他のノラたちもだ。でも、いったい何処でどんな風に。

K君は、400mくらい離れたコンビニで人がたむろする脇にいるダイフクを見たと言う。そこでおこぼれをもらっているのだろうか。しかしそれでは生活が希薄すぎるので、やはり何処かに餌やりさんがいるのではないか。その人が寒さが苦手で冬は休みがちになるとか。

いずれにしても街中のノラのこと、自分で狩りをして獲物にありついているとはとても思えない。彼らは誰かに頼って生きているのだ。しかもその相手の確実さを推し量る術もなく。

何というはなかい生活なんだろう。でもいつも前向きで、時として楽しそうでもある。先のことなんてわからない。その日がすべて。いいことがあれば、その幸せを思い切り噛み締める。

それは、ある意味悟りを開いた者の生活なのかもしれない。

          
            今日のご飯を今生の喜びといただく


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保護猫テンちゃん

2017年04月19日 | (故)テン
テンちゃんの手術は先週の月曜日に無事終了、その後の経過も順調です。と言うか、順調すぎて何の変化もない。本人(猫)の名誉のため"あそこ"の写真は割愛しますが、外観も行動も以前のままです。

          
          手術前に再び見せてくれたつぶらな瞳

先生は「一週間くらいでしぼんでくる」と言っていたけど、ネットなどで経験談を読むと実際にはもっとかかるらしい。ゆっくりしぼんできて、同時に雄猫特有の頬袋(防御のための脂肪のかたまり)もとれて顔がすっきりしてくるそうだ。

つまりその頃まではスプレー行為は止まらない? さらに、高齢ニャンコでは手術してもスプレーが止まらないケースもあるとか!

          
   唯一の変化は、シャッポが好んだこの体勢をよく取るようになった
          (あっ、草葉1枚で何とか隠れてます)

          
                机の上でも頻繁に
           でも患部を舐めてるわけではない

で、結局以前と変わらずに暮らしています。暑くなってきたのでそろそろ寝床の箱も不要に。網戸で風通しをよくして、事務所では高いところに乗り降りして運動しています。

          
          高いところから見回すのが大好き

夕方になると騒ぐので最近は、リードを2本つないで3mほどにして、出口を開けて事務所の中外を移動できるようにしました。外ニャンがあまり来なくなったこともあって今は落ち着いています。

リードにも慣れてきたので、昼間は比較的長い時間外で過ごすことが多くなった。やっぱりニャンコ、外は気持ちがいいようです。

          
          虫取り日光浴はとても大事な日課です

でも、いろいろ悩みます。
そもそもニャンコを、リードでつないで生活させることがどうなのか。妻は「そこまで自由を奪って幸せにしたと言えるんかい」と大反対です。自由に出入りできるようにして、それでどこかに行ってしまうならそれは本人(猫)の問題だと。

これは「ノラたちの幸せを願って」や「シャッポ」のカテゴリーで書いてきた、主義信条や思想の問題なんです。手術という自然ではあり得ない手段で本能の呪縛から解き放たれたとき、本人(猫)たちは何をしたいと思うのだろうか。

とりあえず人間社会の都合の話は別にして、将来の判断などできないニャンコに判断を委ねることが妥当なのか。R(リリース)すれば、はじめはビビリで周辺にいても、そのうちふとしたきっかけでいなくなって、また疥癬が再発して・・。 いや、一度保護したのだからそれはRじゃなくて捨てたのと同じだろう。

一方このままでは、店で他のニャンコと共存できるかという問題がある。現実的にも思想的にもいろいろ悩みながら、でもテンちゃんの保護だけはしっかりと続けていきます。

          
        必ず日陰で休めるようにすることも大事なこと

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニャーモドキとカブキ

2017年04月18日 | モドキ
二匹とも店ではまだ住民票を取得していません。
しかし随分慣れた様子で、スタッフ事務所では仕事に集中していると知らない間に入ってきてたりするそうです。(アドミ事務所にはテンちゃんがいるので入れず。)

ニャーモドキは先月の初見参以来1ヶ月ほど、毎晩7時頃に定期便のようにやって来た。カブキは夜遅くまで残っているとたまに会います。特にニャーモドキは食べ終わっても帰らずにスタッフのそばからじっと見つめてきたり、何か言いたそうな雰囲気。しかし、無視されるとそのうち姿を消す。

カブキは食べ終わったらさっさと退散。どちらもポンやダイフク同様、SC(ショッピングセンター)の外からやって来る"通い"の状態です。その点では、昨年の今頃現れてそのまま店に居ついたチビやシャッポとは違う。もともとが流浪の身なのか、本拠地が別にあるのかはわかりません。

      
        
          
            
    店内のここかしこに場所を変えてスタッフを見つめるニャーモドキ


急に暖かくなった先週末あたりから、ニャーモドキもカブキもダイフクも見なくなった。
ところが昨日は仕入れから戻った夜の9時過ぎにニャーモドキと遭遇。ことによると来なくなったというより、来る時間が遅くなって会わなくなったのかもしれない。

もし別に本拠地があるのなら、それはどんなところだろう。無責任なエサやりさんに頼ってなければいいが。店はSCのはずれにあってしかも裏側は人通りがなく草むらも多い。トイレも用意してあるし、数匹程度なら生活の保証もある。しかし、選ぶのは彼らであって我々じゃないのです。

でも住民票を発行できたら(名札付首輪つけ)、手術をして里親探しを始めます。一匹でも多くのノラが、この店を通じて家族をみつけることができたら何よりです。

         
                  カブキ
       このとき後半分(特に左側)が茶色く変色していた
            何か異常でなければいいけど・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

案ずるより産むが易し?

2017年04月16日 | (故)みう(おかあさん)
暖かくなり始めたこの頃、家のソトチビや店のダイフク、ニャーモドキ、カブキなどノラたちをあまり見なくなりました。ソトチビやダイフクは昨年もこの時期に来なくなった。そしてチビやシャッポが店に来た。どうやらこの時期は、ノラたちが新しい生活の場を探して出歩く時期なのかもしれません。

それに対しておかあさん、ニャーとの一件で移動したくなったのではと心配でしたが、今のところ家裏から移る気配はないようです。ただしニャンコのこと、シャッポがそうだったように、いなくなるときは唐突なんだろうな。

          
            暖かくなれば寝床も不要に

昼間も夜も見かけないことが多くなったけど、雨の日や朝方は必ず家裏で休んでます。晴れた日の朝は隣の物置の屋根。もっと暖かくなると、駐車場の車の上に場所が変わるはず。生活サイクルが安定しているおかあさん、手術の跡もないのに発情している様子もない。うーん、もしかしたらトシなのかも。

          
          朝は物置の上から(自分とニャーに)挨拶?

寝床にいるときのおかあさんはとても懐っこいです。覗くと直ぐに出てきて、足元で思い切り甘えます。ただ寝床以外のところでは、近づくと離れます。

          
           喉の音(ゴロゴロ)はまさに機関銃

まだ家の中に興味があるのか、伸びをして勝手口の空気口から中を覗くこともしばしば。時折外を見るニャーと鉢合わせしてギャッ。そんな光景を見ていると、おかあさんのお迎えも案ずるより産むが易しなのかなあ、と思い始めた今日この頃です。

          
          かつてのハナのように小型のおかあさん


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暗雲? おかあさんのお迎えとニャー

2017年04月14日 | ニャー
ニャーが失声症から回復しました。
先月末にニャーの記事を書いた翌日に、いきなり声が出なくなったのです。本人(猫)も一生懸命鳴いているのに声が出ない。しかも初めは完全口パクでした。

          
        口パクでも他は普段と変わらなかった

しかし1日後にはかすれた無声音で鳴くようになって、次の日は弱々しい子猫のような声が漏れるようになって、その後も徐々に回復して、2週間経ってほぼ大丈夫かなという感じになったのです。もともとしゃがれ声のニャー、以前の声質をはっきりとは覚えてないので感覚的ではあるけど。 当初は猫風邪だの喉の病気だの異物を飲んだのと、いろいろ心配しましたが声が出ない他はいつもとまったく変わらず、様子を見ているうちに治っちゃった。

          
       <得意のポーズ再び>声が戻って何より

さて、これが病気じゃないとすれば原因は・・、そう言えばあのとき3日間ほど石油ストーブが不完全燃焼していた。あるいは大方の推察通り心因性ストレスか。ストレスとすれば原因は? あの大脱走からは5日も経っていたし、となると保護者である自分に原因が? それで思い当たるのがおかあさんとソトチビです。

           
  朝は物置の屋根で日向ぼっこするおかあさんを眺めたくて
          (ベランダに出たくてそわそわ)

ニャーは家の周囲にいるおかあさんとソトチビの動向が大変気になるようで、リビングから、そして勝手口(の空気口)から、行ったり来たりの見回りチェックに余念がない。特に勝手口では、自分が頻繁に出入りしておかあさんたちの世話をしていることを理解しています。なので機嫌が悪くなったり、外散歩のときはその場所に近づかなかったり。

          
     外に出るとまず最初におかあさんたちの存在確認

あの大脱走以来、ニャーは敷地外の散歩にも自信をつけてきました。と言っても車やよその人にはからっきし駄目で、店時代の姿にはほど遠い。 でも、何事にもどんどん自信をつけていることは確かです。

          
       ゆったりと道を歩く姿は店時代を彷彿させる

調べてみると思った通りで、ニャーがおかあさんを追いかけるのは敵対行動ではなく狩り行動なのだそうです。おかあさんを見るニャーは威嚇するわけでもなく、鳥を狙うときとまったく同じ。何よりおかあさんがニャーよりずっと小さいので、二匹の優劣はもうついているのでしょう。(ちなみに、ソトチビもおかあさん同様小型のニャンコ。)

おかあさんはもともと少しぽやっとした感じの温和なニャンコ。ニャーが来た当初は鼻先でゴロンゴロンお腹を見せていたけど、家の中でいきなりニャーに襲われてからは怯えるようになった。どうやらその怯えが、ニャーの狩り行動を助長するらしいのです。

          
      家の周囲で草を食べる(ニャーは若芽が大好き)

そんなときは、弱い方のニャンコが追い詰められないようにキャットタワーなど工夫して逃げ道を確保してやると、そのうち自信がついてくるんだそうです。自信がつけば対等になって、仲良し二匹も夢じゃない? でも、もともと外にいるおかあさん、これ以上逃げ場と言っても・・。

          
        シッポの付け根は気持ちのいいポイント
        (でも長い時間やるとストレスになる)


平和的に進むことが大前提なので、このままでは破談になってしまいそうなおかあさんのお迎え。暖かくなっておかあさんを見かける機会も減ってきました。何か即効性のあるいい方法はないものだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする