北村薫さんの「ターン」読了。
先に読んだ人の「矛盾がある」発言の理由がわかった。
北村さんは「SF」の人では無いっていうのが感じられた。
この2点で、わたしは得をしたと思ったらいいのだろう。
矛盾の点の一番は後半に出てきた「K」なことは北村さんも述べている。
が、
その時点で、それまで作られていた世界観が「SF」じゃなくなってしまっていた。
なんだかなぁって感じでした。
それ以前の世界観は十分「SF」だったのでちょっと鬱。
結末は満足感があるのだが、その直前で子供だましになってしまったのでちょっとSigh。
SFにしてしまえばっていうか何故、以下の設定にしなかったのかが理解不能なのだが。
記述が無いのでわからないが、連載だったので途中で変えられなかった?
SFの素養が無いのでSFな人に相談できなかった?
「K」は知らない間に主人公の世界に巻き込まれてしまっていた=故に同じ世界に共存する=必然的に出逢う運命だった、にしておけば全く問題が無い。
これだと「K」と主人公のやりとりがダメになる?
作者が伝えたいことが伝わらなくなる?
そんなことはない!!
逃げおおせれば、5分間だけが2人の共有時間。
その愛憎を描くのは北村さんには酷なのかも。
あとがきでも北村さんは自らの設定に対して明らかに間違った説明をしているし。
「K」の部分を直して、そのまま映画にしたらものすごく面白い映画になること請け合いです。
先に読んだ人の「矛盾がある」発言の理由がわかった。
北村さんは「SF」の人では無いっていうのが感じられた。
この2点で、わたしは得をしたと思ったらいいのだろう。
矛盾の点の一番は後半に出てきた「K」なことは北村さんも述べている。
が、
その時点で、それまで作られていた世界観が「SF」じゃなくなってしまっていた。
なんだかなぁって感じでした。
それ以前の世界観は十分「SF」だったのでちょっと鬱。
結末は満足感があるのだが、その直前で子供だましになってしまったのでちょっとSigh。
SFにしてしまえばっていうか何故、以下の設定にしなかったのかが理解不能なのだが。
記述が無いのでわからないが、連載だったので途中で変えられなかった?
SFの素養が無いのでSFな人に相談できなかった?
「K」は知らない間に主人公の世界に巻き込まれてしまっていた=故に同じ世界に共存する=必然的に出逢う運命だった、にしておけば全く問題が無い。
これだと「K」と主人公のやりとりがダメになる?
作者が伝えたいことが伝わらなくなる?
そんなことはない!!
逃げおおせれば、5分間だけが2人の共有時間。
その愛憎を描くのは北村さんには酷なのかも。
あとがきでも北村さんは自らの設定に対して明らかに間違った説明をしているし。
「K」の部分を直して、そのまま映画にしたらものすごく面白い映画になること請け合いです。