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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

ターン

2011年12月13日 23時26分19秒 | 読書事
北村薫さんの「ターン」読了。

先に読んだ人の「矛盾がある」発言の理由がわかった。

北村さんは「SF」の人では無いっていうのが感じられた。



この2点で、わたしは得をしたと思ったらいいのだろう。

矛盾の点の一番は後半に出てきた「K」なことは北村さんも述べている。

が、

その時点で、それまで作られていた世界観が「SF」じゃなくなってしまっていた。

なんだかなぁって感じでした。



それ以前の世界観は十分「SF」だったのでちょっと鬱。

結末は満足感があるのだが、その直前で子供だましになってしまったのでちょっとSigh。



SFにしてしまえばっていうか何故、以下の設定にしなかったのかが理解不能なのだが。

記述が無いのでわからないが、連載だったので途中で変えられなかった?

SFの素養が無いのでSFな人に相談できなかった?

「K」は知らない間に主人公の世界に巻き込まれてしまっていた=故に同じ世界に共存する=必然的に出逢う運命だった、にしておけば全く問題が無い。

これだと「K」と主人公のやりとりがダメになる?

作者が伝えたいことが伝わらなくなる?



そんなことはない!!

逃げおおせれば、5分間だけが2人の共有時間。

その愛憎を描くのは北村さんには酷なのかも。

あとがきでも北村さんは自らの設定に対して明らかに間違った説明をしているし。

「K」の部分を直して、そのまま映画にしたらものすごく面白い映画になること請け合いです。

Happy Birthday to …

2011年12月13日 23時24分45秒 | 私的事
もう、

ちょっとで、

あれですね。





じゃ、

またね。

もうすぐ討ち入り

2011年12月13日 08時14分24秒 | 思考事
もうすぐあの日です。

そう、討ち入りです。

あの日、あの時、あの場所で、赤穂の浪人たちが、吉良のお殿様に、討ち入りに行った日です。




















でも本当の暦では、

1月30日です。

しかも、明けて午前4時くらい。

だって、旧暦なんだもん。

今の時間感覚だと赤穂浪士の討ち入りは

1月31日の午前4時くらい。

年末のドラマの気分じゃ無いよね、これじゃ。